日本有数の偏差値を誇る秀知院学園の生徒会に所属する主人公白銀御行とヒロインである四宮かぐやが互いのメンツを守るために双方を告白させようと心理戦を繰り広げる作品である本作『かぐや様は告らせたい』ですが、本作の主人公として登場する白銀御行について今回は紹介していきたいと思います。3期の副題が「ウルトラロマンティック」ということもあり、3期は四宮と白銀の関係が急速に縮まるシーズンとなっています。つまり3期は主人公の白銀と四宮から絶対に目を離すことのできないシーズンなんですね。3期で白銀に更に注目するために今回の記事でこれまでの白銀の行動や性格について紹介していきますので、3期を更に楽しみたいという読者の方はぜひ一読くださいね。
秀知院学園生徒会長
本作の主人公白銀御行は秀知院学園生徒会長を務めている人物です。秀知院は日本の中でも特に学力の高い学校であり、その秀知院学園の生徒会長を務めているというだけで主人公である彼がいかにスペックの高い人物であるのかという点がわかるのではないかと思います。
混院出身の会長
しかしその秀知院の生徒会長まで上り詰めるのには非常に多くの困難があったようです。というのも秀知院には内部進学生と外部進学生との間に明確な区別があるあるようで、白銀のような外部からやってきた生徒は混院といわれ蔑まれているのです。そのため作中に登場する1年生の時の白銀は自身が外部進学生であることに劣等感を感じている姿で描かれています。
2期で会長続投が決定
多くの困難を乗り越え、ようやく周知の生徒会長になった白銀ですが2期ではかぐやらの助けを借りて伊井野ミコとの実質的な最終決戦に競り勝ち、生徒会長続投の栄光を手にしています。この辺の生徒会長選挙での競り合いが2期での主な内容でしたね。
生徒会での立ち位置
2期で無事に生徒会長の座を守り抜いた白銀ですが、生徒会での立ち位置は非常にフランクで多くの生徒会員に好かているようです。 1期から交流のあった藤原千歌や四宮かぐや、石上優などとは引き続き交友を深めており、2期ではさらに新しくメンバーに加わった伊井野ミコとも初めこそは勘違いがあったものの、次第に打ち解けあっていきます。
全国有数の学力
全国有数の学力を誇る秀知院の生徒会長ということもあり、白銀は全国トップレベルの学力を有しているようです。作中では同じく全国でも有数の学力を誇るかぐやとの知能指数の高い駆け引きや会話も行われており、作中では高学力が故の面白い白銀の勘違いや痛い行動も笑えてポイントの一つになっていますね。
かぐやに振り向かれるため
しかし、白銀の学力は初めから高かったかというとそうではなく、むしろ1年の時はそこまで学力が高くなかったようです。かぐやと出会い彼女と対等に肩を並べたいと思ったことがきっかけとなり、白銀は勉学に必死に打ち込むようになります。
狂気の勉強部屋
しかし、かぐやと肩を並べるといってもかぐやをはじめとして秀知院の生徒の学力は全国的に見ても突出して高いといえます。そのため、本作で白銀が生徒会長として登場するまでの間に白銀は信じられないほどの熱量で勉学に打ち込んでいったのです。彼の狂気とも言える勉学熱は勉強部屋にも投影されており、作中に登場する彼の部屋は白銀はどのような過酷な勉強を自身に強いてきたのかがわかる要素となっています。
性格
そんな日本有数の学力を有している白銀の性格はどのようなものなのでしょうか?ここから本作の主人公白銀の性格について簡単にまとめていきたいと思います。
とにかく努力家
上記で解説したようにとにかく白銀御行は努力家です。作中でも音楽や踊りスポーツなど苦手分野が多く登場する彼ですが「かぐやにかっこいいところを見せたい」という一心で並々ならぬ努力を続け克服するというシーンが多く描かれています。昨今のラブコメではあまり見ない「努力一筋」の熱血主人公であるといえるのではないでしょうか?
