2015年からWeb漫画サイト『クラゲバンチ』にて連載されている漫画作品『山と食欲と私』。“山ガール”といわれることを嫌う自称単独登山家の主人公・日々野鮎美の登山と山頂で食べる食事を描いた作品で、読むと山に登りたくなり、お腹もすくというアウトドア・グルメ作品です。公式レシピ本が発売されるほどの本格的な料理が描かれており、さらに作者自身の趣味が登山ということもあり、実体験を活かした登山の描写が話題となっています。今回は『山と食欲と私』の主人公・日々野鮎美の会社の後輩である瀧サヨリの魅力について紹介していきたいと思います。
目次
①鮎美と同じ会社に勤める後輩
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
『山と食欲と私』の主人公・日々野鮎美や小松原鯉子と同じ会社に勤めている瀧サヨリ。24歳、派遣社員、熊本出身です。髪は短めで、前髪も短めです。眉毛は短く、伏し目がちで印象深い顔立ちをしています。
②口数が少ない?
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
日々野鮎美や小松原鯉子らと同じ会社に勤める瀧サヨリ。この会社の課長が電撃退職し、鯉子が主任となった後に新人としてやってきたのがサヨリでした。鮎美や鯉子が自己紹介するも、無言で会釈するだけで、何を聞いても「はい・・・」としか答えないようす。さらに無言で返すときも多いとのこと。口数は少ないタイプのようです。
③元山岳部の実力者!
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
口数が少なく小柄な瀧サヨリですが、高校時代は山岳部に所属していたとのこと。新人として日々野鮎美や小松原鯉子の会社へやってきた後に行われた登山レクリエーションでは、年季の入ったブーツを履き、大鍋を持ってきていたりと、慣れているようす。山岳部時代には積雪期の北アルプス蝶ヶ岳に登るほどの実力者で、富士山へは4度登ったことがあるとのこと。登山レクリエーションに参加後には、再び登山への興味が湧き、1人で登ったりすることもあったようす。
④準備の良い頼れる後輩
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
瀧サヨリとの交流を深めるためにと、主任の小松原鯉子が登山レクレーションを企画したときのこと。なぜか大きな鍋を持っているサヨリですが、参加したのは、鯉子、日々野鮎美、蛭村直樹、サヨリの4人のみ。なぜそんなに大きい鍋を持ってきたのかと聞くと、サヨリは会社の人たち大勢で登ると勘違いしていたとのことでした。そんなサヨリは熊本出身ということで、熊本の焼酎も持ってきて、熊本の郷土料理であるだご汁を振る舞ってくれるのでした。無口であるため何を考えているかわからずにいた鮎美や鯉子ですが、サヨリは人のことを考えて準備をしてきてくれるような、そんな頼れる後輩です。
⑤モテモテの過去・・・?!
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
高校時代は山岳部だった瀧サヨリ。登山レクリエーションとして、同じく会社に勤める日々野鮎美と共に高尾山を下山していたときのこと。鮎美がサヨリに、なぜ登山をしなくなったのかを尋ねると、「道具は重いし、お金はかかるし、色々危ないし、足は痛いし、夜は寒いし、色々クサいし、しんどいし」と続けるサヨリでしたが1番の理由は“気疲れ”だったとのこと。その“気疲れ”とは何か尋ねると、山岳部は女子部員がサヨリだけということもあり、妙にモテたとのこと。3年間で部活内の3人と付き合った経験も。そんなモテモテの過去も持っています。
⑥出会って1ヶ月で結婚!決断のはやさ
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
会社に新人としてやってきた瀧サヨリ。そんなサヨリは24歳という若さであり、入社後にいち早く籍を入れたとのことでした。その報告を受けた日々野鮎美と小松原鯉子は非常に驚き、最初は事態をうまく飲み込めなかったようす。サヨリの話によると、結婚報告の1ヶ月ほど前、登山中に出会った男性と電撃的な恋に落ちたとのことでした。そこで同棲をするためにご両親へと挨拶へ行ったところ、結婚前提を条件にされ、それならばいっそということで席を入れたとのことでした。
⑦意外とズバズバ言うタイプ
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
登山中に出会った男性と電撃的な恋に落ちた瀧サヨリ。相手は、人力車の車夫の瀧本健次郎という男性です。車夫ということもあり、登山は得意のようです。重さのある土鍋なども軽々と背負ってきてしまうことも。そんな健次郎はお笑い芸人かといわれるほどずっと喋りっぱなし。無口なサヨリとは正反対のようです。そんな健次郎を見た小松原鯉子が「私も瀧本さんみたいな楽しい人と結婚したいわぁ」と言うと、すかさず「うるさいだけですぐ飽きますよ・・・・・・」と言う場面も。
⑧ぽっちゃりが好き?
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
日々野鮎美が1ヶ月の間、海外ドラマにハマり、週末には登山せずにお酒やお菓子をむさぼりながらひたすらDVDを観ていました。そんなある日、職場に向かうと、主任の小松原鯉子には「少しおっきなった?」と言われてしまいます。そこで、会社ではあまり話さない瀧サヨリですが、珍しく「私は・・・好きです・・・」と主張したこともありました。さらに頬を赤らめながら「そのくらいぽっちゃりさんのほうが逆に男性からはモテると思いますし・・・」と言う姿も。
⑨背伸びせずに飾らないところも
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
お盆明けの仕事はじめ。“山ロス”になっていた日々野鮎美は、会社にある謎のバーカウンターで山ロスを解消するため、ご飯だけでも山気分を味わうためにクッカーやバーナーなどを利用した“山ロス飯”を作ろうとしていました。そこへやってきたのが同じく山ロスのような瀧サヨリ。そのサヨリですが、お盆にどこかの山へ挑んだようです。タンクトップを着ていたサヨリの肌は、パッと見ただけで半そで焼けしたことがわかるほどくっきりと日焼けしているのでした。日焼けに無頓着なようすや焼けたことを隠さないその姿から、飾らないタイプであることがわかります。そんなところも魅力の1つです。
⑩少しずつ心を開くサヨリ
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
出会った当初には、無言でうなずくか「はい」としか答えなかった瀧サヨリ。そんなサヨリと交流を深めようと、会社の先輩である小松原鯉子は登山レクレーションを開き、日々野鮎美など経理部の面々で高尾山へ登ることに。そこで山岳部であったことを話したり、登山の楽しさに目覚めて、鮎美らとの距離は縮んでいきます。登山で知り合ったという瀧本健次郎と結婚した後に長野へと引っ越してしまいますが、その後も一緒に八ヶ岳に登らないかと連絡をくれるほど、心を開いてくれました。
山と食欲と私・瀧サヨリの魅力まとめ!
出典: 山と食欲と私 ©SHINCHOSHA
いかがでしたでしょうか?今回はアウトドア・グルメ漫画『山と食欲と私』の主人公・日々野鮎美の会社の後輩である瀧サヨリの魅力について紹介しました。無口でどこか読めないようなサヨリですが、人思いで可愛らしい一面も。そんな瀧サヨリにも注目しながら読んでみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。