毎日のように居酒屋のぶで料理とお酒を振る舞い店を繁盛させている「大将」こと矢澤信之。異世界に存在する城壁の古都アイテーリアの住人からは「タイショー」と呼ばれて親しまれています。あまり表情を顔に出さないクールな大将ですが、料理の事になると熱く職人気質な一面も……今回はそんな大将について紹介していきます!
目次
貫禄あるノブ大将の年齢は?
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
キリっとした表情の好青年……と言うには貫禄がある大将ですが、その年齢は32歳!アニメを視聴している方の中には結構ノブ大将より年上の方もいるのではないでしょうか?ちなみに京都の板前として修業し始めたのは高卒後すぐの18歳からなので、この道14年の料理人と言う事になります。
口数はさほど多くなく物静かなノブ大将
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
まさに職人気質といった雰囲気を出しているノブ大将は、その印象通り口数の少ないキャラクター。しのぶやお客と料理の話をしている際はそれなりに口を開きますが、大体は「おまち」の一言と料理の説明をする程度です。
実はちょっと抜けている所があるノブ大将
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
職人気質で貫禄があるとは紹介しましたが、意外にもノブ大将には間抜けな一面が……。エーファが蛇口(水が出る魔法の道具と勘違いしたため)を盗もうと忍び込んだのもノブ大将が戸締りをしっかりしていなかったのが原因でした。その他にも料理以外の時はなんだかほんわかしているイメージの強い人柄でもあります。
ウナギのさばき方は江戸前風の大将
アイテーリアでウナギと言えばゲテモノ扱いされていてほとんど食べられていない魚だったのですが、それを聞いたノブ大将はすぐに「試してみるか」というとウナギをあっという間に調理。しかしここで気になったのがウナギのさばき方。ノブ大将は京都で修行していたのですが、ウナギのさばき方は何故か背中から裁く江戸前風でした。
ゲテモノだったウナギが一躍大好評に
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
「何の価値も無い」とまで言われていたウナギですが、ノブ大将の作ったウナギのかば焼きはあっという間に大好評に!すると噂が噂を呼び、居酒屋にもかかわらず店にはウナギを求める人が押し寄せてしまう事態に……そこでノブ大将は店の外でうな重として弁当でウナギを販売。すると昼間から大行列が出来るほどの人気となりました。
凝り始めると止まらないノブ大将
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
料理に対しては異常なほどの情熱を燃やすノブ大将ですが、こだわり始めるとしのぶすらちょっと引いてしまう程のこだわりを見せてしまいます。妥協しないだけでなくかなり独創的で珍しい料理を次々と生み出していき、異世界ではお客をあっと驚かす料理も作ったり。これには偵察に来た相手もたじたじでした……
異常なこだわりを見せるサラダへの情熱
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
こだわり中でもノブ大将が一番こだわったのがサラダづくり!とある事件をきっかけにメニューのレパートリーを増やす決心をしたノブ大将はサラダのメニューを増やすため大量の試作品を用意していました。その数はサッと出てきただけでも5種類。最後に出てきたサラダの名前は「ノブ特製フルーツサラダ百式」名前からして気合が入っています(笑)
信じられない程の適応力を見せるノブ大将
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
アニメでは色んな人たちと和気あいあいと過ごしているノブ大将ですが、忘れてはいけないのはそこが異世界という事。普通の人間なら店をOPENしてドアを開けたら異世界だった……なんて事になったら料理どころではありませんよね。しかしノブ大将は普通のように接し、料金も異世界で使われている通貨を受け取っています。
裏口の向こうは現世につながっている
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
ときおり買い出しでしのぶが裏口から出て行ったりする事がありますが、裏口は現世とつながっているようです。(コミックではエーファが現代で迷子になる話も……)この事に関してノブ大将は「私たちの故郷」と言うだけで、お客に対して自分が異世界から来たことをあまり大っぴらにはしていません。
ひそかな楽しみ?ノブ大将の晩酌
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
ノブ大将が食事をしたり飲酒するシーンはなかなか見られませんが、過去に「晩酌」と口にしたことがありました。厚切りベーコンが好みのような描写があったりするので、晩酌は厚切りベーコンにビールか熱燗といった感じでしょうか?個人的にノブ大将には熱燗が似合う気がしますね。
嫌いなものを克服させるために燃えるノブ大将
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
ベルトホルトが結婚前に苦手だったイカを克服したいと相談に来た日、ノブ大将はいかそうめんから始まり煮物や塩辛など色んな種類のイカ料理を用意しました。それでも口にできないベルトホルト……するとノブ大将の料理人魂に火が付いたのか、珍しく目に火を燃やし怒涛のイカ料理を連続で出し始めました。
燃え尽きたノブ大将はおやじギャグを……
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
さまざまな料理でベルトホルトのイカ嫌いを克服させようとしたノブ大将でしたがその思惑は失敗。さすがのノブ大将も少し顔を青くして心が折れてしまいました。そんな時に出た言葉が「真に遺憾(イカ)だが、俺の手ではこれ以上イカんともしがたいか」。あのノブ大将がダジャレを言うなんて、かなりの重症だったようです……
ノブ大将の使う包丁も超一流!
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
料理にばかり目がいってしまいがちですが、一流の職人が使う道具もまた一流!ノブ大将が使っている包丁はアイテーリアの職人が見とれてしまうほどの一品で、思わずうなり声をあげてしまうほどでした。さらにビールジョッキもアイテーリアでは目を見張るほどのかなり珍しい一品だったようです。
ノブ大将のそっくりさん!?謎の男性の正体
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
物語の終盤に開かれた晩餐会において、まるでしのぶとエーファのような少女たちが粗相をしてしまい、それを補うためにノブ大将そっくりの男性が出てくるシーンがあります。しかしこれは先帝閣下が以前居酒屋ノブで起きた事を元に真似していただけで、キャラ自体はゲーアノートさんが想像しただけであり別人だったようです。
お客は神さま!?ノブ大将の元へ現れた女性
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
本作には現代でも異世界でもなく、不思議なところからやって来たお客様が1人?いました。それはお稲荷様!居酒屋のぶには神棚があり油揚げをお供えしていたりするのですが、どうやらその神さまがこっそりお店へやってきたようです。原作を見るかぎり異世界と繋げたのもこの神様の仕業なのかも……?
職人気質だけどどこかお茶目な矢澤信之まとめ
出典: 異世界居酒屋「のぶ」 ©蝉川夏哉・宝島社/古都アイテーリア市参事会
料理がかかわると真剣そのもので、たまには暴走もしてしまうノブ大将。ですが普段は優しい口調で誰にでも好かれるタイプのキャラクターとなっています。みなさんも1度、杉田智和さんが演じる物静かな二枚目キャラに注目して見てください!失礼ながら、おもわずちょっと「杉田さんってこんな物静かで真面目な声も出せるんだ……」と思ってしまいます(笑)