『アンデッドアンラック』は週刊少年ジャンプで連載されている作品で、今年の秋にはアニメ版が放送される予定で話題になっています。主人公の一人である出雲風子のと特殊能力は「UNLUCK -不運-」であり、触れた相手に不運を起こさせる力があります。風子の能力は、他にも様々な特徴や弱点などがあります。この記事では、風子の能力について詳しく解説し、アニメを観る前の予備知識としてもらえたらと思います!
物語のあらすじ
8歳の頃に起こした事件をきっかけに長い間引きこもっていた少女、出雲風子。長期連載していた少女漫画が終了したのを期に自殺しようと考えていました。風子は触った相手を不運にする「不運(アンラック)」という能力を持っています。そんな彼女が出会ったのは、死にたくても死ねない人生を疎んで、最高の死を望む「不死(アンデッド)」と呼ばれる男(通称アンディ)です。二人は行動を共にするようになり、アンディの望みを叶えるために、ユニオンという組織に加入します。風子とアンディの、様々な敵や謎に立ち向かう冒険が始まります。
UNLUCK -不運- の基本情報
出雲風子の素肌や頭髪に触れた人間に、不運をもたらす能力です。あくまで他人に対して発動する能力であり、風子自身が不運になることはありません。触れると強制的に発動するため、自分の意志と関係なく発動してしまうこともしばしばあります。相手が不運になりたいと願っていた場合、それは相手にとって不運では無くむしろ幸運だとも思われますが、そういう場合でも関係なく能力が発動します。
不運の強度と種類
不運の強度は、触れた面積や時間、好感度、接触の価値によって決まります。接触の価値はどのように決まるかというと、風子が接触によってどれだけ心が動いたか、によって決まります。不運はどのような形で発生するかというと、外部からのダメージという形で発生します。出会ってまだ日が浅い相手には軽傷を負わせ、交友関係が深い相手に対しては重傷を負わせ、具体的には相手が爆発に巻き込まれる等があります。また、心臓発作などの内部からのダメージや、財布を落とすなどの物理的ダメージ以外の不運は発生しません。
不運が起こる仕組み
不運が起きる時は、周りの物を利用して発生します。不運の強度に見合った物が周りに無い場合は、遠くから強度に見合った物を引き寄せて攻撃します。この特徴を利用して、大きな不運に使えそうな物が周りにある場合は、わざと強度の強い接触をすることで、意図的に強い不運を引き起こすことが出来ます。不運の実例としては、大きなタンクローリーが突っ込んできたり、マグマの噴出に巻き込まれる、隕石が降ってくるなどがあります。
不運が周囲を巻き込むことも
強度の高い不運の場合、時には周囲を巻き込むこともあります。相手に対する好感度が高く、なおかつ価値の高い接触を行えば、場合によっては町1つ消し飛ばしてしまうほどの力があります。また、不運は連鎖することがあります。風子が作中で初めて発動させた不運は、足場が崩れて落下し電車に激突するという連鎖的な不運を引き起こしています。威力の高い不運が連続して起こることは「コンボ型」と呼ばれています。
能力の弱点
触れるだけで相手に不運をもたらす強力な技ですが、布越しなど直接触れていない場合は効果を発揮しません。また、好感度が低い相手に対しても無力で、効果を発揮しないという弱点があります。こういった弱点があることを踏まえて、風子は能力抜きで戦えるように戦闘能力に磨きをかけています。不運の強度については、好感度がかなり高いアンデイと接触した場合、周囲を壊滅させるほどの不運をもたらします。この能力を活かし、周りの敵を巻き込んで壊滅させるという戦法をとっています。
出雲風子の能力の紹介まとめ
風子の能力は不運をもたらすというチート級の能力ですが、条件によっては発動しなかったり、好感度の高い相手ほど強い不運が起きてしまうという欠点もあります。しかしそれらを逆手にとって、強みにして戦う姿は、生まれ持った能力を否定せずに、前向きにとらえることの大切さを教えてくれます。アニメで「不運」がどのように描かれるのか、今から楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。