『陰の実力者になりたくて!』は、原作・アニメ共に人気作です。原作のライトノベルのシリーズ累計発行部数は、400万部を突破する程の人気作です。アニメも好評で、去年はアニメの第1期が放送され、早くも今年の10月に第2シリーズが放送予定となり、話題となっています。今回は、第2期を観る前の復習として、第1期を振り返っていきたいと思います!この記事は後編なので、先に前編をチェックしてから読むことをオススメします。
女神の試練
学園占拠事件の後、シドはアルファに頼まれて、聖地リンドブルムを訪れていました。そこでは年に一度「女神の試練」という催しが行われています。古代の戦士を蘇らせて戦うというもので、シドもシャドウとして参加します。対戦相手は、災厄の魔女と呼ばれるアウロラでした。世界を滅ぼすほどの力を持つとされるアウロラですが、何とかシャドウが勝利しました。その後女神の試練の会場に聖域への扉が現れます。シドは聖域でアウロラに再会し、構想されていた彼女を助け出します。
アウロラの正体
シドはアウロラと行動を共にし聖域の中心に到達しますが、英雄にしか開けないという扉に足止めされてしまいます。その後ネルソンと対戦し、彼は巨大な魔法でシドを攻撃します。シドの破天荒な戦い方を見たネルソンは、思わず「頭がおかしい」と呟きます。シドは魔力を凝縮させた剣を使って対抗し、アウロラの解放にも成功します。その後、アウロラに関して衝撃の事実が判明します。厄災の魔女と言われたアウロラの正体は、実は魔神ディアボロスだったのです。アウロラは最後に、シドに「本当の私を見つけて欲しい」と語り掛けます。
武神祭、始まる
武神祭が迫り、シドは出場するという妄想を抱いていました。参加者たちを塔の上から見下ろし、モブキャラ呼ばわりするなど相変わらず中二病を炸裂させていました。そんな中、ミドガル魔剣士学園で生徒会長を務めるローズが、婚約者のドエム・ケツバット(おそらくローズにとっては気が進まない)に会いに行くことになります。その後、ローズはドエムを刺して逃亡します。しかし刺されて死んだと思われたドエムは、実は生きていました。更に彼は故国王を操り、オリアナ王国を支配しようと企んでいました。
ローズの逃走
アレクシアとナツメは、ローズを保護するために王都の地下道へ向かいます。ローズが逃走した理由は、ドエムが何か良からぬことを企んでいるのを察したからです。ローズは父である国王に謁見しますが、ドエムに操られているせいで様子がおかしく、思わず剣を抜きます。そんなピンチにシドがシャドウとなって現れ、戦う意志があるなら力をやろうと持ち掛けます。力によってローズにあった悪魔憑きは消え、ディアボロス教団を一瞬にして倒してしまいました。無事に事件は解決したものの、今度はシドの姉のクレアが登場します。
ドエム、再び
何故か怒り心頭のクレアですが、理由は「夏休みに一緒に実家に帰る予定だったのにすっぽかされた」からでした。武神祭のチケットを押し付けられ、再び会場へ行くこととなりました。普通に観戦・・・と思ったのも束の間、ドエム・ケツバットまで観戦席にいたのです。ドエムはオリアナ国王を操ることで、ミドガル王国と戦争をさせようと目論んでいました。ローズにとっては危機的状況です。しかしそんな中現れたのは、シャドウとなったシドでした。実は昔シドはローズを助けたことがあり、縁がありました。シドの姿を見てローズは剣の道へと進もうとします。ドエムは堪らず逃げ出し、事件は解決し、武神祭も無事に終わります。その後、シドは月明かりの中でピアノを弾いており、ピアノの鍵盤に黒い羽根が乗るという意味深な描写で終わるのですが、このシーンは視聴者の間で様々な考察があるようです。鍵盤の「シ」と「ド」に乗っているから「シド」なのでは無いかという考察もあり、話題となっています。
第1期の振り返りまとめ
第1期の、後半部分の振り返りをしました。シドは中二病全開ですが、それが面白さやカッコよさにつながり、更に強キャラです。それがシドの魅力であり、物語を盛り上げる要因となっています。第2期ではどのような活躍をしてくれるのか、今から楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。