「終末のハーレム」はWebコミックサイトの少年ジャンプ+で連載されている作品です。2021年10月よりアニメが放送される予定でしたが、大人の事情で延期し1話以降のエピソードは2022年1月から放送されます。Web配信とはいえ、少年ジャンプという枠組みどころか少年誌の枠組みの中ですらこれ以上ないほど濃い性描写が特徴の作品で、ほぼ成年コミックといってもいいほどにあらゆる性癖を網羅した作品です。アニメの公式サイトでもまさかのアニメ化と言われるほどですが、その裏で展開される陰謀や謎に迫っていくSF作品でもあります。今回はそんな「終末のハーレム」のストーリーのネタバレをしていきたいと思います!
目次
終末のハーレム 第1巻ネタバレ
国立先端医科大学へ通う医大生の水原怜人は、幼馴染の橘絵理沙にずっと好きだったことを伝えると同時に、細胞硬化症という病気を発症し、治療方法が確立されるまでの5年間コールドスリープに入ることを告げます。絵理沙は怜人にずっと待ってるからと言い残して怜人は眠りにつきます。しかし、怜人が目覚めた5年後の2045年に対面したのは絵理沙ではなく、絵理沙によく似た周防美来という女性でした。そして、美来は男性だけを殺す未知のウイルスの蔓延により世界の男性の殆どが死滅したことと、何故か怜人がそのウイルスに対する抵抗力を持っていることを告げます。
1巻ネタバレその②
怜人は妹のまひると再会しますが、絵理沙は行方を暗ましていました。怜人は美来から人類のために子作りに励んでほしいと懇願されますが、どうしても子作りをしなければならないのなら絵理沙がいいといい、毎日指定した女性と同衾することを条件に猶予をもらいます。その女性は健康管理のために派遣されたナースの龍造寺朱音とボディーガードの山田翠でした。一方、怜人よりに先に目覚めていたナンバー1こと火野恭司はその状況を受け入れ、すでに多くの女性を妊娠させていました。怜人は絵理沙がウイルスの研究をしていたこと、そしてその研究室が何者かに荒らされていたことを突き止めます。怜人は人類を救うべく、ワクチンを作り出す決意を固めます。
終末のハーレム 第2巻ネタバレ
怜人は絵理沙の部屋に隠されていた映像から、MKウイルスが人工的に作られたことを知ります。怜人は実質的に日本を支配している国務長官の元に訪れるのですが、そのうちの役員の一人に気絶させられ、メイティングを強行されそうになります。翠の手によって救出され、国務長官と対面した怜人は、長官との取引により自分の存在を世間に公表する代わりにある程度の行動の自由を得ます。
2巻ネタバレその②
ナンバー3の土井翔太は、2040年に凄惨ないじめをうけていました。クラスメイトも見て見ぬふりをする中、翔太の味方は担任教師の羽生柚希ただ一人でした。そんな中、細胞硬化症を発症した翔太はコールドスリープに入ることになるのですが、それでも翔太を心配するのは翔太の妹と柚希の二人だけでした。そんな翔太が5年後に目を覚ますと状況は一変し、翔太は過去の恩師である柚希を始めとした美しい女子たちに囲まれた学園生活を送ることになります。
終末のハーレム 第3巻ネタバレ
女子だらけの学園に通うことになった翔太は、ずっと好きだった柚希先生と再会したのち先生と夢にまでみた初体験を済ませ、それからも先生と交わりつづける生活が始まります。学園生活も元気で翔太と趣味の合う柊春歌、お嬢様の一条奈都、バレー部のエースでクールな巨乳美人、東堂晶、飛び級で学園に入学した生意気なロリの黒田、レイン、千冬らと出会います。寮生活では1週間ごとに同棲相手が決められ、最初の同棲相手の奈都とメイティングを経験します。
3巻ネタバレその②
一方、怜人のメイティングを取り付けられなかった周防美来は専属担当官を解任され、新しい二人の担当官が配属されます。赤毛でボサボサ髪のウイルス研究者と元撫民官の片桐麗亜が代わりに配属され、怜人はある場所へと向かいます。そこは日本で一番最初にMKウイルスの被害者となった人物がいた場所でした。
終末のハーレム 第4巻ネタバレ
