「終末のハーレム」は少年ジャンプ+で連載中のSF作品です。科学技術が発達した近未来で、致死性の病気にかかってしまった主人公は治療方法が確立されるまでの5年間コールドスリープに入り、目が覚めたときには99パーセント超の男性が未知のウイルスにより死滅したという状況で、多くの美女と子作りをしてほしいと迫られるという男性にとって天国のようなシチュエーションの作品です。ジャンプ史上最もアウトな性描写が話題となり、アニメ化が一度延期になった作品ですが、2022年1月から放送が決まりました!今回はそんな「終末のハーレム」の謳い文句にもなっている5人の男性キャラクターについて紹介していきたいと思います!
目次
男性キャラクターその① 水原 怜人
本作の主人公。二人目に目覚めたためナンバー2と呼ばれます。ハーレムの中で唯一不特定多数の美女たちとの子作りを拒み、本作の舞台設定に隠された秘密に迫っていくザ・主人公。一途で非常に意思が強く、目が覚めてから世界を救うために子作りを要請されるも恋人である橘絵理沙に操を立てて拒否。ただし、現状は理解しているため期限付きという条件は飲み、それ以降は幾度となく美人女性に迫られるも何とか貞操を守り通します。
2040年時点の水原怜人について
元々は国立先端医科大学に通う大学生で、周囲からは『国立先端医科大学の麒麟児』と呼ばれるほどの秀才で医療に対する知識も持っていました。幼馴染の橘絵理沙に好意を抱き、告白するところから物語は始まり、同時に細胞硬化症を発症しコールドスリープに入らなければならないことも告げます。絵理沙とは喧嘩別れしたような形になるも、眠りに入る直前には絵理沙からずっと待っていると言われ眠りにつきます。
2045年に目覚めた水原怜人の活躍
目を覚ました直後、絵理沙によく似る専属担当官の周防美来から現在の状況を告げられ、同時に子作りに励むように要請されますが、絵理沙への想いもあり期間の猶予を貰います。その後は、ワクチンの開発に取り掛かりますが、その過程でMKウイルスが人工物で何者かが作り、故意にばら撒いた事実を突き止め、絵理沙がウイルスを世界にばら撒いた黒幕の組織と対立していることを知ります。その後、日本を離れ絵理沙と再会した後、ワクチン開発のために必要なウイルスの結晶を入手。ロスアニア公国で身を呈してワクチンを開発しますが、黒幕との衝突で火野恭司が殺害されたことで失意に陥ります。
男性キャラクターその② 火野 恭司
MKウイルスが世界中に蔓延した後、抵抗力を持つ数少ない男性として最初に目覚めたナンバー1。男性陣の陽キャ代表。明るくフレンドリーな性格で、メイティングに対しても積極的。自分の置かれている状況を楽しみ、数多くの女性を妊娠させます。その後、最初に妊娠させた女性の子供がウイルスへの抵抗力を持つ男児であることが判明します。
2040年時点の火野恭司
2040年時点ではバンド趣味のフリーターで、アルバイトに明け暮れていました。バイト先の先輩に好意を抱いたり、憧れの女優がいたりと、特定の恋人がいるわけでもないいたって普通の男性でした。
2045年に目覚めた火野恭司の活躍
目を覚まし自分の境遇を理解してからは、その状況を楽しむようにメイティングに励み、多くの女性を妊娠させます。怜人の妹に一目惚れしメイティング相手に指名するも拒否されてしまいますが、それでも怜人らとギクシャクすることはなく、同じ境遇の男性としてフレンドリーに接します。専属担当官の石動寧々子など多くの女性に好意を持たれ、自分の役割を全うしていましたが、最初に妊娠した女性がMKウイルスの抵抗力を持つ男児を妊娠していたことで彼女がUWに狙われることを察知し出奔。しかし、その後をUWのクロエにつけられ射殺されてしまいます。しかし、恭司が射殺される場面が映像として全世界に流出していたことで人々はウイルスをばら撒いた黒幕がUWだと知ることになります。
