お子様に大人気のアニメ「妖怪ウォッチ」。妖怪と人間の交流を描いた物語ですね。そんな「妖怪ウォッチ」に登場する、可愛いマスコットキャラクターと言えば、「ジバニャン」「コマさん」、そしてセカンドシーズンから初登場の「USAピョン」です!「USAピョン」は、アメリカからやってきた、いわゆる「メリケン妖怪」と呼ばれるものです。宇宙服を着こんだウサギのような見た目であるUSAピョンですが、いったいどんなキャラクターなのでしょうか。今回こちらの記事では、そんな「USAピョン」の魅力を10個紹介いたします!
目次
USAピョンの魅力①ビジュアルが可愛い!
USAピョンと言えば、マスコットキャラクターというだけあってまず見た目が可愛いですよね!水色の体に特注の宇宙服を着こんだ、特徴的な外見をしています。また手には謎の光線銃「ラビットショット」を持っています。この「ラビットショット」はイナホに向けてよく打っていますよね。その個性的な可愛さから、小さいお子様にも女性にも大人気! ぬいぐるみやキーホルダーなどのグッズも多数販売されています。癒されますよね。
USAピョンの魅力②口癖が個性的!
USAピョンは、喋り方に個性があります。まず一人称が「ミー」であり、二人称が「ユー」です。さすがアメリカ出身ですね! ちなみにパートナーである未空イナホのことは「イナホ」と呼んでいます。そして語尾に「~ダニ」を付ける喋り方をします。(例:USAピョンダニ!)ちなみにこの「~ダニ」は、主に三河、長野、静岡、島根などで使われている方言とのこと。そもそもUSAピョンはアメリカ出身ですが、ネット上ではこの方言の元ネタをめぐって、さまざまな議論がなされていました。しかしコマさんの使う「もんげー」「~ズラ」も、数か所の地方で使われているので、いろんな方言が混ざっているのかもしれませんね。
USAピョンの魅力③実は「ウスラカゲ族」
妖怪ウォッチに登場する妖怪は、それぞれ種族に分かれています。ジバニャン、コマさん、ふぶき姫などの可愛い系妖怪は「プリチー族」、ホノボーノなどの癒し系妖怪は「ポカポカ族」、バクロ婆は「ブキミ―族」、ロボニャンは「ゴーケツ族」などなど…。それぞれの特徴によって振り分けられているのです。USAピョンは見た目が可愛いのでプリチー族かと思いきや、実は「ウスラカゲ族」!「ウスラカゲ族」といえば、「ネガティブーン」「ヒキコウモリ」「虫歯伯爵」などなど、ちょっと暗めのキャラクターが多いのです。
「ウスラカゲ族」を支える!
何となくどんよりしており、好きな種族ランキングでも最下位に入ることの多かった「ウスラカゲ族」ですが、USAピョンの加入により少し見直されつつあるのです!その他ゲームでの裏ボス「どんどろ」もウスラカゲ族であり、だんだん注目されるようになってきました。USAピョンは、あの見た目の可愛さで実はウスラカゲ族と言うギャップも注目されています。引っ込み思案で、友達を作るのが苦手だという設定がきいているのかもしれませんね。
USAピョンの魅力③ウサギ?カワウソ?謎が多すぎる…
USAピョンってウサギなの?
