今回は2022年4月にアニメ化が決定された人気マンガ「アオアシ」を取り上げます。Jリーグのユースという舞台の中で、様々な特徴を持つ選手たちがどんな風に絡み合ってサッカーをしていくのか、また選手たちだけではなく監督、コーチ陣、女性陣などの多くのキャラクターも作品を彩ります。こちらではアニメ序盤に登場するであろうキャラクターの中から厳選して、ランキング形式で紹介していきたいと思います。
目次
第10位 青井紀子(あおいのりこ)
第10位は、主人公青井葦人(あおいあしと)の母、青井紀子です。アシトと兄、瞬を育てる男勝りな女性で、息子たちのために昼も夜も働いている姿が印象的でしたね。また、序盤のアシトとの別れの手紙のシーンでは、彼女がどんな思いを抱いていたのかが明かされます。母としても、人間としても、この母でなければアシトはこんな風に育たなかったのだろうなあと思うほど、アシトに多大な影響を与えた人物ですね。
第9位 海堂杏里(かいどうあんり)
第9位は、エスペリオンの親会社、海堂電機の社長令嬢でもある海堂杏里です。ただのスポンサー会社の娘というだけではなく、本人もサッカーの監督を目指すほど、サッカーマニアな女性です。海外サッカーやJリーグの試合を多く見ており、戦術やサッカーの技術指導までできる杏里は、アシトや冨樫にも指導をしていた姿が印象的でしたね。また、福田達也を敬愛する表情や彼の前ではうまく話せない姿など、女性らしい一面もあります。
第8位 冨樫慶司(とがしけいじ)
第8位は、冨樫慶司です。彼は1年生の中で唯一のスカウト生ですが、入寮時には暴走族の仲間とバイクで来たり、髪はリーゼントだったりと少し癖のある選手です。その見た目とは反し、小学校の頃、福田に教えてもらったことを高校生になるまでひたすら続けて身につけた、ボールタッチの良さ、長身を活かした当たり負けのしない守備などが持ち味ですね。本職はSB(サイドバック)もしくはCB(センターバック)ですが、攻撃参加が大好きなタイプのDFです。
第7位 橘総一朗(たちばなそういちろう)
セレクション合格組1人目として、まず第7位は橘総一朗です。中学までは他のユースに所属していましたが、自分を叩きなおすため、エスペリオンにやってきました。FWとして個人技に優れており、セレクションでも目立っていましたね。また彼の真面目さゆえに、縮こまってしまう性格が玉に瑕ですが、その分、人一倍責任感が強く、チームでは頼れる存在です。
第6位 大友栄作(おおともえいさく)
セレクション合格組2人目として、第6位は大友栄作です。橘や青井に比べ、目立った特徴は序盤見られませんが、普段のビビりな表情とは異なった、試合に入った時の落ち着きやセレクションでは積極的に声を掛け合う姿など、チームに必要な役割を担う選手の一人ですね。物語が進んでいくにつれ、彼の活躍する場面が増えていくので、期待しておきたいですね。
第5位 阿久津渚(あくつなぎさ)
第5位は阿久津渚です。長身のコワモテな顔で、序盤は全然良い印象は無いでしょうね。しかし、漫画から長くこの作品を愛しているファンの方々ほど、この選手のことが好きな人は多いのではないでしょうか。Aチームの正CBでありFWもできるという特徴を持ちますが、青井とはセレクションの時から険悪な雰囲気でしたね。しかし、物語が進むほど彼の魅力、性格、生い立ちなどが表れてきて、間違いなく魅力あふれるキャラクターの1人です。
第4位 福田達也(ふくだたつや)
第4位は、東京C・エスペリオンユースの監督である福田達也です。選手としてスペイン、リーガ・エスパニョーラでのプレー経験、日本代表での実績を持つほど優れた選手でもあった彼は、育成面においても多分な才能を発揮しており、監督に就任したユースの成績もトップクラスを維持しています。また、彼の高度な戦術を教わりたいというユース生が多く、監督でありながらそのカリスマ性は健在です。アシトの才能を見抜いた点からも、福田の育成面での素質がうなずけますね。
第3位 栗林晴久(くりばやしはるひさ)
第3位は、高校2年生ながら、Jリーグデビューを果たした天才、栗林晴久です。そのプレーを一目見ただけで、次元の違いに驚かされてしまうほど、突出した能力を持つトッププレーヤーです。その実力で飛び級のU-20に選出され、日本の至宝とまで周囲から言われる選手ですね。しかし天才であるがゆえに、自分の考えを理解してもらえないことを悲しんでいもいました。アシトと彼の関係性もこの作品の中軸を担う部分ですよね。
第2位 一条花(いちじょうはな)
第2位は福田の義理の妹であり、スポーツ医学者を目指す、一条花です。サッカーのことは全然わかりませんが、食事管理や栄養学などに長けており、オリジナルの献立を作ってアシトをサポートしています。ダメなことはダメとハッキリ言う性格で、アシトが迷った時や挫けそうな時、支えてくれる魅力あふれる女性ですね。サッカーのことは詳しくなくても選手の異常や試合の変化に気づく、良い眼を持っています。
第1位 青井葦人(あおいあしと)
第1位は、この作品の主人公である青井葦人です。愛媛の片田舎のサッカー少年が、ユースという環境で、サッカーを文字通り、一から学ぶ姿、そしてその成長は見ていてとてもワクワクしますよね。また彼の特異な能力や決して諦めない眼など、アシトのまっすぐな姿勢が好きな方も多いのではないでしょうか。彼がぶつかった困難に対して、どうやって乗り越えていくのか、「考える葦」のように模索する姿に、作品を読んでいる我々も勇気を貰えるキャラクターです。
まとめ
今回は「アオアシ」のキャラクターをランキング形式でご紹介しました。アニメ放送開始前ということもあって、アニメーションでは彼らがどんな声で、どんな動きを見せてくれるのか、ますます気になってきたのではないでしょうか。こちらで取り上げきれなかったキャラクターもたくさんいるので、ぜひアニメで、漫画でこの作品にハマってください。