アニメミル

アニメ好きのエンタメマガジン

ランウェイで笑って

【ランウェイで笑って】都村育人はどんなキャラクター?着る人に寄り添った服を作る新鋭デザイナー!

更新日:

笑顔の都村育人

週刊少年マガジンで連載されている『ランウェイで笑って』は、少年漫画としては珍しい服飾業界をテーマにした作品。しかし少年漫画らしい友情や努力といったテーマが描かれており、何よりファッションに興味がない人でも見入ってしまうほどの内容が大きな反響を呼びました。2020年1月からアニメ放送もスターする『ランウェイで笑って』について、今回は主人公の都村育人について紹介。どんな人物なのか、藤戸千雪との関係はどうなっていくのかをまとめていきます。

都村育人のプロフィール

笑顔の都村育人

『ランウェイで笑って』の主人公である都村育人は、物語開始時点では卒業後の進路に悩んでいる高校3年生でした。実家の家計事情もあって、本当は服飾関係の専門学校に通いたいと考えていましたが、就職の道を選んでいます。しかしクラスメイトの藤戸千雪と接点を持つようになると、彼女の影響を受けてデザイナーの道を進むように。まずは「藤戸千雪が一番魅力的になれる服」を作り、そこから才能の一部分を披露していきます。

母親と妹3人と一緒に暮らしている

都村育人は母子家庭で、下には妹3人がいます。同じく高校生で長女のほのかは家計や料理を担っており、次女の葵は中学生で部活動に励んでいます。三女のいち花はまだ保育園に通っている幼い子供で、それぞれと仲良く過ごしているのが印象的。母親は入院をしているため、子供たちがそれぞれの家事を分担している様子が描かれています。都村育人は料理こそできませんが、コーヒーに関しては母親がかつて経営していた喫茶店で出していた味とよく似ていると、ほのかから言われています。

高校を卒業後は一人暮らしを始める

物語が進んでいくと、やはて都村育人は一人暮らしを始めるように。芸華祭のファッションショーに出るため連日の作業に終われていましたが、妹たちに手伝ってもらいながら完成させていく様子が描かれています。そして芸華祭が終わり、インターンシップから「Aphro I dite」の正社員に登用されると、藤戸千雪の父親である研二の厚意で一人暮らしを始めます。ミルネージュの社宅として使われていた場所で、最上階には藤戸千雪が住んでおり、度々部屋に遊びに行っている様子もあります。

妹たちの服を作るほど器用

家事を分担している都村家において、育人は主に裁縫面で大きく貢献していました。服を作ることができるため、三女のいち花は彼が作る服を着て喜んでいる姿が印象的なシーンに。葵もまたスポーティーながらオシャレな服を着ており、ほのかに関しても落ち着きのある服を着ていますが、そのいずれもが育人が製作した服です。彼女たちらしさが見られる、着る人に寄り添った服を作ることを得意とする様子が窺えるポイントです。

高校生時代の都村育人

服を作る都村育人

卒業後は就職しようと考えていた都村育人ですが、藤戸千雪との出会いによって、デザイナーを目指す道に進み始めます。それまで近しい人のためだけに服を作っていましたが、もっと自分の服を色々な人にきて欲しいという想いを持つようになり、才能やセンスを持つ人たちに揉まれながら成長していきます。そんな都村育人の高校生時代について、どのような物語が展開されていたのかを紹介していきましょう。

地味に過ごしながら被服部に所属

高校生の都村育人は被服部で1人の時間を過ごしており、クラスの中でも地味な部類でした。しかし進路調査票を集めなければならない藤戸千雪は、そこで初めての彼に話しかけており、同時に運命の出会いを果たすことになります。進路に悩む都村育人でしたが、藤戸千雪の前向きな姿勢に惹かれて、高卒でもデザイナーになれるかどうかを尋ねます。厳しい言葉を投げつける彼女でしたが、彼の境遇と自身を重ねてしまうと、心が許せなくなって「一番魅力的になれる服」を作って欲しいとお願いします。

藤戸千雪との出会いでデザインの世界へ

藤戸千雪との出会いが、都村育人の世界を一変させたのは説明不要かもしれません。彼女から「一番魅力的になれる服」を作って欲しいとお願いされると、素材として渡されたミルネージュの服を組み合わせて、要望通りの服を完成させます。これがスナップ写真として掲載されると、ミルネージュには問い合わせが殺到することに。藤戸千雪もオーディションに合格するなど、ここから都村育人はデザイナーの道を歩み始めていきます。

