2018年から連載が始まり、2021年3月現在130話を超えるまで連載が続いている「EDENS ZERO」。最初はシキが1人で宇宙へ旅立つところから始まり、今では仲間や強敵が数多く登場してきました。そこで今回は130話までに登場した大勢の主要キャラたちが、どんな感じのキャラなのかをザックリと紹介していきます。
目次
シキ・グランベル
本作の主人公で重力のエーテルギアを使う少年。ロボットたちだけが暮らす星で魔王ジギーに育てられ、レベッカと出会うまで友人や知り合いはロボットだけでした。レベッカと出会ったことをきっかけに宇宙へ飛び出し旅に出るのですが、人との触れ合いが無かったため、すぐに人を信用してしまう騙されやすい純粋な性格。さらに人間の友達がいなかった事からか、人間を見るとすぐに友達になろうとしてしまいます。
レベッカ・ブルーガーデン
本作のメインヒロインで、動画配信などをするYouTuberならぬ「B・キューバー」という仕事を生業にしています。基本的には標準語を喋っているのですが、戦闘の際などはたまに「~ぜよ!」といった感じの土佐弁が出てしまいます。物語の途中からは「キャットリーパー」という時間を巻き戻す特殊な能力を覚醒。それがきっかけで敵から狙われる事になってしまいます。
ハッピー
前作ではナツの相棒として登場したハッピーですが、本作ではレベッカの相棒として登場。担当する声優さんも同じく釘宮理恵さんなので、まるっきりそのままのイメージです。前作と大きく違うのはハッピーが既に死んでおり、ロボットであり変形も出来るという点。戦闘中は銃に変形してレベッカと戦います。
ワイズ・シュタイナー
元の世界では老人として登場しており、ハッピーをロボットに改造した張本人。シキたちの仲間となるのは「時喰み」の影響で50年前の時間軸にいたワイズであり、年齢的にはシキたちと同じくらいです。ちなみに仲間になる前は盗賊として活動していました。機械に関する知識が豊富で、エーテルギアは機械を自在に改造する能力。宇宙船やロボットの修理などを得意としています。
EM=ピーノ
「時喰み」の影響で50年前に逆行したノーマにいたアンドロイドの少女。シビルたちに利用され、片足を破壊されるなどひどい扱いを受けていましたが、シキたちに助けられてからはワイズに足も直してもらい、怯えてばかりいた頃と違って明るい性格に変わっていきました。ピーノを作ったのはジギーであり、エーテルギアを強制停止させるなどの特殊な能力も持っています。
ホムラ・コウゲツ
「~ゆえ」という口癖が特徴の少女。オオエドという明らかに江戸時代っぽい名前の惑星出身で、服装はいつも和装。和装なのに何故か露出度が高い「和バニー」など、破廉恥な恰好になってしまう事も……真っ直ぐすぎる性格なため隠し事が一切できず、思った事はすぐ口に出してしまいます。母親のクレナイに捨てられたホムラは魔王四煌星のヴァルキリーに拾われ、その時に剣術を習うのですが、ある日行方不明となったヴァルキリーを探して宇宙を旅していました。
ウィッチ・リグレット
魔王四煌星の1人で「鋼鉄の魔女」の異名を持つ女性。防衛の要的な存在であり、常にシキたちが乗っている宇宙船エデンズゼロを守り続けています。その為船を離れる事は出来ず、最初にシキが宇宙船に乗った際も宇宙船で10年間眠り続けていました。普段はヘルメットをかぶっていて顔はよく見えませんが、ヘルメットを脱ぐとキリッとした目がカッコいいお姉さんの姿を見る事が出来ます。
シスター・イヴリィ
魔王四煌星の1人で「エデンズの命」の異名を持つ回復役を担うシスター。……なのですが、その能力とは裏腹に暴力的でヤンキーのような口調や行動が特徴的な女性です。相棒は相撲取りのような見た目をしているロボットのモスコで、よく一緒にいては激しいツッコミを入れています。修道服を着ているため露出度は低いのですが、扉絵では下着姿で登場したり、ナースの衣装を着た時は大きく胸元が開いていたり露出する事に対して抵抗は無いようです。
ハーミット・ミオ
魔王四煌星の1人で「エデンズの心」の異名を持つ少女。他の魔王四煌星はみんな大人っぽい女性なのですが、ハーミットだけは子供っぽい見た目をしています。機械を操作する事が得意でハッキングなどをする事も。最初は絶望している状態で発見されましたが、シキの仲間になってからは感情も取り戻し、年相応の少女といった感じになっています。
