【シャドーハウス】シャドーハウスの魅力を紹介！！こんな人におすすめできる！？

「シャドーハウス」は週刊ヤングジャンプで連載されている作品で、2021年4月からアニメが放送される作品でもあります。今回はその「シャドーハウス」がどのような作品で、どのような魅力があって、どのような人におススメ出来る作品なのかを紹介していきたいと思います！

「シャドーハウス」はこんな作品！簡単なあらすじ紹介！

訪問者のいない大きな館に全身が真っ黒に覆われたシャドーと呼ばれる存在と、そのシャドーに仕える生き人形と呼ばれる召使い兼パートナーが住んでいました。シャドーと生き人形は二人一組になり、生き人形は館から課される仕事を日々こなしています。聡明で思慮深い性格だけど、ちょっと頑固で悩みやすいシャドーのケイトと天真爛漫でいつも明るい性格のエミリコのペアもそのように過ごしていましたが、エミリコが部屋の外のお仕事を担当するになってからは他の生き人形たちとも交流し、世界が広がっていきます。しかし、世界が広がっていくにつれケイトとエミリコはこのシャドーの館の異質さに気付いていくことになります。

シャドーハウスの魅力！！個性的で可愛い女の子たちが交流するハートフルなコメディ

聡明で思慮深く優しいけど、ちょっと頑固で悩みやすい性格のシャドー、ケイトと天真爛漫で明るい性格のエミリコの交流が心温まるハートフルな物語となっています。シャドーのケイトは顔がなく表情も見えません。あまり性格を表に出さないのもあって感情が読み取りにくいのですが、シャドーの特性として機嫌が悪くなると頭から煤を出すという特徴があるので機嫌が悪いのは丸わかりなのが可愛いです！そして、とにかく明るい性格のエミリコと交流することで励まされたりする部分も心が温まります。シャドーハウスはこういうハートフルなストーリーを見たいという人にはぴったりの作品です！！

第一話からとても不思議な世界観で色んな設定がちりばめられている！！

ハートフルなエピソードで始まるシャドーハウスですが、第一話からかなり独特で不思議な世界感であることが分かります。そもそもシャドーとは何なのか？何故二人一組なのか？他の登場人物は出ないのか？と一話の時点で色んな謎が散りばめられています。最初はケイトとエミリコの交流がメインとなっているものの最初の時点で何かあるなと思わせる部分があり、想像力がかきたてられます。

世界が広がっていくにつれ異質な世界観が明らかになっていく！

最初はちょっと変わったハートフルほのぼのコメディだと思うかもしれませんが、ちょっとずつその異質さが明らかに成っています。『生き人形』はどう見ても人形には見えませんし、生き人形にはまるでブラック企業かと思うほどに洗脳じみた決まりがいくつも存在します。そして、そもそもこの館は一つのブラック企業か何かと思う人もいるかもしれません。お話が進んでいくにつれてそのあたりがだんだんと明るみになっていきます。そこには緻密な設定があって、驚くべき事実が隠されています。

伏線が紐解かれていくうちに物語にも大きな変化が訪れる！

シャドーと生き人形とは一体何なのか？そもそも、このシャドーの館は何のために存在しているのか？この館で行われている催し物の目的は何なのか？様々な疑問が紐解かれていく中で、多少ネタバレをしていくとこのシャドーの館はとある支配構造が確立されており、登場人物がこの謎に迫っていくうちに物語にも大きな変化が訪れます。第一話と最新話では登場人物の心境や目的がかなりおおきく変わっています。

物語はシャドーの館の謎に迫っていくサスペンスダークファンタジーに！

主人公のケイトとエミリコがその館の支配構造、ブラック企業的なシャドーハウスのあり方に疑問を持ってからは、館の秘密、秘められた闇に向かっていくことになります。そこからは頭脳のバトルやシャドーの能力を活かしたバトルの展開。レジスタンスのように陰ながら協力者を集めていくような新しい物語が展開されていきます。ただ、これは最初からそのつもりで作品が作られていることが明白で、とにかくよく練られたストーリーとなっています。

シャドーハウスはどんな作品に似てる？この作品が好きならおススメ！！

シャドーハウスは色んな要素が混ざっていて、完全に類似するような作品はありませんが、部分的に類似している作品はあります。これから紹介する作品が好きな人にはきっと面白いと感じるはずです。

ローゼンメイデン

月刊コミックバーズ→週刊ヤングジャンプ連載。可愛らしいデザインのゴスロリファッションのドールやが特徴的で、神秘的な世界観を持つバトル作品です。2期+特別編がアニメ化がなされ大人気となった作品です。シャドーハウスでもそのファッションに近いものがあり、途中からバトル要素が加わるため、ローゼンメイデンとの類似性は高いです。

GOSICK -ゴシック-

ミステリー小説が原作のアニメ。第一次世界大戦後のヨーロッパを舞台に日本からの留学生、久城一弥が気まぐれでわがままな少女のヴィクトリカに振り回されながら様々な事件に遭遇し解決していく作品。ゴシック調の作風が共通しており、ミステリーの要素もあります。ケイトとエミリコの関係性が久城とヴィクトリカの関係性にちょっと似てなくもないです。

約束のネバーランド

週刊少年ジャンプ連載の作品。2019年からアニメの一期が放送され、2021年1月から二期が放送されています。シャドーハウスと一番類似性のある作品を一つあげるとするなら多分これですね。子供たちがシスターと仲間の孤児たちと囲まれて幸せに過ごしていたと思ったら、実はその施設自体が一つの食肉工場だった。子供たちは力を合わせて大人たちを出し抜き、脱出の機会を伺うサスペンスダークファンタジー。孤児院の構造に気付いてしまった主人公たちが反旗を翻すという構図がまさにそれっぽいです。実はシャドーハウスの帯コメに原作の白井カイウさんがコメントを送っています。

【シャドーハウス】作品の魅力まとめ

「シャドーハウス」の作品の魅力、どんな人におススメできるかをまとめてみました！「シャドーハウス」は少し読んだだけではどうゆう作品か分かりにくいですが、ローゼンメイデンと約束のネバーランドを合わせたような作品と言えば伝わりやすいです。厳密には違うのですが、その二作品が好きでそういう作品を求めている方にはおススメできるアニメです。2021年4月から放送なので是非見てみてください！