名探偵コナンの高校生探偵といえば工藤新一ですが、みなさんもう1人高校生探偵がいるのはご存知ですよね?……そう!最近では劇場版でも大活躍する事が多い西の名探偵こと服部平次です!クールでキザな所もある新一に比べて、関西という事もあり笑いを取りに走る事も多い平次。今回はそんな西の名探偵服部平次について紹介します!
目次
特徴その1 まるで南国育ち?色黒の平次
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
服部平次の見た目の特徴として最初に目につくのは太い眉毛と日焼けしたような肌!両親は共に日本人であり平次のように色は黒くないので、色黒の理由は日焼けが原因?事件があればどこでも駆け付けてそうな平次。やっぱり日焼は事件が起きた時の外での調査が原因なのでしょうか?……と思われがちですが、平次の色黒は祖父譲りのものなのでした。
超貴重!色白の平次
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
平次は過去に新一=コナンの疑いを晴らす為、新一の変装をして帝丹高校の文化祭へとやって来た事がありました。その時は髪形を変え顔にはパウダーを塗りたくって肌の色を白くしてきたのですが……太い眉毛や口調はそのままだったので一目見ただけで正体を見破られてしまいました。推理は一流ですが変装の腕前は二流だったようです。
特徴その2 いつも幼馴染の遠山和葉と一緒
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
平次が登場するとほとんどの物語で一緒に付いてくるのが遠山和葉。いつも子供の口喧嘩のような事をしている2人は関西版の新一と蘭のような関係です。2人の様子を見ていればお互いをどう思っているのかすぐに分かりますが……特に和葉は平次の事が好きだと明確にしており平次が「工藤」という名前をよく口に出していた時は、その「工藤」が女なのではないかと疑ったりもしていました。
ここ一番のピンチでは絶対に和葉を守る!
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
コナンが蘭のピンチに駆け付けるように、平次も和葉のピンチには必ず登場して和葉を救い出します。中でも印象的だったのが和葉が崖から落ちそうになるシーン。手を掴んで引き上げようとするもうまく行かず、このままでは2人とも落ちると思った和葉は平次の手を矢で刺して手を離させようとします。しかし平次は手を離さず血を流しながら和葉を助け出しました。
特徴その3 剣術の腕前も超一流
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
平次は高校で剣道部に所属しておりその腕前はかなりの上級者。剣道の竹刀だけでなく、犯人と真剣で戦った際もその腕前は披露されました。劇場版では複数の敵と刀で戦ったり、刀を持った相手に対して刀の鞘だけで撃退した経験もあります。
意外な特技!?平次は英語もペラペラ
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
平次の特技は色々とありますが、その中でも断トツで意外だったのがジョディに英語を喋りかけるシーン。ジョディに英語が得意だと疑われて平次が英語で答えるのですが、ネイティブ並みの英語を話して関西弁しか話さない平次からは想像できない様なシーンでした。
特徴その4 父親は大阪府警の超大物
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
父親の服部平蔵は大阪府警察本部長で階級は警視監。バリバリのキャリア組で平次とは違い冷静沈着なイメージの強いキャラクターです。ここでも設定は工藤親子と似ており、新一と同様に平次も推理力や観察力で父親にまだまだ敵わない様子。ちなみに和葉の父親とは幼馴染であり親友でもあります。
父親よりも怖い存在?母親の静華
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
平次の母親である静華は典型的な京美人。そして平蔵に負けない程とにかく超ハイスペックなキャラクターです。平次と同じく剣道が得意で有段者で法律に関しての知識も豊富。「から紅の恋歌」ではカルタの腕前も披露しました。ズバズバとものをいう性格をしており、夫の平蔵すら静華にはかないません。ちなみに中学2年の時に剣道の大会で敗れはしていますが、その時の相手は「YAIBA」に登場する主人公の母親でした。
特徴その5 コナンの正体を知っている
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
コナンは平次に自分が新一だという事を知られていますが、知られる原因となったのはコナンが麻酔銃で平次を眠らせてしまった事でした。推理の途中で目を覚ました平次でしたがそのまま寝たふりをして様子を伺います。そして事件が解決した後にコナンに詰め寄り正体を明かさせたのですが……新一が子供の姿になっている非現実的な状況にもかかわらず一発で見破ったのはさすがです。
どれだけ新一が気になるの!?コナンにべったりの平次
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