ヴァルキリー・ユナ
魔王四煌星の1人で「エデンズの剣」の異名を持つ女性。ホムラを育てた親的な存在でもあり、ホムラの親であるクレナイを探す旅に出るのですが、その後ホムラ達にサン・ジュエルで機能停止した状態で発見されます。強制労働させられていた人間を護る形で命を落としたヴァルキリーは英雄的な存在であり、ホムラはそのままサン・ジュエルにヴァルキリーの亡骸を残して、ホムラはヴァルキリーの心を受け継いで魔王四煌星を名乗るようになりました。
モスコ=ヴェルサー零
シスターの相棒的な存在で相撲取りのようなロボット。船の世話係という事になっていますが、戦闘にも参加したりしています。ヘソの当りに謎のボタンが付けられており、隙があるとそのボタンを押そうとするのですが、毎回シスターに怒られて阻止されてしまいます。アニメでもそのボタンを押す事でどうなるのかに注目です。
ジギー
シキを育てたアンドロイドで「魔王」と呼ばれる存在。もともと魔王四煌星もジギーに仕えていました。シキを拾って育てており、魔王と呼ばれていますが人とロボットが仲良く暮らせるような世界を目指しており、シキからも信頼されています。シキを送り出して活動停止したと思われていましたが、その後再稼働すると性格が一変。シキたちの最大の敵となってしまいます。
エルシー・クリムゾン
銀河六魔将の1人。ジギーとも面識があり、エデンズゼロを預かっていたのもエルシーでした。前作のフェアリーテイルを見ていた方ならすぐに気付いたと思いますが、名前も外見もエルザと瓜二つです。その強さは他の勢力も最大レベルで警戒する程。子供の頃既にヴァルキリーと互角の戦いをしており、風呂場ではホムラの剣を足の指先で受け止め投げ飛ばし、その後ホムラは負けを認めて土下座するほど力の差がありました。
ドラッケン・ジョー
銀河六魔将の1人で「闇の錬金術師」の異名を持つ男。金の力で世界を裏から牛耳っていました。とにかく「金が全て」といった性格をしており、人間は金になるか金にならないかで生かすか殺すか決めているほど。錬金術で寿命を延ばしているため若く見えますが実年齢は老人です。寿命が尽きそうになったためレベッカの能力に目をつけます。一度はシキたちを圧倒して倒すものの、レベッカのキャットリーパーにより時間が巻き戻り二度目の戦いで敗北。その後シワシワの老人の姿になってしまいました。
シャオメイ
銀河のすべてを知る「時詠み」の異名を持ち、物語の節目で出てくる語り部的な役割も担う女性。先を見通す特殊な力を持っています。原作では章が変わるたびに語り部として登場しており、これまでの物語のおさらいなどを語っていました。シキたちにアドバイスをする事もありますが、その際にはそれに見合った試練を与えています。
ジン / クリス・ラザフォード
妹の特殊な病気を治すために戦い続ける青年。妹のクリーネをなにより優先し、病気を治せる可能性があるなら何でもするような性格です。最初は偽物のシスター、その後はドラッケン、そしてその後はクリーネの治療の為、エデンズゼロに客人的な扱いで同行しますが、エデンズゼロのピンチには敵と戦い船を護っていました。
クリーネ
ジンの妹で感情を奪われた少女。ドラッケンの元にいた時は「シルフ」というコードネームを使っていました。感情は無いのですが、ドラッケンに対しては恐怖の感情を抱いているようで、怯えた表情を見せる事もあります。ドラッケンが敗北してからはシスターに治療してもらうためエデンズゼロへ。無表情ですが楽しそうな生活を送っていました。
ラビリア・クリスティ
レベッカの事を格下扱いしている人気B・キューバー。事あるごとにレベッカに絡んでは動画のネタにしたりしてバカにしています。ドラッケンとの戦いでは巻き込まれて捕まってしまうシーンも。高飛車な性格ですが、どこか憎めないキャラでもあります。
主要キャラ紹介まとめ
ここまでエデンズゼロに登場する主要キャラを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?この先まだまだ登場キャラは増えていきますが、一先ずドラッケンとの戦いが大きな節目になると思います。どこまでアニメ化されるかはまだ分かりませんが、各キャラの活躍に期待です。