柳田一の下でアルバイトに励む

藤戸千雪とのために作った服ですが、高校生ということもあって話がこじれていきます。しかしミルネージュの社長であり、藤戸千雪の父親である研二は、都村育人にデザイナーとしての道を歩ませるためにアルバイト先を紹介するのでした。かつてミルネージュのデザイナーとして働いていた柳田一のブランド「HAZIME YANAGIDA」で、デザイン業界の厳しさを知る都村育人。同時に仲間やライバルとも出会い、新しい環境は心身ともに彼を成長させていきます。

芸華祭では綾野遠と長谷川心と勝負

高校生時代の都村育人について、最大のイベントが服飾芸華大学の恒例行事である芸華祭でのファッションショーでした。都村育人は外部生ながら予選を勝ち抜き、大学史上でも随一の腕を持つ綾野遠、同じ柳田一のアトリエで働く長谷川心と藤戸千雪のタッグ、この2組との勝負に挑んでいきます。途中に母親の状態が悪くなってしまうトラブルにも見舞われますが、なんとか仕上げた10着の服は「世界を旅する服」として、会場や審査員を夢中にさせました。

高校を卒業した後の都村育人

藤戸千雪と話す都村育人

芸華祭が終わると、デザイナーへの夢をより一層に強くさせた都村育人。しかしお世話になっている「HAZIME YANAGIDA」を畳むと柳田一から言われ、都村育人は働く環境を失くしてしまいます。とりあえずは服飾芸華大学の特待生を狙って書類を提出しようとしますが、そこで綾野遠がいる「Aphro I dite」のインターン生募集のチラシを発見。綾野遠に連絡してインターンを受けると、そこから都村育人は駆け足で成長していきます。

わずか3か月で正社員登用される

「Aphro I dite」のインターンシップは、無給で社員の厳しい要望に応えなければならない厳しい環境でした。すでに何か月も在籍しているインターン生もいるほどで、日本だけでなく世界にも進出するトップブランドの凄みを感じずにはいられません。そんな環境において、都村育人は入社して3か月後に正社員へと登用されます。周りの人たちから驚きの目で見られますが、こと綾野遠に関しては当然だろうという目で接しています。

柳田一とカプセルコレクションを成功させる

「Aphro I dite」では柳田一の下で再び働くことになった都村育人。野心家である柳田一は、自分の能力を世間にアピールするため、次々と手を打っていきます。その1つがカプセルコレクションで、そのために都村育人も全身全霊をもって仕事に励んでいくのでした。カプセルコレクションは無事に成功しますが、そこに都村育人の力がなければ、果たして成功できたのかが分からないほどの活躍を披露しています。

ノービスのチーフに就任

「Aphro I dite」の社長である綾野麻衣は、芸華祭から都村育人に注目していた1人です。パタンナーとして働いた都村育人でしたが、彼のデザイナーとしてのセンスを見込んで、ブランドラインの1つ「ノービス」のチーフデザイナーに昇格させます。しかしすでにノービスのチーフには佐久間美依がいたため、2人体制で東京でのコレクションに向けた準備を進めていくことに。少し気まずい空気が流れるも、パリコレを目指すために止まっていられない都村育人は奮闘していきます。

都村育人のデザイナーとしての評価

服への想いを語る都村育人

『ランウェイで笑って』はファッションデザイナー目指す都村育人と、パリコレモデルを目指す藤戸千雪の物語ですが、とりわけ都村育人の活躍が大きく目立ちます。デザイナーという夢を実現させるために奔走するだけでなく、いつしか藤戸千雪と一緒にパリ・コレクションに出るという新しい目標を見出すのでした。そんな都村育人は、デザイナーとしてどのようは評価を受けているのか、作中の内容からまとめていきます。

着る人に寄り添った服を作る

都村育人が作る服は、いつだって「着る人に寄り添った」服になっています。これは彼が母や妹たちに作る服だそうであり、実際にファッションショーで彼の服を着用するモデルたちも素敵だと称賛を送っています。作りの丁寧さや着る人が喜ぶ服を作ることができる都村育人ですが、それはデザイナーとしての評価とはまた別のもの。デザイナーのエゴやセンスが詰め込まれている服を作ってこそ、デザイナーとしての評価がされるものであると、作中で思い知らされます。

徐々に実力を認めていく柳田一

柳田一のアトリエでアルバイトとして働き、「Aphro I dite」でもまた同様にパタンナーとして働く都村育人。上司である柳田一が表現したい服を作るのが仕事であるため、彼の想いや意図をしっかりと考えて、仕上げていく様子が描かれています。柳田一はアルバイト時代から、服のパターンを読み取ることができる力を持っていることを高く評価します。そのため、「Aphro I dite」でもパタンナーとして実力を培ってから、デザイナー志望をアピールすれば良いとエールを送っています。

