CLANNADはビジュアルアーツ/Keyより2004年にPCゲームとして発売され、PS2をはじめ様々なコンテンツにも移植版が発売された大人気恋愛アドベンチャーゲームです。そのゲームを原作に、2007年にアニメ化、翌年の2008年には第二期となるAfter storyもアニメ化され、ゲーム発売から15年、アニメ化からも10年以上経った今も大人気の作品です。とても心温まる話や、見るもの皆が涙した感動的なストーリーがとても話題となりました。今回はランキングとかではなく個人的に感動した場面をご紹介します。時系列からの後半はネタ枠という並びですので宜しくおねがいします。
目次
- CLANNADの内容紹介
- CLANNAD-AFTER STORY-の内容紹介
- 風子楽しかったです(1期 9話)
- ことみちゃんお誕生日おめでとう(1期 14話)
- 藤林姉妹の葛藤からの解放(1期 18話)
- 夢を叶えろ渚(1期 22話)
- 朋也くんと一緒なら(1期 23話)
- 芽衣をいじめるな(AS 4話)
- 進める時は進んでください(AS 9話)
- 結婚しよう(AS 12話)
- 渚をください(AS 13話)
- 名前は汐(AS 15話)
- 泣いていいのは(AS 18話)
- やり終えたのか(AS 19話)
- 町が起こした奇跡(AS 22話)
- これから始まりますよ(AS 22話)
- 智代登場(1期 1話)
- 絶対叶うおまじない(1期 17話)
- 修羅場ですよ岡崎さん(1期 18話)
- それと便座カバー(AS 3話)
- 風子参上(数話に一度登場)
- 小さな手のひら(AS 22話)
- CLANNAD名場面まとめ
CLANNADの内容紹介
出典: CLANNAD
怪我によりスポーツを諦め不良として過ごしていた主人公の岡崎朋也は、ある日学校へと続く坂道で一人立ち止まる古河渚と出会いました。その出会いが灰色だった岡崎朋也の人生に大きく色を付けることとなるのでした。渚と知り合い過ごす学園生活は今までとは全然違う日々で、そんな渚の願いである演劇部の復活の為に様々な困難を乗り越えて二人は接近し、成長していくストーリーとなっています。
CLANNAD-AFTER STORY-の内容紹介
出典: CLANNAD
岡崎朋也と古河渚が卒業するまでの話と卒業以降を描いた作品です。渚は病気のために一年遅れて卒業、岡崎は知り合いが働いている電気工の仕事をしています。そんな二人は共に暮らしはじめ、幸せな毎日が始まり、そんな毎日がずっと続くと思っていました。しかし、とても悲しい運命が二人を待っているのでした。
風子楽しかったです(1期 9話)
出典: CLANNAD
風子と一緒に風子の願いをかなえるために頑張ってきた岡崎と渚。それまでは散々岡崎には生意気な態度をとっていた風子が最後にきちんと心から感謝を伝え、楽しい毎日だったと告げるシーンです。風子シナリオが4話ほど続いてて、それまでの経緯とかも踏まえて見ると本当に屈指の名シーンとなるので、ぜひ一連の流れで御覧ください。涙不可避です。
ことみちゃんお誕生日おめでとう(1期 14話)
出典: CLANNAD
朋也がことみの事を思い出し、ことみシナリオが全て丸く収まり、そして最後にはことみの一番の欲しかったものが帰ってきた。両親が仕事のせいでことみの誕生会に出れなかった幼少期、その悲しみから燃やしてしまった父の仕事の論文。しかし、その論文は論文などではなく、ことみの欲しがっていたクマのぬいぐるみのカタログ。両親はことみの事を考えていて、亡くなる寸前までことみにクマのぬいぐるみを届けることだけを考えていた。それが10年の時を越えてことみの元に届いた瞬間でした…。
藤林姉妹の葛藤からの解放(1期 18話)
渚を守る朋也を見て、朋也はやっぱり渚のことを好きだと気付いた、いや、知ってたけどあえて気づかないふりをしていた藤林姉妹が、もう目をそらすことが出来ない現実を見てしまった瞬間です。姉妹ともに岡崎のことが好きであり、ずっと妹の諒と朋也をくっつけようとして自分の気持を押し殺していた姉。そんな姉も岡崎が好きだと知っていたのに優しい姉に甘えて流れに身を任せていたいた妹。そんな二人の今までの葛藤が涙となって溢れた名場面でした。背景で流れているOVERがまた素晴らしいです。
夢を叶えろ渚(1期 22話)
