10月から放送されるアニメ戦×恋(ヴァルラヴ)は、恋をして強くなる9人の戦乙女たちとのルームシェアラブコメ&バトル作品です。バトル作品というからには、立ちはだかる敵も存在するわけですが、今回は主人公たちに立ちはだかる強敵、悪魔を使って世界を滅ぼそうとする邪神派のキャラクターを紹介していきたいと思います。
目次
邪神派のメンバー① 犬飼 透『ガルム』
拓真たちの通う高校に潜入し、生徒会の犬飼 透として暗躍します。その正体は邪神派のガルムであり、度々拓真たちを襲撃しますが大抵失敗に終わっています。普段は温厚な性格を装っていますが、内面は暴力的な性格であり内心ではかなり過激な事を考えていたりします。食い意地が張っており、人間界のハンバーガーがお好みのようです。能力は『牙』LV65と高い戦闘能力を持っていることは確かですが、人間界では能力が制限されるようでLV1まで弱体化しています。
北欧神話のガルム
北欧神話のガルムは死者の国を支配する女神ヘルの館『エーリューズニル』の番犬で冥界に出入りするものを取り締まります。また、ラグナロクの際には軍神テュールと相打ちになります。某ゲームではヤンヤン巨乳メイドとして登場しています。
邪神派のメンバー② タカちゃん『ウル』
ガルムの上司らしき人物。見た目は年端もいかない少年で人間界では身の回りの住民たちに愛想を振りまき、タカちゃんと呼ばれ愛されているもののそれらは演技であり、本来であれば感情の起伏に乏しく、ただ淡々と行動する無感情で冷徹なキャラクター。邪神ロキに呼び出された際に名前を呼ばれたことから本名が判明します。狩猟の神ウル
北欧神話のウル
狩猟、弓、決闘、スキーの神。ユ―ダリル(イチイの谷)の住むとされ、イチイの木は弓の材料として適しており、他の作品ではイチイバルという弓が登場しますが、実際の神話にはイチイバルと言う名前は登場せず、おそらくファイアーエムブレムのスタッフによる創作だと言われています。
邪神派のメンバー③ 戦女神『スクルド』
お供のレスクヴァとともに戦乙女を倒すため人間界からやってきた、半神半人の姫君。甘いものが大好きで子供のようなワガママさを見せるも部下想いで、高飛車な自信家。拓真たちと同様、恋人と協力することにより真の力を発揮し、その能力は『卵』。大量の悪魔の軍勢を呼び出し、物量で圧殺する能力です。若干ヘタレ。
北欧神話のスクルド
運命の三女神ノルンの三女であり、未来と宿命を司っています。姉には過去を司る『ウルズ』と現在を司る『ベルザンディー』がいます。姉二人はコミックス7巻までには未登場であり、今後出番があるかも。
邪神派のメンバー④ スクルドの恋人役『レスクヴァ』
スクルドとともにやってきたメイド姿の恋人役。あまり感情を表に出すことはなく、若干口も悪く非情に見えますがスクルドとは確かな絆で結ばれているようです。スクルドが力を発揮するための恋人役ですが、その身体は戦うごとに激しく消耗してしまうようです。
北欧神話のレスクヴァ
『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』に登場する人間の女性。トールが屠殺した山羊の肉を食べる際に兄のシャールヴィが骨を傷つけてしまったせいで、生き返った山羊はまともに歩くことが出来なくなりトールの怒りを買いますが、兄のシャールヴィと共にトールの従者となることで許され、トールに付き従うようになります。
邪神派のメンバー⑤ 邪神『ロキ』
邪神派を束ねる人物。衣服を纏わず危険な色香を持つキャラクターでその性格は人格破綻者の愉悦部。強者が弱者を蹂躙し弄ぶ光景を見るのが大好きで、戦争を起こした張本人らしい?その意図はまだ完全に分かっていない。
北欧神話のロキ
北欧神話における最大にして最悪のトラブルメーカーでトリックスター。時に味方となり、時に敵へと回り暗躍し、自らの感情のままに行動します。実はオーディンのグングニルやトールのミョルニルなどの武器はロキが口八丁で手に入れたもので神々へ大きな貢献をしている反面、美しき神バルドルを殺害し、生き返るのも妨害しラグナロクを引き起こすきっかけを作ります。愉悦部。
【戦×恋(ヴァルラヴ)】邪神派まとめ
邪神派のキャラクターは敵ですが、何を考えている分からないキャラクターもいればどことなく憎めないような魅力的なキャラクターも存在します。戦×恋のキャラクターは敵味方含めていいキャラが大勢いるのが作品の大きな魅力と言えるでしょう。戦×恋は2019年秋に放送開始です!