人気ギャンブル漫画「カイジ」の主人公・伊藤開司。彼は作中で常人離れしたギャンブルの強さを発揮し、並み居る強敵を倒していきます。そんな彼もキャラクターとして様々な一面を持ち合わせており、ファンであれば知っておきたい物ばかりです。今回はそんな伊藤開司の特徴を10個紹介していきます。
目次
1.伊藤開司の特徴① 元々は借金を抱えるフリーター
物語当初のカイジは、高校卒業後、東京に上京してきたフリーターでした。また、友人の借金の連帯保証人になっていたために、多額の借金をしています。博徒のイメージが強いカイジですが、元々は冴えない若者で、追い込まれたときに突然ギャンブルの才能を発揮しました。
2.伊藤開司の特徴② 人を簡単に信じる
カイジの弱点として、初対面でも自分にとって都合のいい存在を簡単に信じてしまうという点です。遠藤さんの口車を信用して、エスポワール号に乗船したり、限定じゃんけんでは必勝法があるといった船井を信じて騙されています。カイジは意外と通常時には人を信じやすく騙されやすいようです。
3.伊藤開司の特徴③ 人を裏切らない
カイジは勝負となれば、どんな奇想天外な手段でも使いますが、仲間を裏義うことがなく、情に厚い一面があります。エスポワール号での石田のおっちゃん救出から、45組の救出など、自分にとってメリットのない存在でも見捨てずに助けようとする思いやりを持っています。
4.伊藤開司の特徴④ 敗け方が潔い
カイジは勝負において1本筋が通っているので、たとえ負けたときでも潔く負けを認めます。その姿が現れたのが兵藤とのくじ引き勝負で敗れたときに、指を切断されるという自体になっても、決して許しを請うことはせず、負けを認め、罰を受けました。負けたときの潔さはこの作品でもナンバー1でしょう。
5.伊藤開司の特徴⑤ 体中が傷だらけ
カイジの体全体には無数の傷があります。例えば、Eカード勝負では、トイレの鏡に頭を打ちつけ、耳をちぎりました。兵藤に敗北したときは指を切断、地下に落とされたときには、労働者の証となる烙印が肩に押されるなど、体中傷だらけになっています。
6.伊藤開司の特徴⑥ 欲望に敗けやすい
カイジはギャンブルになると類まれな集中力を発揮しますが、それ以外の場面では欲望に流されやすく、地下では、貰った給料のほとんどを酒やおつまみなどで豪遊したために数日で使い果たしてしまうなど、欲望に敗けやすい一面があります。
7.伊藤開司の特徴⑦ 比類なき博徒
カイジを語る上では、この他を圧倒するギャンブルの強さは外せません。これまで数々の難敵を積み上げた戦略と、奇想天外なひらめきによって倒してきました。カイジがギャンブルをしているときには、まるで覚醒をしたかのような集中力を発揮します。
8.伊藤開司の特徴⑧ なぜかモテることもある
普段は冴えないカイジですが、女の子にもてることもあります。その相手は、坂崎のおっちゃんの一人娘の美心。美心はカイジに首ったけです。なぜかダメな男性を好きになってしまう女性がいたりしますが、そういった心理が働いているのでしょうか。
9.伊藤開司の特徴⑨ 割と理想主義者
カイジはギャンブルで勝つためには徹底的に現実的なプランを立てますが、こと人間関係においては、信頼や友情などといったものを肯定しています。散々人に騙され、裏切られているにも関わらず、それでも理想主義者な部分は捨てていないようです。
10.伊藤開司の特徴⑩ 食レポの天才
地下でのカイジの食事ぶりは、私たち読者に強烈なインパクトを遺しました。特に、ビールを飲んだ時、「キンキンに冷えてやがる・・・っ!!」「悪魔的っ!!」など食レポとしては異端ですが、それでも伝わるものがあるフレーズです。
まとめ
カイジを見ているとギャンブル狂いのような人間離れした側面ばかりに注目が集まりますが、意外と情に脆く、人を信じているかのような姿も印象的です。カイジは確かにダメ人間ではありますが、根っこの部分はいいやつなのかもしれませんね。