『妹さえいればいい。』は『僕は友達が少ない』の作者、平坂読(ひらさかよみ)さんのメディアミックス作品です。2017年秋にアニメ化され10代の少年少女たちに人気となりました。本作はライトノベル作家で妄想の中の妹が大好きな主人公、羽島伊月(はしまいつき)を中心に、様々な美少女キャラや出版関係の人達を巻き込んでドタバタ劇を送る、賑やかなで楽しい日常を描いた作品です。伊月は妄想の中の妹に興奮する変態で、身近にヒロインの可児那由多(かにやゆた)や白川京(しらかわみやこ)等の美少女がいるにも関わらず、妄想の妹を重視する危ないヤツですね。ここでは、そんなちょっと変な主人公、羽島伊月について詳しく紹介します。
目次
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月ってどんなヤツ?
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月は大の妹好き!
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月は羽瀬川小鳩を愛している!!
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月は高坂桐乃も愛していた!!
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月の妹好きが止まらない!
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月の交友関係
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月は学生時代はぼっちだった
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月は可児の救世主
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月の友人でありライバル
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月の義弟は超優秀
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月とぷりけつの関係
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月と土岐健次郎
- 【妹さえいればいい。】羽島伊月の声優は小林祐介さん
- 【妹さえいればいい。】二期放送で羽島伊月をもっと見たい
【妹さえいればいい。】羽島伊月ってどんなヤツ?
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
羽島伊月(はしまいつき)は『妹さえいればいい。』通称「妹さえ」の主人公で、妹を全裸にするという斬新な設定で一部に熱狂的なファンがいるライトノベル作家です。出した小説が10万部売れた中堅小説家ですが、人気では友人のライトノベル作家、不破春斗(ふわはると)に劣り、ヒロインの可児那由多(かになゆた)には名実ともに差を付けられています。
【妹さえいればいい。】羽島伊月は大の妹好き!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
羽島伊月を羽島伊月たらしめている所は、「大の妹好き」という所でしょう。伊月の妹好きは神がかっており、妹というカテゴリーであれば美少女でなくてもブスでも人間でなくてもグロテスクな生物でもギリセーフという、非常に類まれな感性を持っています。その感性のおかげで執筆するライトノベルは超個性的で、コアなファンに支えられている将来有望な作家として注目されています。
【妹さえいればいい。】羽島伊月は羽瀬川小鳩を愛している!!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
大の妹好きの伊月は、なんと『僕は友達が少ない』の最強妹キャラ羽瀬川小鳩(はせがわこばと)を愛しており、部屋には小鳩のフィギュアが御神体のように飾られている程です。しかも、小鳩のことを「羽瀬川小鳩神」と命名していて、その姿は妹好きではない他の登場人物たちを引かせています。しかし、何より凄いのは、このような形で他の作品のキャラを登場させてしまう作者の平坂読さんですね。
【妹さえいればいい。】羽島伊月は高坂桐乃も愛していた!!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
伊月の妹好きは羽瀬川小鳩に留まらず、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の高坂桐乃(こうさかきりの)も愛していることが判明。特に桐野には思い入れがあるようで、桐野には褒められるよりも貶されたい欲求があると公言しています。当然、桐野のことも「高坂桐乃神」と命名しており、部屋にはフィギュアが飾られています。桐野は小鳩と並んで伊月が最も愛している妹キャラの一人ですね。
【妹さえいればいい。】羽島伊月の妹好きが止まらない!
