『ヴァニタスの手記』は「月刊ガンガンJOKER」で連載されている、19世紀のフランスを舞台に人間と吸血鬼(ヴァンピール)の関わり合いを描いた作品です。2021年7月にはアニメの第1クールが放送され、2022年の1月には第2クールが放送されることで話題になっています。今回は第2クールの前に、物語に登場する主要な登場人物たちをおさらいしていきたいと思います!
目次
はじめに:『ヴァニタスの手記』ってどんなお話?
人間と吸血鬼が混在する19世紀のフランスが舞台です。吸血鬼の青年ノエは、吸血鬼に呪いを振りまくと言われている魔導書「ヴァニタスの書」を探しにパリへと向かう途中で、事件に巻き込まれす。事件による混乱の中でノエの前に現れたのは、自称「吸血鬼の専門医」である人間ヴァニタスであり、ヴァニタスはノエの探していた魔導書を所有していました。二人の奇妙な出会いが織りなす、人間と吸血鬼の物語です。ちなみにタイトルの「手記」の読み方は「しゅき」では無く「カルテ」です。
キャラクター① ヴァニタス
主人公の一人です。吸血鬼の専門医を自称する人間の青年で、黒い髪と青い瞳が特徴です。蒼月の吸血鬼から「ヴァニタスの書」を名前も含めて受け継ぎました。自由奔放で飄々とした性格ですが、目的のためなら手段を択ばないという一面もあります。ヴァニタスの書を使って吸血鬼を治して回っている途中で吸血鬼のノエと出会い、ノエの強さを評価して自分の盾になるように要求しますが、あっさり断られています。しかし自由な性格ゆえ、ヴァニタスは拒否されたことを気にしていない様子です。ノエからは「めんどくさい人」と思われることもありますが、一緒に行動を共にしています。
キャラクター② ノエ
もう一人の主人公です。褐色の吸血鬼の青年で、ヴァニタスの書を探しに田舎からパリへとやってきました。普段は紳士的ですが、感情に任せて行動することも多くあります。旅の途中でヴァニタスに出会い、行動を共にするようになります。ヴァニタスとは価値観や考え方が違う所もありますが、根気強く付き合っています。他の吸血鬼よりも高い戦闘能力を持っており、重い物を軽々と持ち上げて投げ飛ばしたり、相手の武器を破壊したりと主に物理攻撃において圧倒的な強さを発揮しています。
キャラクター③ ジャンヌ
作中のヒロインです。ノエと同じく吸血鬼で、ルカと共に行動をし、赤いガントレットを武器にして戦う美しい女戦士です。しかし処刑人だった過去があり「業火魔女」という異名で恐れられていました。戦闘野力は非常に高く、ルカを護衛するために容赦の無い行動に出ることもあります。ヴァニタスとノエに対して最初は敵意があり、特にヴァニタスの言動には振り回されることが多く厄介に思っていましたが、現在ではお互いに協力する関係になっています。
キャラクター④ ルカ
吸血鬼である少年で、ジャンヌの護衛対象であり、ジャンヌと行動を共にしています。吸血鬼の女王に次いだ地位と権力を持っており、本名は「オリフラム大公ルキウス」です。とても礼儀正しい性格で、兄のロキを救うためにヴァニタスの書を探しています。ジャンヌと同様にヴァニタスとノエを最初は敵対視していましたが、現在では友好的に接しています。
キャラクター⑤ ドミニク
吸血鬼の名門貴族であるサド侯爵家の娘です。黒髪と男装チックな衣装が特徴的で、宝塚のスターを彷彿とさせるような雰囲気の女性です。ノエの幼馴染であり、何かと気にかけています。ノエのことを「愛しき友」として接する一方で、ノエの近くにいるヴァニタスのことをあまり良く思っておらず、警戒心を抱いています。
『ヴァニタスの手記』登場人物紹介まとめ
いかがでしたでしょうか?『ヴァニタスの手記』に登場する登場人物を紹介しました。世界観や戦闘シーンも面白いですが、登場人物がそれぞれ個性豊かなので、キャラクター同士のやり取りや関係性も作中でのポイントになっています。特にヴァニタスの言動に翻弄されているキャラクターたちのリアクションは必見で、コメディ要素が多いです。グロテスクでシリアスな戦闘シーンと対称的になっています。第二クールの放送が今から楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。