男性キャラクターその③ 土井 翔太
怜人の次に目覚めたナンバー3の男子高校生。低身長に眼鏡に白髪の陰キャ代表。2040年当時は凄惨ないじめを受けていたことから、鬱屈した感情をため込んでおり、専属担当官の神谷花蓮の仕込みで学園生活を送るうちに攻撃的な内面が表に出るようになっていきます。一方で理知的な面もあり、自分の性格を変貌させたことや花蓮が自身の目的のために暗躍していることも気が付いており、最終的には花蓮と手を組み、UWを出し抜き上へと昇りつめようとします。
2040年時点の土井翔太
イジメグループの高松やエリカらのグループに凄惨ないじめを受け、鬱屈した日常を送っていました。そんな中、ほぼ唯一翔太に優しく、心の底から翔太を心配する教師の羽生柚希に好意を抱いていました。 翔太がコールドスリープすることになっても気にかけてくれるのは柚希と、翔太の妹くらいのものでした。
2045年に目覚めた土井翔太の活躍
鬱屈した気持ちで翔太が目覚めたのは、男性の殆どが死滅しているという非日常でした。そこから訳も分からぬうちに自分以外は女子のハーレム学園生活を送ることになります。そこで柚希と再会し、初体験を終えた後、専属担当官の神谷花蓮の仕込みで、その卑屈な性格は内面の攻撃性を引き出された自信に溢れた性格へと変わっていきます。その後、暗躍する加恋と手を組み、UWへ反旗を翻すようになります。
男性キャラクターその④ 木根渕 善
4番目に目覚めたナンバー4。しかし、目を覚ました先にはUWと敵対するテロ組織のその中でもイザナミと呼ばれる勢力に囚われており、性奴隷として扱われます。性格は上司のパワハラに耐えながらも仕事をこなす社畜タイプ。社畜代表。
2040年時点の木根渕善
上司の出芽輝奈にどやされながらも、製薬会社の営業としてして仕事をこなす日々を続けていました。細胞硬化症が発症したと同時に、彼女の妊娠が発覚。コールドスリープに入る前に結婚式を挙げ、その後コールドスリープへと入ります。
2045年に目覚めた木根渕善の活躍
UWに対立するテロ組織の特にイザナミ派と呼ばれる派閥に捕らえられ、目が覚めたときにはかつての上司である出芽輝奈が中心となった集落にて身体の自由を奪われ、食事でさえも自分の手でとることは出来ない状況で精を搾り取られる生活を続けることとなります。奴隷のように扱われる中で、その責め苦を味わう儀式の最中に悟りを開き「イザナギ」として豹変し、目の前にいた全ての女性と大乱交を行います。第一部の最終局面ではUWに追い詰められた怜人たちの前に現れます。先に目覚めている三人と比べると、あまり活躍の機会がなかったキャラですが、第二部では活躍の機会が増えるとのこと。
男性キャラクターその⑤ 金村 陸
水原怜人がワクチンを全世界に広めるも、そのワクチンにはUWによって男性の機能と性欲をなくすという仕込みが行われ、ほぼ全ての男性がその機能を失ったあとに、唯一性欲と女性への興味を持った少年。中世的な顔立ちのショタ担当。細胞硬化症を患っていたことも言及されています。2049年時点で世界に3人しかいないリビダーと呼ばれています。
2049年における金村陸
UWがワクチンに仕込んだNOSEXにより男性が女性への興味を失ってしまった状況下で、自身の性の目覚めに戸惑いつつ、専属担当官となった溝下乃薔薇や雨宮牡丹、 保世ひまわり、 花山院百合愛、倉持蘭とワクワクドキドキの同棲生活を送ることとなります。
【終末のハーレム】男性キャラクターまとめ
終末のハーレムに登場する男性キャラを紹介しました。本作の謳い文句は5人の男性のみというものですが、5人目は第一部の時点では登場せず、第二部にて初めて登場します。おそらくアニメで放送されるのは第一部までだと思われます。5人目はは現在連載中の『終末のハーレム After World』 に登場するので、気になる方はチェックしてみてください!