虫嫌い
そんな抜け目のない男・白銀御行ですが、彼にも弱点はあります。それは虫嫌いであるという点です。作中ではゴキブリを目にした途端倒れることなく失神するという武蔵坊弁慶並の離れ業をやってのけるほどの虫嫌いのようです。
目つきが悪い
性格ではなく見た目ですが、白銀について紹介する時に外すことができない要素が彼の「目つきの悪さ」でしょう。その圧倒的な目つきの悪さが故に悪人のように勘違いされるケースもよくあるようです。
妹との関係
作中に登場する数少ない血縁者である、妹は現在絶賛反抗期中のようでファッションなどの話題でよく衝突をしています。しかし、この妹との衝突も彼女を案ずる白銀の兄心が逆手に出てしまっていることがほとんどのようです。
父親との関係
また、妹だけでなく父親とも暮らしているのですが、この父親がなかなか曲者なようです。白銀の貧乏生活の原因になっている父親で昔事業展開に失敗し、多額の借金を抱えています。しかし、その一方で自身の子供たちへ大切なメッセージを伝えたり、かぐやの恋心を見抜いたりと父親らしい風格も見せており、いいお父さんなのか否なのか意見が分かれるキャラクターでもあります。
母親との関係
作中では白銀の回想でしか登場していませんが、父親と離婚した母親も描かれています。父親と離婚し、家を出る際に御行に対し「恋愛愛情は永遠じゃないの」とバッサリと断言しており、このセリフが御行の女性観に大きく影を落とすこととなります。いずれ母親という伏線は回収されることとなりますが、現状確認されているシーンだけだと相当の毒親のように感じてしまいますね。
かぐやとの関係
ここからは本作のメインテーマともなっている四宮かぐやとの関係について紹介していきたいと思います。白銀とかぐやの関係は作中の物語進行具合によって大きく異なりますので、ここでは二人の関係について特に重要な設定やエピソードをピックアップして紹介していきます。
とにかく告らせたい
まず、二人の関係で一番抑えなくてはいけない点が二人が両思いである点です。さらに両者、極端にプライドが高く、白銀、かぐや共に告白をするという選択肢を放棄しています。作中ではこのプライドの高すぎる両者がいかに相手の告白を誘うのかという駆け引きが展開されるのです。
2期で少しずつ前進
そんな高レベルなのか低レベルなのかわからない恋愛頭脳戦を繰り広げていた両者ですが、その関係も2期で少しずつ前進していくこととなります。初デートや花火鑑賞などのイベントをこなすことで次第に二人の関係は前進することとなります。
3期で関係はどこまで進むのか?
2期の時点でも告白寸前の状態にまで進んでいた二人の関係ですが、3期ではいよいよ白銀が告白をすることとなります。ウルトラロマンティックという副題の通り本作史上最もハラハラするシーズンとなると思いますので、二人の関係について気になるというファンの方は、ぜひ3期を見逃さないようにしましょう。
【ネタバレ注意】3期で白銀はどうなるのか?
ここからは3期での白銀の告白について少し詳しく紹介していきたいと思います。もちろんネタバレなので、ネタバレが嫌だという方はここでブラウズバックをすることをおすすめします。
ついにかぐやに告白!?
3期にて描かれるであろう文化祭のエピソードでは高校生の文化祭ならではのショートエピソードが多く描かれています。が、それらのショートエピソードでも特に物語ににおいて重要なものは「文化祭マジックのショートエピソード」でしょう。文化祭で多くのカップルが誕生する文化祭マジックですが、本作でも文化祭マジックについての紹介があり、事実多くのカップルが本作でも文化祭にて誕生することとなります。そして、それは白銀とかぐやにおいても言えることのようで、白銀はこの文化祭にてかぐやに告白することを決意していたようです。
アメリカ留学
とてつもなくプライドの高い白銀がなぜ告白する気になったのでしょうか?実は白銀は成績があまりに優秀だったためアメリカのスタンフォード大学へ留学することになっていたのです。そのため、白銀が日本にいることができる日数が残り少ないという状況に陥ってしまったのです。そうとなるとかぐやへの告白もうかうかしてはいられなかったのでしょう。
激動のシーズンになりそう
このように3期は2期とは比べものにならないほど激動のシーズンになりそうですね。まさに本作史上最も重要なシーズンとなりますのでファンの方はぜひ3期の白銀御行をみてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今期は本作の主人公白銀御行について紹介していきました。2期までは題名の一部に入っている「告らせたい」という言葉にふさわしい、プライドの高い人物として描かれています。しかし、3期からは自身のアメリカ留学が決定したこともあり、かぐやに対して積極的にアプローチするようになります。まさに今シーズンは「ウルトラロマンティック」な展開になること間違いなしですので、1期2期を楽しんだというファンの皆さんはぜひ3期も視聴してみてくださいね。