大人気作品「魔王城でおやすみ」。週刊少年サンデーにて大好評連載中です。2020年の秋にアニメ化も決定していて、現在ますます盛り上がっている作品の1つですよね。可愛いキャラクターと面白いストーリーに惹かれる人が急増しています。そんな「魔王城でおやすみ」ですが、一体どんなストーリーなのでしょうか。こちらの記事では「魔王城でおやすみ」のネタバレについて紹介します。アニメ化を前にぜひチェックしてみてくださいね。
目次
ネタバレ「魔王城でおやすみ」とはいったいどのようなストーリー?
大人気漫画「魔王城でおやすみ」とは、囚われのお姫様があの手この手を駆使して安眠を求めるという(!)ショートコメディです。基本的に原作漫画は1話完結で構成されていて、さくっと読むことができます。人と魔族が共存していた時代、権力は二分化していました。そんな中魔王は人間の姫をさらうことにより、この世の権力を全てものにしようとしていました。もちろん人々は怒り、勇者は姫を救うために旅立つという展開だったのですが…当の姫は囚われた城の中で、意外にも悠々自適な生活を送っていたのです。檻の中では寝る以外することがないということで、安眠を求めて魔王城を彷徨います。
ネタバレ紹介その1 脱出より睡眠を優先?
寝る以外することがない主人公のスヤリス姫。しかし城に来たばかりの頃は寝不足になっていたため、寝具が悪いのではないかと考え始めます。そこで姫は、自分で枕を作ろうとしました。しかし一応は囚われの身ということで自由はなく、枕を作るための材料も簡単には見つかりません。しかしそこで出会ったのが、城の中にたくさんいる下級の魔物でありこの物語のマスコットキャラ的存在である「でびあくま」という存在です。彼らをブラッシングすることにより、良い素材のワタ(体毛)を手に入れることができたスヤリス姫。そしてなんとブラッシングの交換条件として、牢の鍵を入手したのです。脱出に成功した姫はいろんな魔族から材料をもらい、見事安眠できる枕を作るのでした。
安眠に貪欲!
そんな彼女は、安眠にかなり貪欲です。良い枕を作るだけでは飽き足らず快適に眠れるような環境を探し魔王城を歩き回るようになりました。そこから魔物たちは自由すぎる姫に巻き込まれるようになっていきます。
ネタバレ紹介その2 寝具をどんどん作ってしまう!?
無事でびあくまの体毛を使って安眠できる枕を作り上げた姫。さらにカーテンはハーブで染め、はりとげマジロの毛を抜いて針を得て(無断で)縫って作りました。さらに大きなハサミを持ち歩き布狩りをしたり、傍若無人に歩き回ります。布の魔族である「おばけふろしき」を切って布地を作りシーツを得たり、魔族の頭の角をやすりとして使用したり(!)など、かなり危険な行動が目立つ様子。ちなみにおばけふろしきは生きている魔物ということで、美肌効果や安眠効果も期待できます。シーツの素材としてはかなり適しているようですね、このように魔物はいつも振り回されることになります。
ネタバレ紹介その3 あくましゅうどうしが姫にベタ惚れしてしまう!?
安眠を求めて魔王城を彷徨いているスヤリス姫。夢中になりすぎて時に危険な行為に出てしまうこともあります。そしてなんと毎日死んでしまうという事態に!時には、1日何度も死んでしまうこともあります。しかし死なれては人質の意味がないため、姫が死ぬたびにあくましゅうどうしが蘇生をしています。最初は姫に対して手がかかるという印象しかなかったあくましゅうどうしですが、姫と会話を交わしていくうちに、だんだん姫に惹かれていくのです。行動がエスカレートしすぎてちょっとストーカーじみているのがまた面白いところ。
三角関係も誕生!?