渚が念願だった演劇をついに出来るという目前で、父親が元々は役者志望であった事を知り、その演技はとてもうまく、そんな実力がありながらも自分が生まれたせいでその道を諦めた。そんな罪悪感のせいでせっかくの舞台の上で演技ができなくなった渚。そんな渚の下へ来て叫ぶ父「夢を叶えろ渚」「俺は諦めたんじゃねえ、自分の夢をお前の夢にしたんだよ」と、子供の夢は親の夢でもあるということですね、ここまで素晴らしい家族は正直少ないと思いますけど、家族って良いなって改めて感じた名場面でした。
朋也くんと一緒なら(1期 23話)
出典: CLANNAD
もう、こんな女の子いるなら見てみたいとしか言えませんね。何がしたい?問われ、朋也くんと一緒ならなんでも良い、どこでも良いって、そんな事を心から言える渚はもうただの天使です。番外編なのでそれまでが比較的ギャグ的な流れだったのですが、最後の最後でものすごいトキメキを見させていただきました。
芽衣をいじめるな(AS 4話)
ミスターお笑い担当の春原のかっこいい貴重なシーン。昔は芽衣ちゃんに何かあればいつも駆けつけていた春原、時が過ぎ、もうあの頃のかっこいいお兄ちゃんはいないと落胆仕掛けていた時に駆けつける春原は昔と何も変わっていなく、芽衣ちゃんの大好きなかっこいいままのお兄ちゃんでした。たまに見せる春原シリアスは何気にどれも必見です。
進める時は進んでください(AS 9話)
出典: CLANNAD
留年してしまった渚が心配なのと寂しいからか、自分も留年すればよかったと涙ながらに言う朋也に対して、少しだけ怒ったような感じで渚が諭しながら言いました「進めるなら進んでください、進めるなら進むべきなんです」立ち止まろうとしてる朋也に対して、自分が立ち止まることの辛さがわかってるからこそ言えるセリフですよね。当たり前のようなことでも改めて深く考えさせられる名場面でした。
結婚しよう(AS 12話)
出典: CLANNAD
父親の逮捕、そして自分に対して謝罪もなにもないことに失念と怒りから精神的に参ってしまい、やりきれない思いで拳を塀に何度も叩きつける朋也。それを必死に止める渚。そんな事しても意味がない、貴方はひとりじゃない、私がいるから、頼っていいと。渚のか弱い体で本気で暴れる男性を止めるのは容易ではない、それでも渚は必死に朋也を止めます。そして、やっと落ち着きを取り戻した朋也が自分のためにそこまでしてくれた渚に言いました「渚、結婚しよう」渚は即答でOK。勢い任せのような朋也ですが、いついかなる時に言われてもOKする気持ちでいた渚に感服です。
渚をください(AS 13話)
出典: CLANNAD
普段はいくら小馬鹿にしてようと相手は渚の親。キチンと決める時は決めなきゃいけません。そして秋生も簡単に渡せるほど渚は軽いものではありません。お互いの意地と意地、どれだけ本気かを届けないといけない場面で、朋也が男らしく決めた名場面ですね。普段のどこか友達の延長線上のようだった二人の関係が親子になった瞬間でもありました。
名前は汐(AS 15話)
出典: CLANNAD
朋也と渚が子供の名前を考えているシーンですね。朋也は自分は名字をあげられるから名前は渚が決めていいと。そして渚が考えたのは自分の名前にも関係している海にまつわる系が良いと。そして決めた名前は汐。一期の頃のウブな二人から見ていた身としては、そんな二人が結婚して子供の名前を決めているというとても感慨深く心温まる場面でした。
泣いていいのは(AS 18話)
出典: CLANNAD
渚を失った失望から、育児放棄をして古川家に5年間ずっと預けていた朋也。5年ぶりに会った汐は古川家の教育で立派な子供に育っていました。朋也と初めて出かけた旅行先で朋也に買ってもらったおもちゃをなくしてしまい、ずっと探すのですが見つかりません。朋也が新しいのを買ってやると言っても、初めてパパに買ってもらったのはあれだけだからと言います。同じものだとしてもそれは二回目に買ってもらったもの、初めてはあの一つだけ。そんな汐に朋也も今まで放置してたことを謝罪し、汐は早苗さんに教わっていたとおり、泣いて良いのはトイレかパパの胸の中だけ、その言葉を守り、おもちゃが見つからなくても泣くのを我慢していたのですが、人生で初めてパパの胸、朋也の胸の中で大号泣するのでした。涙腺崩壊ランキングトップ3に入るでしょうね。
やり終えたのか(AS 19話)
出典: CLANNAD