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
伊月は他にも小鳩の友人である高山マリアのことを愛していて、『やはり俺の青春ラブコメは間違っている』の比企谷小町(ひきがやこまち)のことも愛しています。こちらも「高山マリア神」「比企谷小町神」と命名しており、当然、部屋にはフィギュアが飾られています。小鳩・桐野・マリア・小町の四名は、伊月にとって妹四天王と呼べる存在でしょう。
【妹さえいればいい。】羽島伊月の交友関係
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
伊月のマンションは頻繁に友人や仕事関係の人間が出入りし、登場キャラクター達の溜まり場となっています。最も頻繁に来るのは、ダブルヒロインの可児那由多と白川京(しらかわみやこ)、不破春斗と伊月の義弟の羽島千尋(はしまちひろ)でしょう。特に千尋は伊月の食事の世話をしに頻繁にやってくる、とても良い弟です。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
他にはイラストレーターとして高い実力と人気を誇る「ぷりけつ」こと恵那刹那(えなせつな)や、伊月の担当編集者で締切にうるさい土岐健次郎(ときけんじろう)等も伊月のマンションにやってきます。また、大野アシュリーという美人税理士にも気に入られ、伊月の部屋にはユニークで面白いキャラクター達が群がっていきますね。
【妹さえいればいい。】羽島伊月は学生時代はぼっちだった
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
羽島伊月は学生時代には既にライトノベル作家で、授業そっちのけでパソコンに向かって小説を書いていました。そのため、周囲からは敬遠され気持ち悪がられていましたね。しかし、そんな伊月の姿に興味を抱いた京は、ある日、伊月に話しかけ、その日から伊月と京は交流するようになりました。
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
伊月の小説を見た京は最初、なんで妹が全裸になったりキスをしたら魔法を使えるようになるのか意味がわからなかったようですが、それに対して伊月は、「10万部売れている自分の小説はビッチには理解できないのだ」と散々に京をビッチ扱い。怒った京は伊月を平手打ちしましたが、それ以来、二人の仲は急速に近づき、気がついたら伊月は京にファッションについて相談する程の関係になっていました。
【妹さえいればいい。】羽島伊月は可児の救世主
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
伊月と可児が初めて出会ったのは、可児が小説の新人賞を取って授賞式をやった時です。可児はもともと伊月の小説のファンで、伊月に対して強い好意を抱いていたため、初対面で付き合ってほしいと告白しました。少し考えさせてほしいと返答した伊月でしたが、色々考えた挙句、可児の告白は断ることに。代わりに、それから頻繁に可児が家に遊びに来るようになり、京と春斗を交えて楽しい時間を過ごすようになりました。
【妹さえいればいい。】羽島伊月の友人でありライバル
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
伊月の友人であり同時期にライトノベル作家デビューした春斗とは、仲が良く暇さえあれば一緒にいます。互いに互いの作品を認めており、お互い自分に無いものを持っている作家として強く意識し合っていますね。時に互いに嫉妬のような感情を抱きますが、最終的には自分の作品の方が面白いと張り合うことが多く、互いに高め合い成長していく姿は良いです。
【妹さえいればいい。】羽島伊月の義弟は超優秀
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
伊月の義弟である千尋は超優秀で、家事万能で掃除から料理まで完璧な上に、性格も良い子です。顔だちも可愛く、誰からも好かれる愛らしいキャラクターですね。伊月は母が死んだ後、比較的早く再婚して新しい妻をもらった父のことが理解できず、一人暮らしを始めました。しかし、そこに千尋が尋ねるようになり、二人は気が合い本当の兄弟のような関係を築いていきました。
【妹さえいればいい。】羽島伊月とぷりけつの関係
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
天才イラストレーターの「ぷりけつ」こと恵那刹那(えなせつな)は、性格は適当で行き当たりばったりなキャラクターです。いくらを食べたいと思ったら、即北海道に行くなど行動が自由ですね。日常のことをあまり深く考えていない伊月は、気づいたら刹那ペースにハマって一緒に行動していることが多いです。
【妹さえいればいい。】羽島伊月と土岐健次郎
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
伊月の天敵と言える人物が、彼の担当編集者である土岐健次郎(ときけんじろう)です。土岐は伊月に小説を書かせるためなら何でもやり、スマホを細工して居場所がわかるように設定したり、発信機を付けて常に行動を監視するなど危ないキャラですね。最終的には伊月をスマホの電波の届かない独房に閉じ込め、無理やり執筆させるという強引なキャラクターだったりします。
【妹さえいればいい。】羽島伊月の声優は小林祐介さん
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
羽島伊月の声優を務めたのは、『Re:ゼロから始める異世界生活』の主人公、ナツキ・スバルを演じた小林祐介(こばやしゆうすけ)さんです。小林さんは2018年現在33歳ですが、アニメの声優とデビューしたのは2013年と比較的最近。それまでは普通に就職などしていたようですが、夢を諦めないで現実にした姿は素晴らしいですね。その小林さんの生き方の姿勢が、リゼロのスバルの演技にも表れていたのでしょう。
【妹さえいればいい。】二期放送で羽島伊月をもっと見たい
出典: 妹さえいればいい。 ©平坂読・小学館/妹さえいれば委員会
2017年秋アニメとして10代の少年少女たちから人気の『妹さえいればいい。』ですが、二期が放送されるかどうかは今の所わかりません。しかし、個性的な美少女キャラクターが多く登場し、一期のラストも原作を知らないアニメ勢には気になる終わり方をしたので、ぜひ二期も放送してほしいですね。皆さんと伊月や妹さえを応援して、二期の放送を期待したいです。