うさぎのような耳が付いた宇宙服を着こんでいるUSAピョン。名前も「うさぴょん」だし、当然ウサギなんでしょ!と思ったら、実は違うのです。USAピョンはウサギではない、別の生き物でした。
いじめられていたカワウソ時代
生前、USAピョンはフェレットのような動物(おそらくカワウソ)でした。ウサギに憧れウサギ小屋に迷い込み、そのなかで暮らしていましたが、1匹だけ見た目が違うためウサギたちからいじめを受けていたのです。…実はUSAピョンには悲しい過去がいくつかあるのですが、これがそのうちの1つになります。公式より「カワウソ」との発表はないのですが、見た目がカワウソに似ていることと、テレビでの妖怪ウォッチ特集にて。USAピョン発表の際「ウサギなのか?カワウソなのか?」とのテロップが入ったことから、カワウソ説がかなり濃厚です。謎の多いキャラクターですよね。
USAピョンの魅力④実は暗い過去がある…
ヒューリー博士との出会い
生前、ウサギ小屋の中でいじめられていたUSAピョン(カワウソ)。そこを助けてくれたのは、アメリカの宇宙開発機関「NASU」に勤めている、ロケット工学博士の「ヒューリー博士」でした。ヒューリー博士はUSAピョンを「チビ」と名付け、NASUに連れて帰ることにしたのでした。
実験動物として…
USAピョンは小さめの檻に入れられ、ロケットの中で暮らし始めました。1番最初に宇宙に行く小動物になるということで、訓練され新型ロケットで宇宙に送り出されます。とても悲しいですが、この時のUSAピョンは「実験動物」としての役割だったのです。それでもUSAピョン自身はこのことを知りません。「宇宙に行けるロケットを開発する」というのは、いつのまにかヒューリー博士とUSAピョンの共通の夢となっていたのです。「お前は世界で1番最初に、宇宙に行く小動物になるんだよ」というヒューリー博士の言葉に、USAピョンは目を輝かせていたのです。
悲しい事故が起こる…
いざロケットを打ち上げようとなった時、悲しい事故が起きてしまいます。ロケット噴射の爆音に驚いたUSAピョンは、なんと檻から脱走してロケット内を大暴れしてしまうのです!ロケットの制御盤などあちこちに激突し、挙句の果てには感電してしまいます…。さらに制御を失ったロケットは、大爆発してしまいました。ここでUSAピョンは死亡し、妖怪になっています。
博士を探している
ヒューリー博士は、このロケット大爆発事件の責任を問われ、NASUをクビになってしまいました。USAピョンとの約束であり彼の夢だった、「新型ロケットを開発する」という夢も諦めてしまったのです。そこから行方不明になっています。USAピョンは彼が日本にいるという情報を聞きつけ、探すために日本にやってきたのでした。そして、ヒューリー博士の行方が分かる回もあるのです!気になる方はぜひアニメをチェックしてみてください。
USAピョンの魅力⑤イナウサコンビが相性ピッタリ!
USAピョンのパートナーと言えば、第2の主人公・未空イナホです。イナホは自称「全方位オタク」の女の子であり、特にSFには目がありません。ぱっつんボブに真ん丸の眼鏡が特徴的ですね。そんなイナホとUSAピョンのコンビ「イナウサ」は、でこぼこコンビながら相性ピッタリなのです!
2人の出会い
2人の出会いは、「アニメイト」のようなアニメショップでのことでした。イナホは大好きなアニメである「宇宙美少女セラピアーズ」の限定フィギュアが買えずに落ち込んでいました。しかし、とある不思議な商品が目に留まります。「買ーいな買いな」という謎の歌が聞こえ振り返ると、そこにあったのは「宇宙ウォッチ」という謎の代物でした。「宇宙と交信が出来るアイテム」として売られており、SFオタクのイナホは喜んで買います。しかしそれは「妖怪ウォッチ」であり、妖怪が見えるようになるアイテムだったのです。こうして、イナホは「宇宙ウォッチ」ならぬ「妖怪ウォッチ」で、USAピョンの姿を見ました。これが2人の出会いだったのです。
性格が正反対!
オタク特有の早口で話し、好きなことになるとついつい暴走しがちになってしまうイナホと、真面目でツッコミ役に徹することの多いUSAピョンは、正反対の性格と言えます。イナホはいつも、USAピョンに余計な一言を言っては怒られているのです。まさにでこぼこコンビという感じの2人ですが、ちょっと引っ込み思案な一面もあったり、友達を作るのが苦手だったりと、共通する面もあるのです。
アニメでの「イナウサ」シリーズ
アニメでは長くに渡って、「イナウサ」の2人が活躍するシリーズ物が放送されていました。今までのものでは、USAピョンがコツコツロボットを作る「イナホとUSAピョンのロケットチビチビクミタテール」や、イナウサの2人で妖怪たちのお悩みを解決する「イナウサ不思議探偵社」などなど、人気のシリーズがたくさんありました。なんだかんだ言って息ぴったりな2人が、本当に可愛いです!イナウサは癒しですね。ちなみに、公式ではこの2人のことを「イナウサ」と呼びますが、二次創作に置いてのこの2人のカップリングも「イナウサ」と呼びます。
USAピョンの魅力⑥キレると手が付けられない!