父親としてはアニメ放送内では決して良い父親ではなかった朋也の父、岡崎直幸。そんな父のことを煩わしく、鬱陶しくも思っていた朋也。自身のせいで朋也に怪我を負わせてしまい、その自責の念から二人の関係はひどく悪化。犯罪まがいのことに巻き込まれ逮捕されてしまったり、すっかり廃人となってしまった直幸ですが、彼の人生は朋也が生まれてからは全て朋也を育てるために捧げられていました。再婚もせず、遊びもせず、ただ朋也を育てることにだけ。それに自身も父親になった朋也がやっと気づけて、親父はもうやりきった、楽になって良いからとついに和解した名シーンです。涙なしでは見れないトップ3に入る名場面ですね。
町が起こした奇跡(AS 22話)
出典: CLANNAD
空に舞い上がる雪?いえ、幸せの光の玉。幻想世界にいた少女、そして朋也、二つの世界がつながり、色んな人の沢山の幸せのかけらが幻想世界から解き放たれて空に舞う。そして起こる奇跡。ここの部分というか、CLANNADはとても深く見るものの想像に任せるような描写が多々ありますが、この部分は朋也と幻想世界の少女の願いが叶ったのではないかと思います。
これから始まりますよ(AS 22話)
出典: CLANNAD
CLANNADという作品の最後の最後の場面。沢山あった悲しいことや辛いこと、それでもそれらを乗り越えてきたプレイヤーである視聴者へ訴えるかのような風子のセリフ。楽しいこと、見つければいいだろ、と朋也が1話で言っていました、そして最後は風子が言いました、楽しいことはこれから始まりますよ。最初と最後で綺麗につながるというもう感慨深すぎて一生忘れられない名場面と言ってもいいかもしれません。
智代登場(1期 1話)
出典: CLANNAD
伝説の不良と言われた坂上智代の登場シーンですが、後に春原を連日ボコボコにするようにとてつもなく強いです。こんな可愛い顔して大人数のヤンキーフルボッコって流石に強すぎだろと衝撃を受けた思い出ですね。
絶対叶うおまじない(1期 17話)
出典: CLANNAD
宮沢有紀寧の絶対逃げることが出来ない魔法のおまじないで、体育倉庫に閉じ込められた朋也と杏。この回の前後で杏の人気が爆発的に上がったとか噂がありましたね。でも確かに普段の杏とは違って可愛らしい姿はとても印象深かったですし、おまじないを解くための朋也の奇行も合わせて名場面でした。
修羅場ですよ岡崎さん(1期 18話)
出典: CLANNAD
朋也の停学を心配して押しかけてきた沢山の女子たち。誰の作ったご飯を食べるのか困る朋也。さらに風子も助けに来たと見せかけて状況悪化させる始末。唯一の朋也の味方だと思っていたことみもまさかの裏切り。こんな羨ましい事を死ぬ前に一度でいいから体験してみたいと思わせられる名場面でしたね。自分は風子の作ったグロテスクなバームクーヘンいただきます。
それと便座カバー(AS 3話)
出典: CLANNAD
CLANNADのある種の名言でもあり大人気なシーン。一時期はやたらと語尾に便座カバーつけるのも一部では流行ってましたよね(笑)CLANNADの中ではそこまで大事な場面ではないのですが、何故か耳に残る素晴らしいフレーズが印象強く残ります。
風子参上(数話に一度登場)
出典: CLANNAD
困った時の風子ちゃん。岡崎が困った時にどこからともなく次元を超えて現れて、何も解決すること無く、ときにはさらに場を荒らして去っていく風子ちゃん。出てきてくれるだけでいいんです。本当は一切出てくるはずないんですから。風子は出てきてくれる全てが名場面ですよ(笑)
小さな手のひら(AS 22話)
出典: CLANNAD
全てが報われた世界で、幸せに暮らす朋也と渚と汐。そしてそれぞれの進んだ道で頑張っている親友たち。そんな情景を見せられながらバックで流れる小さな手のひら。どうすれば泣かないで見れるのか教えてほしい名場面です。最後におじいちゃんに会いに行って、直幸が笑顔で出迎えてくれるのがもうね…。「僕らは今日までの悲しいこと全部、覚えてるか、忘れたか」歌詞のこの部分が凄く好きです。
CLANNAD名場面まとめ
出典: CLANNAD
全部で約50話位ある中で、正直毎回が名場面と言っても過言ではないCLANNADですが、今回は正史と言いますか、朋也と渚を起点とした名場面を多くしてみました。やはりアニメはAS以降は渚ルートですし、メインのシナリオですから沢山の名場面がありました、書きながらも少し思い出しで感動してしまいました。他のキャラにも沢山の名場面はありますし、紹介しきれなかった場面は本当に多々ございますから、ぜひご自身の目でCLANNADを堪能してください!途中にも書いてますが、見るものの判断に委ねる系の描写が多いので、解釈違いは大目に見てください(笑)それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。