テレビシリーズで数々の強豪と戦い、ライバルとなり、友となった大洗女子学園ですが、劇場版ではそれを上回る強敵と対戦することとなります。それが今回紹介する大学選抜チーム隊長”島田愛里寿”です。小柄な体で大きな戦車に乗り、指揮を執るその姿には他の追随を許さない強さがあります。それら島田愛里寿の魅力を紹介していきましょう。
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見た目は子供、だけど大学生 島田愛里寿
出典: ガールズ&パンツァー ©バンダイビジュアル、ランティス 博報堂DYメディアパートナーズ ショウゲート、ムービック キュー・テック
年齢はなんと13歳、飛び級して大学生になり選抜メンバーの隊長を務めるという優秀な女の子です。飛び級したとはいえ見た目はまだまだ子供っぽさがあります。が、一度戦車服に袖を通せばキリッとしたかっこいい指揮官に様変わりします。その見た目と、指揮官としての実力から隊員達からは慕われているようですが、本人が無口なことと、年が離れていることから戦車道以外の場面ではあまり話ができないようです。まだまだ子供らしいところもあり、好物は目玉焼きがのったハンバーグ、嫌いな食べ物はチーズやトマトオリーブオイルなど多いです。また、中学高校に通っていないので学園艦に乗ったことがなく、船酔いしやすいです。
島田流の後継者 島田愛里寿
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”島田”の名前からわかるように、愛里寿は島田流戦車道の家元、”島田千代”の娘で島田流の後継者です。そのため、戦車道を始め様々な学問の英才教育を受け、飛び級して大学生になっています。家元の娘ということをひけらかすことはなくむしろ無表情で淡々と指揮をこなす姿からは戦車道の申し子いえる強さを感じさせます。そのため隊員達からの信頼は厚いのですが、前述の通りあまり話ができず、コミュニケーション不足になっているのが悩みのようです。
島田愛里寿の流派”島田流”とは？
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戦車道には二大流派があり、一つは西住姉妹が所属する「西住流」、もう一つが島田愛里寿が所属する流派の「島田流」です。質実剛健で真っ向勝負の西住流に対して、島田流は”変幻自在”や”忍者戦法”と言われていて、戦況に応じた戦い方をします。また、戦局を序破急にわけ、最初はゆっくりと、徐々に敵を攻め立て、終盤に一気に勝負に出るという戦い方をします。また、西住流が隊列を組んで行動する”集団”の戦術なのに対して島田流は一人の天才が戦場を支配するという”個”を重視した戦いをするなど、両派は対立しています。また各乗員の高い練度が求められる玄人向けであり、普及しにくい流派です。
これが島田流！島田愛里寿無双
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劇場版の大学選抜戦では序盤から、黒森峰、プラウダの重戦車を狙いに行き作戦通り黒森峰のパンター2輌とプラウダの重戦車達を撃破します。最初から主導権を握り高校生達を追い詰めた愛里寿ですが、副隊長達が「後は任せてください」と言ったことから、指揮から離れ試合を傍観していました。その後、高校生連合の反撃により形勢は逆転して不利になります。副隊長達が焦り始めた頃、愛里寿はボコのテーマソング「おいらボコだせ！」を歌い出します。それを聴いた大学選抜チームの面々は士気が一気に上がります。チームにとって、愛里寿が歌い出すのは彼女が本気を出すサインなのです。ここから愛里寿はセンチュリオンを指揮して、一発も被弾することなくそして一発も外すことなく10輌撃破します。最終局面では西住姉妹と1対2になるも常に2輌よりも優位に立ち回ります。そして隙を突いてⅣ号を撃破しようと砲を向けたとき…思わぬ珍客の登場で一瞬の隙を逃してしまいます。最後はⅣ号の捨て身の突撃の前に相打ちとなってしまいチームは負けてしまいますが、Ⅳ号を含めて計11輌撃破した愛里寿の指揮とそれに応えるセンチュリオンクルーの腕は化け物じみています。
島田愛里寿と西住みほ、偶然の出会い
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みほが大洗のボコミュージアムを見つけ、遊びに行った同じ時に愛里寿もボコミュージアムを訪れていました。お土産コーナーで最後の一個のレアボコグッズを手に取ったときに初めて出会いました。そのときはお互いが西住流と島田流と言うことに気づいていませんでした。しかし運命のいたずらか、二人は隊長として戦うこととなります。高校生選抜対大学生選抜ともいえる戦いは、西住流対島田流でもあり世間の注目を浴びました。しかし試合後にはお互いの健闘をたたえ、また新たな良きライバルとなりました。
高校生になりたい島田愛里寿
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中学高校に通ったことがないので、学園艦生活にあこがれがあるようです。高校に行きたい愛里寿は大学選抜戦後に大洗に体験入学に来ました。戦車道チームのみんなから歓迎され、楽しい高校生生活を体験しました。そのまま大洗の生徒になろうとまで考えましたが、みほとチームメイトになることに気づき、「みほとはライバルでいたい」という理由から入学を見送り他の高校の体験入学へ行きました。
島田愛里寿と西住みほの同じところ
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二人はお互いに戦車道二大流派の娘ですが、その他にボコられグマのボコが好きだという共通点があります。無口でチームメイトとはあまり話せない愛里寿ですが、みほとはボコ仲間ということもあり仲良く話をします。前述の体験入学の際にはみほの家に泊まり、ボコのDVDを見て楽しみ、ボコのパジャマを着て、みほのボコのボコグッズに囲まれながら眠りました。二人ともボコから諦めない心や、どんな強敵にも立ち向かう勇気など、大切なことを学んでいるようです。
日本戦車道を背負う島田愛里寿
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島田流の後継者で今後の日本戦車道を引っ張って行くであろう島田愛里寿。その実力は高校の強豪校相手に一切負けていない指揮能力と、多くの実力ある大学生を率いるカリスマ性があり、島田流後継者にふさわしい人物であるといえます。戦車に乗った愛里寿は年齢を感じさせない落ち着きと類い稀なる才能を発揮していますが、普段の彼女は年相応の可愛らしい女の子になります。そんなかわいさとかっこよさの二面を持ったところが愛里寿の魅力です。