普段はツッコミ役に徹している真面目なUSAピョンですが、実は短気な一面もあるのです。怒りの沸点もかなり低く、怒ると「ベイダーモード」という手が付けられない本気モードになってしまいます。
ベイダーモードって?
USAピョンがヘルメットの両端にあるボタンを押す事で起動するモードです。ボタンを押すと、ヘルメット内に黒い煙が現れて充満し、その充満した後は赤い目が現れます。そしていつも持ち歩いている銃「ラビットショット」でレーザーを撃ちまくるのです。ちなみに、モードが終了後には自分の鼻で黒い煙を吸っています。 基本的には一言多いイナホへのお仕置きとして使っていますが、イナホに当たらないようにレーザーをわざと外しているのです。意外な配慮がありました…!
さらに強い?エンペラーモードとは?
先ほど紹介した「ベイダーモード」は、結構頻繁に発動します。しかし実は、更にその上を行く強さの「エンペラーモード」というモードがあるのです!発動する条件としては、ベイダーモード時に更に激怒することです。ヘルメット上部二箇所にあるボタンを押して発動させます。ベイダーモードから目つきが更に変わり、宇宙服もピンク色に変化し、首元には暗色のマントまで追加されるのです。空中を高速で飛び回り、必殺技も絶大な威力の「インペリアルビーム」に変化するなど、ベイダーモードの比ではない戦闘力を発揮するのが特徴です。
USAピョンの魅力⑦声優は重本ことりさん!
USAピョンと言えば、声もとっても可愛いですよね。演じているのは「Dream5」「コトリwithステッチバード」のメンバーである、重本ことりさんです。主に歌手、タレント、ファッションモデルとして活躍しています。声優はこのUSAピョン役が初挑戦とのことで、大抜擢ですね!USAピョンの声にぴったりで、とっても可愛いです。この当時「コトリwithステッチバード」が歌う「宇宙ダンス!」がエンディングテーマに選ばれていました。現在では重本ことりさんは、グラビアアイドルとしての活動も行っております。
USAピョンの魅力⑧宇宙服を脱いだら?
USAピョンは生前、カワウソのような見た目でした。ウサギへの憧れからなのか、今はウサギの耳が付いた宇宙服を身に着けています。しかしこの宇宙服を脱いだ姿が衝撃的なのです。水色の体にタオルを首にかけ、ボクサーパンツを履いているという、普段の可愛い姿からはなかなか想像の付かないものでした。こうしてみると、やっぱりカワウソっぽいですよね。ちなみにUSAピョンのぬいぐるみは、宇宙服のヘルメットが取り外し自由のものもあります。水色状態も可愛いですよね。
USAピョンの魅力⑨実は有能?ウィスパーよりスムーズ
第1の主人公・ケータの「妖怪執事」であるウィスパーは、執事を名乗っていながらあまり役には立っていません。妖怪に関する知識がかなーり少ないため、ケータが「ウィスパー!あの妖怪何?」と聞いても、大急ぎで妖怪パッドで調べてから答えています。しかもカンニングしていることは一向に認めようとしません。それに比べるとUSAピョンはかなり優秀です。USAピョンもメリケン妖怪でありアメリカからやってきているので、日本にいる妖怪については詳しくないようです。しかし日本の妖怪に出くわすと、かなりスムーズに妖怪パッドで調べて、イナホに情報を伝えています。そのおかげでかなりストーリーはスムーズに進みます。妖怪執事としては、ウィスパーより優秀かもしれませんね。
USAピョンの魅力まとめ!
以上が、「妖怪ウォッチ」に登場する、USAピョンの魅力まとめでした!見た目の可愛さだけでない、USAピョンの新たな魅力が分かりましたね。実は暗い過去があったり、根は真面目ながらもキレやすく短気な性格だったりと、意外な事実もありました。イナホとの名コンビ「イナウサ」にも注目ですね!