そんなあくましゅうどうしですが、強力なライバル(?)も現れます。それは魔王城の主人であり、姫を魔王城に連れ込んだ魔王タソガレです。タソガレは人間と魔の間で二分していた権力をすべて自分のものにしようとしていたわけですが、最近は争いをなくし、お互い平和に共存していきたいという考えに変わっていました。スヤリス姫もそれに賛同し、2人の間に絆が芽生えます。なんとなく恋心のようなものも芽生え始め(もちろん2人とも自覚してはいませんが)微妙な三角関係になってしまいます。
ネタバレ紹介その4 勇者が姫を助けに来る!しかし…
こんなに自由に過ごしていますが、一応は囚われの身であるスヤリス姫。人類たちは勇者を魔王城に送っています。その勇者というのは「勇者アカツキ」。なんと姫の婚約者です!しかし姫からは嫌われていて、何回名前を名乗っても覚えてもらえないほど…。性格としてはかなりのレベルで鈍感&ポジティブであり、なかなか濃いキャラクターでもあります。姫を助けに行くのですが嫌われているため助けられたくなさそうにしている姫がまた可愛いです。一応人質なのですが、助けにきた勇者に会いたくないがために、魔王と幹部の護衛をつけて(!)忘れ物をとりに城に帰ってしまいました。
姫の危機感のなさが面白い!?
人質らしからぬ姫の態度はこの作品の1番の魅力です。姫の母親が魔王城に来た時には、魔王に向かって「姫をよろしくね」と言ったり、まったく危機感を持っていないところが面白いですね。しかし実際のところ最も周りを振り回しているのは姫本人であり、なんだかんだで魔族のみんなも姫に対しては愛着を持っているため、今や姫は魔王城の中ではなくてはならない大切な存在です。誰も彼女を傷つけるものはいません。
ネタバレ紹介その5 ゆるっと笑えて面白い!キャラも可愛い
「魔王城でおやすみ」はキャラクターも可愛いですし、ゆるっとしたギャグマンガでとっても面白いです。キャラクターも魅力的ですし、可愛い系のスヤリス姫のほかにも、でびあくまやナスあざらしなどのマスコットキャラクター的な魔物も存在します。しかもストーリーとしてのテンポも最高によく、みていたら思わず吹き出してしまうこと間違いありません。また魔王城の中にいるのにとても平和というのもまた面白いポイント。なんと言っても城の主人である魔王がとても優しく、戦い云々よりも1番気にしていることはこの世界での「戦闘バランス」と「フラグ管理」。勇者アカツキが簡単に自分のところにたどり着けないようにしています。また魔王が結構不憫な立ち位置なのも面白いです!
ネタバレ紹介その6 ドラえもんが登場!?
かなり話題になったドラえもん登場回も必見の面白さです。実はこれは「ドラえもん」の50周年を記念した大きな企画であり、ドラえもんが雑誌50誌の表紙をジャックしました。「週刊少年サンデー」にも漏れなく登場したのですが、サンデーはなんと表紙だけではなく、その当時連載していた 18作品の漫画のどこかにシークレットでドラえもんを登場させていたのです!こういう企画は週刊少年ジャンプの「こちら葛飾区亀有公園前派出所」でもありましたね。連載作品の中にはかなり難しいところに隠れていたドラえもんもいました。そして本作品「魔王城でおやすみ」の場合はというと……
堂々とどこでもドアから登場
「こんなことある!?」というくらい、堂々とどこでもドアから登場したドラえもんとのび太。「隠れているから探してみよう!」という企画のはずですが、堂々とメインに出てきました。このコマはネットでもとても話題になり、「魔王城でおやすみ」が有名になったきっかけのひとつでもあります。絵柄の微妙なミスマッチ感が、なんとも言えずシュールで面白いですね。ちなみにスヤリス姫はここでドラえもんのポケットを盗む(!)という安定ぶりを発揮しました。この大胆なエピソードはアニメでどうなるかは流石にわかりませんが、本誌ではコラボということで堂々と登場していてとても面白いですね。
【魔王城でおやすみ】ネタバレ紹介まとめ!
以上が「魔王城でおやすみ」のネタバレ紹介まとめでした!いかがだったでしょうか。人質とは思えない姫の自由奔放な態度がとても面白く、ハマる人がたくさんいるというのも納得ですよね。魔物たちも姫に振り回されながらも、だんだん愛着が湧いてきているというのがまた素敵です。ギャグパートもほっこり恋愛パートもとても面白く、みれば癒されること間違いなしの作品。アニメ化された時には一体どのように描かれるのか、これからとっても楽しみですね!