ヒナまつりは大武政夫原作で2010年からハルタで連載されている作品です。2018年4月に待望のアニメ化がされました。ある日突然家に来たサイキック少女とインテリヤクザのドタバタな毎日を描いたSFギャグ・コメディ、時々涙ありの作品です。今回はそんなヒナまつりの主人公ヒナと新田のご紹介をします。
目次
新田とヒナ、二人の出会い
ある日インテリヤクザの新田が家で趣味のツボのオークションや品定めをしていると、新田の頭上に謎の物体が落ちてきました、その物体には謎の女の子が入っていて、なんかの見間違いだと一日放置しますが、朝になってもその物体は消えてませんでした。意を決しその少女に話しかけ、謎のスーツから開放してあげた瞬間から新田の日々は激変するのでした。
脅迫されて同居することに
謎の少女の名前はヒナといい超能力者で、その超能力で新田のツボを破壊する始末。何者かという問いには名前と超能力者ということしか教えない少女。追い出そうと出て行けと怒る新田ですが、超能力でコレクションのツボを壊されそうになり、ツボを人質にされて仕方なく居座らせることにします。ヤクザが少女に脅迫される瞬間でした。
良いやつすぎる新田
いやいやで部屋においてあげてる新田ですが、食事の準備、片付け、お買い物から身の回りの世話を自然とやって上げます。新田は過去にも実家の親と妹がだらしなかったので家事全般の世話をするクセがついてしまっているのでした。とてもヤのつく自営業の方とは思えないスキル持ちです。
ヒナもヒナなりに新田を認める
ヒナが元々いた場所では、ヒナの能力は道具として扱われるのが当たり前だったようで、新田もヒナの能力を一度は借りるのですが、今までのヒナの知ってる大人とは違い、きちんと働いた分の対価を払い、且つ悪用といった使い方はしないことに少し驚いたヒナは新田を認めるのでした。
そして始まる設定上の親子関係
学校に行きたいというヒナのわがままを聞き入れるために設定上の親子となります。以降は周りに紹介する際は娘として紹介するようになりました。けどヒナは親子とかよくわからずに、周りになにか聞かれたら新田に言われた言葉を繰り返すだけのボキャブラリーのなさでちょいちょい場を困らせます。
新田の教育の凄さ
常識知らずなヒナに手を焼かされてばっかりの新田ですが。駄目なものは駄目と言ったり、叱る時はきちんと叱ります。時には勘当することもあります。けれど何だかんだヒナのことを思っての行動であり、結果的には二人の絆を深めることが多く、不覚にも見ている人は感動してしまうのでした。
何だかんだいい関係
上記のように新田の教育もあり、徐々にですがヒナも常識を身に着け、新田のために何かしてあげようと頑張ったりします。結果的に大きなお世話になることが多いのですが、出会った頃のヒナの傍若無人ぷりから見ればとても大きな成長で、新田もそんな時はご褒美にヒナの大好きなイクラを食べさせてあげたりします。
でも実際の新田の本音は・・・?
ヒナが突如新田と別れを告げて元々いた場所に帰らなければ行けないと言います。その時は最後の思い出にと色々してあげる新田の優しさや、ヒナの思いが描かれていてとても感動し、涙なしには見れない素晴らしい話…だったのですが、ギャグ漫画らしくやっぱり大丈夫になったと新田の元へウキウキで戻ってきたヒナが見たものは、ヒナがいなくなったことを盛大に喜んでる新田の姿でした(笑)二人の生活はまだまだ終わりません!
まとめ 最高の親子!
駄目すぎる娘としっかりしすぎているお父さん(笑)そんな二人の姿は見ている側からすればとても微笑ましく癒やされる関係だと思います。インテリヤクザとサイキック少女という異例の組み合わせですが、とても上手く描かれていますのでまだ見ていない方は見なきゃ損ですよ!笑いありで超時々涙ありのヒナまつりをぜひチェックしてみてくださいね。