怜人はウイルスの秘密を掴むため、慶門中央病院に入院している最初の感染者の妻である谷口のもとを訪ねます。しかし、谷口は自分の夫が勝手に解剖されたことで不信感を持っていました。まったく聞く耳を持ってくれない谷口の説得のために宿泊する怜人は謎の留学生クロエと出会い、誘惑されるものの何とか貞操を守り抜きます。谷口は怜人の恋人の絵理沙と繋がりを持っており、怜人が絵理沙のことを想い続けていることを知り怜人と話をする気になります。しかし、それを黙らせるかのように谷口の容体は急変。怜人は谷口から夫妻が映った写真たちを託されます。谷口の急変は明らかに人為的なものであり、何かしらの陰謀がうごめいていました。
4巻ネタバレその②
写真立ては絵理沙が残したブレスレット型の記憶媒体と連動して起動する記憶媒体でした。その中には、MKウイルスの作成方法が書かれたレポートが記録されていました。怜人は何者かの陰謀を感じつつも、ワクチン開発の突破口を見つけます。一方、ナンバー1の火野恭司は怜人の妹に一目惚れをし、メイティングの指名をします。ナンバー3の土井翔太は女子生徒たちと仲を深めていました。
終末のハーレム 第5巻ネタバレ
土井翔太は、ずば抜けて可愛いほぼ全ての女子に好意を寄せられ学園生活を謳歌していましたが、突如、翔太の前から柚希先生がいなくなったことから、自分が籠の中の鳥であることを強く自覚します。そんな閉鎖空間で夢のようなハーレムの中で翔太は、自分が少しずつおかしくなってきていること、また自分の内面が変わってきていると感じていました。そんな中、翔太のクラスの転校生がやってきます。転校生の名前は星野汐音。かつて翔太のクラスメイトだった女子生徒で、翔太がイジメられていたときも、コールドスリープに入るときも無関心だったクラスメイトの一人でした。
5巻ネタバレその②
星野汐音は2040年時点ではタレント志望で、クラスの中でもアイドル的な存在でした。しかし、ウイルスの蔓延によりタレントという仕事自体需要が激減していました。汐音はその翔太にその後ろ盾になって貰いたくクラスメートのよしみでお願いしますが、あまりに都合が良すぎると一度は断ります。汐音の転校は専属担当官の神谷花蓮が仕込んだことで、翔太の性格改変における仕込みの一つでしたが、翔太は汐音に対して辱めるようなメイティングを強行します。一方、怜人は朱音からウイルスについて知り過ぎたら危険が及ぶかもしれないと忠告され、マリアからは今まで何人もの有力なウイルス研究者が行方不明になっていることを告げられ、研究者たちが行方不明になった病院でウイルスが作られていた可能性について言及します。
終末のハーレム 第6巻ネタバレ
怜人たちが潜入した廃病院には、かつて怜人を拉致しようとした技術長官がいました。彼女らに見つかった怜人たちは射殺されそうになりますが、それを助けたのがクロエでした。クロエはアメリカから派遣されたUW平和維持活動局の局長で、怜人や長官たちを内偵していました。廃病院に似せた研究所は証拠隠滅のために爆破され、怜人たちは急いで脱出します。そのころ、長官の鬼原たちは総務長官首藤の造反により、UWへの造反を暴かれて拘束されていました。そして、橘絵理沙がテロリストとして活動していることと、そのテロ集団がウイルスへの抵抗力をもつ4人目の男性を拉致したという情報を聞かされます。
6巻ネタバレその②
学園生活を経て、少しずつ内面が変化し攻撃的な感情が芽生えた翔太はとある人物をここにつれてくるように要請します。その人物はかつて自分をイジメていたエリカという女性で、難民地区で薬物中毒になっているところを連れてこられました。女子生徒たちとの愛あるメイティングに対して、エリカにはこれまでの鬱憤を晴らすがごとくの扱いをします。そんな中、学園に通う女子生徒の一人はひそかに橘絵理沙と連絡を取っていました。
【終末のハーレム】ストーリーネタバレ前半まとめ
「終末のハーレム」のストーリーネタバレを紹介しました。今回は前半で1~6巻までの内容をまとめてあります。これ以降の内容もまとめてあるのでぜひそちらも見てください!