綾野遠からはパタンナーとして評価される

作中においてセンスの塊とされている綾野遠は、都村育人にとって最大のライバルとなる相手です。彼からもまた実力が認められていますが、それはパタンナーとしての能力だけでした。デザイナーとしてのセンスは、「Aphro I dite」に入社した都村育人であっても遠く及ばないと言えるでしょう。しかし目指している服にどんな素材を使用するべきかなど、着眼点は同じくらいに肥えているため、いつの日か綾野遠を超える日がやってくるはずです。

綾野麻衣はデザインも演出も評価

「Aphro I dite」の社長である綾野麻衣は、芸華祭での都村育人の活躍に注目していました。そして佐久間美依の厚意で1枚のデザインが彼女の目に止まり、これがノービスのチーフデザイナー登用のきっかけにもなっています。また、芸華祭ではショーの構成を高く評価していた1人でもあり、審査員の立場ではなかったものの、最後にシンプルな着る人に寄り添った服を持ってきた演出は、「自分でもそうする」と言わせしめたほどでした。

ヒロイン・藤戸千雪との関係

藤戸千雪の凄さを語る都村育人

『ランウェイで笑って』ヒロインの藤戸千雪との出会いにより、都村育人はデザイナーの道を歩み始めます。彼女の出会いがなければ卒業後は一般企業に就職し、これまで通り家族や近所の住人に服を作ってあげる日々を過ごしていたでしょう。そんなデザイナーの世界に導いてくれた藤戸千雪との関係は、作中でどんな風に描かれているのかを紹介していきます。

高校ではクラスメイトだった

都村育人と藤戸千雪は同じクラスに在籍する間柄でしたが、それまでひと言も話していた様子がありません。藤戸千雪が進路調査票を集める係だったことで、都村育人の進路票を回収する時に初めて言葉を交わします。それまで藤戸千雪は、ミルネージュの所属オーディションを落ち続けていましたが、彼と接していくうちに自分の境遇と重ね合わせていき、「一番魅力的になれる服」を作ってほしいとお願いして物語が始まります。

初めてのファッションショーを一緒に経験

柳田一のアトリエで働くことになったのは、藤戸千雪の父親である研二の計らいがありました。そして都村育人は厳しい言葉を投げつけられるも、必死に頑張っていき、初めてのファッションショーを経験することに。トラブルが重なって慌ただしくなりますが、急きょモデルとして駆けつけた藤戸千雪と初めてタッグを組むことになった都村育人。彼女が着用する服をフィッティングしては、ショーも成功に導くだけでなく、デザイナーの仕事の魅力に惹かれていくのでした。

互いに高め合う存在になる

数々のエピソードにおいて、都村育人は藤戸千雪に助けてもらっています。その逆もまた然りで、藤戸千雪も都村育人の存在によって救われている様子があり、互いに離れていても支え合っている様子は、思わず胸が熱くなってしまうばかり。卒業後は「Aphro I dite」と芸能界の仕事のそれぞれで頑張る2人。都村育人が一人暮らしを始めたことで、日常でも接点が増えていき、やがて2人でパリ・コレクションに出ようという大きな目標を掲げていくのでした。

まとめ

ほほえむ都村育人

『ランウェイで笑って』はファッション業界をテーマにした作品ですが、少年漫画らしく主人公たちの成長していく様子から目が離せません。ヒロインである藤戸千雪との関係の進展にも注目が集まりますが、目標に向かって突き進むことに必死である様子が描かれています。藤戸千雪の存在があるからこそ頑張ることができる都村育人ですが、どのように成長していき、彼女の仲を深めていくのかが気になるばかりです。

Amazon コミック・ラノベ売れ筋ランキング

  • この記事を書いた人

Kamama

おすすめ記事

1

平素から、このサイトを使用している皆さまには、大変にお世話になっております。普段よりも丁寧な書き出しですが、実はこの度!!新機能である掲示板を作成しました!(まだまだリリースしたてなので、至らない部分 ...

dアニメのおすすめ 2

アニメ好きの皆さん、アニメをいっぱい見たい!って考えた時に、様々な有料の動画配信サービスがありますよね。そんな中で、どのサービスを選ぶのが得なのかって比較したことありませんか?もし、あなたがアニメをメ ...

モテるために 3

ふとした時に、オタクな私はどうやったらモテるのだろうかと考え、男性のモテる趣味ランキングを紹介したサイトにたどりつき、愕然とした。男性のモテる趣味をTop15形式で、色々と紹介していたものだったのだが ...

-ランウェイで笑って
-, , , , , , , , ,

Copyright© アニメミル , 2024 All Rights Reserved.