コナンの顔を見ると嬉しそうに「工藤工藤」と口にする平次。事件が起きると一緒にいる和葉もそっちのけでコナンと一緒にあちこちへ走り回り情報を集めます。初登場時はライバルとして敵視しているような平次でしたが、子供になった事情を知ってからは良きライバルに。蘭にも度々「あの二2は仲良し」と言われています。
特徴その6 劇場版で登場した未来のお嫁さん候補
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
平次の彼女候補(既に実質彼女)として和葉がいますが、劇場版では平次を「未来の旦那さん」と呼ぶ和葉の恋のライバルが登場します。実家は大金持ちで移動はロールスロイス。初めて顔を合わせて平次の腕に抱き着いた時は「この姉ちゃん乳でかっ……」と思わせるほどのスタイルの良さで、見た目の印象も平次は「あんな綺麗な人、一度見たら忘れられる訳ないやろ」と表現しています。
劇場版だけじゃない!アニメにも登場した紅葉
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
「から紅の恋歌」はかるたを題材にした映画であり、紅葉は劇場版限定のキャラクターかとも思われましたがその後テレビアニメにも登場し、スマホで平次の活躍を見ると頬を赤くして「私の未来の旦那さん」と呟いていました。今後どのような形で物語に絡んで来るのか、和葉との平次争奪戦にも目が離せません。
特徴その7 こてこての大阪弁と演じる声優が特徴的
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
平次の両親は時と場合によって標準語で話したりもしますが、平次はいつでもどこでも誰にでも大阪弁!そして声優としてその大阪弁を話すのはドラゴンボールのベジータ役でお馴染みの堀川りょうさん!一度聴いたら忘れられない大阪弁は平次の大きな特徴の1つでもあります。
特徴その8 テレビシリーズだけじゃない。劇場版でも大活躍
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
名探偵コナンのアニメが放送されてすぐ出番を延期された灰原の代役的な感じでライバルキャラとして先行登場した平次でしたが、その人気っぷりから劇場版の主役として登場する事も。「迷宮の十字路」と「から紅の恋歌」では大活躍する事になり、特に「から紅の恋歌」ではキャッチコピーが「待っとれ死んでも守ったる──」と平次を意識したものになっていました。
特徴その9 中学生時代に新一と同じ事件に関わっている
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
本人は気づいていませんが、平次は中学生時代に新一と同じ事件を追っていた事があります。舞台となったのは雪が積もるゲレンデでの殺人事件。的確な推理で真実に近づいていく平次でしたが常に自分の推理より一歩先を行く中学生の存在が気になって仕方ありません。その平次の一歩先を行く中学生こそ工藤新一なのでした。
平次と新一。共に頼った父親の存在
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
事件の推理を進めていく中で平次と新一は父親からヒントを貰う事に。それが原因で「自分は父親にヒントを貰って謎を解いた」「相手の中学生は1人で謎を解いた」と、お互いが自分は負けたと思い込み顔をあわせようとはしませんでした。その後現在になって思い出話として平次はコナンにこの事を話すのですが、平次はその時の相手が新一だったとは気づいていません。
特徴その10 和葉との仲がなかなか進展しない
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
あきらかに両想いの2人ですが、時々頑張ってアピールする和葉に対して平次は恐ろしくタイミングの悪い行動をとります。和葉が目の前まで行き「めっちゃ好っきゃやねん!」と叫んだときは、話の途中で和葉の前から姿を消してコナンの元へ行っていました。ちなみにコナンの元へ行った理由は「新一と蘭の恋バナについて知りたかったから」でした。
それでも要所要所で和葉を惚れさせる平次
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
これだけタイミングの悪い事をしていればそのうち愛想をつかされないか心配にもなりますが、平次は時々和葉を惚れさせるような事をしたり言ったりします。中でも印象的だったのが和葉が見知らぬ男に連れて行かれそうになったシーン。和葉の前で「俺の和葉に何さらしとんじゃ!」と叫んで和葉を乙女の顔にしてしまいます。
西の名探偵、服部平次まとめ
出典: 名探偵コナン ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS
どちらかというとギャグ要員としての位置づけも多いキャラクターですが、推理に関してはさすが西の名探偵と呼ばれるだけの事はあります。そして意外だったのはペラペラと喋れる英語!名推理ができるだけあって勉強もできるのでしょうか?和葉との関係、さらにこれから登場機会もあるであろう紅葉との関係も気になります!