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【IWGP】池袋のキング!安藤 崇(タカシ)の魅力とは?

更新日:

タカシ

TVドラマシリーズで有名となった「池袋ウエストゲートパーク」ですが、原作は石田衣良さん著の短編小説で、第36回オール讀物推理小説新人賞を受賞しています。小説、TVドラマ、コミック、舞台と多方面で展開されている本作品は、様々な社会問題を取り上げており、実際に起きた事件を参考にしたストーリーが多いのも特徴です。TVドラマ版の脚本は宮藤官九郎さん、チーフ演出は堤幸彦さんが担当しています。2020年7月にはアニメ化も決定しており、再び、IWGPが注目を集めることになるでしょう。今回はマコトの親友で、Gボーイズを束ねる池袋のキングでもある安藤 崇(タカシ)に焦点を当てて紹介していきたいと思います。

安藤 崇(タカシ)の人物像

タカシとGボーイズ

池袋を勢力下に置くカラーギャングGボーイズを束ねるリーダーで通称「キング」。色白で細身の為、見た目はか弱そうに見えるが、天才的な反射神経と運動神経を持ち、喧嘩の実力は折り紙付き。
不良たちから尊敬・畏怖されカリスマ的存在。マコトとは高校時代の同級生で親友で、ずっとチームに誘っているが断られ続けている。タカシのカリスマ性は警察も一目置くほどで、彼が一声掛ければ町が動くため、
裏社会でも侮れない存在となっている。

原作とTV版の違い

タカシ漫画

TV版では窪塚洋介さんが演じています。原作では「氷の王様」と言われクールで謎多き存在でしたが、TV版では風呂屋の息子として登場。高校卒業までは気弱な少年であり、山井がドーベルマンを倒すときは、ビビッて見ていました。
マコトのことを「マコちゃん」と呼び、マコトからもキングと思っていないと言われ、タカシと呼ばれている。普段は能天気な明るいキャラだが、残忍なサディストであり、平気で相手の指落としたりもする。

圧倒的強さとカリスマ性

タカシと山井

『イチゴの回』(第一話)では、山井に決闘を申し込まれ、一撃も喰らうことなく返り討ちにしてしまいます。
その戦いぶりは「蝶のように舞い蜂のように刺す」という言葉が相応しいほど。明らかに決着が付き、マコトが止めに入っても殴ることを止めないタカシ。
そして戦いの後には山井に優しくキス。こういった狂気染みたところもタカシの魅力なのでしょう。

優しい一面を見せるタカシ

優しいタカシ

『ゴリラの回』(第五話)では、山井に付きまとわれているヒカルを守る為、Gボーイズを率いてヒカルの自宅を警備してくれます。
マコトにヒカルの心配をしろと言ったり、意外と世話焼きなタカシ。山井にウロウロされると困るとからと言ってはいるが、実際は、マコトとヒカルの為に動いてくれていると思います。
去り際に「惚れないで」と言い残したタカシにニコっと笑顔を見せるヒカル。最初は困っていたヒカルも、タカシの優しさに安心したのでしょう。
それにしてもマコトはこんな可愛い子をほったらかして何やってんだか・・・。

池袋のキングはファンも多い

ファンが多いキング

『洋八の回』(第八話)で、テレクラで出会った女子高生を妊娠させてしまったマサは、多額の賠償金を請求されることになり、みんなでマサの為にお金を作ろうと奮起します。
シュンは似顔絵を描き、Gボーイズは万馬券を当て、ヒカルは高級品を売り捌きます。そんな中、タカシは30秒3000円で女の子とキスをして稼ぎます。しかも長蛇の列。
さすが池袋のキング!ただ強いだけではなく、女子からの支持率も高かったのだ!

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どんな相手でも媚びない、それがタカシ

媚びないタカシ

『九州の回』(第九話)で、警察署で取り調べを受けることになったタカシたち。完全な暴力に物を言わせる取り調べだが、タカシは元気良く取調室に入ってきます。
「オッス!おらタカシ!10歳、よろしくな!」もはや、バカなのか・・・(笑)
『十手の回』(第十話)でも、ブラックエンジェルス襲撃で補導されたタカシは、「お世話になりました」と律義に挨拶し、良い子だったという印象を与えた直後、走り出し再び襲撃を始めます。
吉岡らにすぐさま見つかり、演技をして誤魔化すといったお茶目なシーンもあります。吉岡からは「演技下手だなぁお前」と苦笑いされてます。

作中一番切れた瞬間

切れるタカシ

『九州の回』(第九話)で、タカシの実家のサウナのロッカーからシュンの死体が見つかった瞬間、無言でロッカーから武器を取り、「GO---!!!」と叫ぶタカシ。
今まで衝突を避け、相手が自滅するのをずっと待っていたタカシだったが、仲間の死を目前として、今まで我慢してきたものが一気に爆発した瞬間でした。
仲間を大事に思うタカシだからこそ、仲間の死は何よりも耐え難いもので、誰よりも先に火が付いたのだと思います。
今までのおちゃらけタカシが覚醒する瞬間で、めちゃくちゃ胸が熱くなるシーンでした。

キングとしての信念

叫ぶタカシ

『士の回』(第十一話)で、Gボーイズとブラックエンジェルスの抗争を止めに入るマコト。リカ、シュンの死の真相、犯人は山井とヒカルであることを伝え、
争う理由がないと言うマコトに対し、元々理由なんてない、殴りたいから殴るというシンプルな理由で喧嘩を再開しようとするタカシ。京一も賛同し、臨戦態勢に入る。
機動隊が止めに入ろうとするが、横山がそれを阻止し「まだ10分経ってませんから」と辞表を吉岡に渡す。この時の横山さんカッコイイですね。
マコトは「めんどくせぇ!」と言い、敵味方関係なく殴りかかり、理由がないなら俺のことも殴れと暴れだします。「自分の両手が地面に付いたら始めて良いがそれまで黙って見てろ!」と言うと、タカシがマコトに殴りかかります。
どんだけ殴っても倒れないマコト。見るに堪えなくなり、周りは引いていきます。見るに見兼ねた京一は「やめろ」と言いますが、タカシは「そんな簡単にやめんだったら、鼻から突っかかってきてんじゃねぇよ!」と泣きながら殴り続けます。仲間を想い、信念を持ってGボーイズを束ねていたタカシは、ギリギリまで抗争を避けていました。しかし、シュンが殺されたことで始まったこの抗争のケジメをリーダーとして付けなければならなかったのでしょう。
生半可な気持ちでキングと名乗っているわけではないのがよくわかる泣けてくるシーンです。

池袋のキング!安藤 崇(タカシ)の魅力とは?まとめ

車いすタカシ

タカシは自由奔放、悠々自適といったイメージがありますが、仲間想いの強気リーダーというのがわかると思います。
マコトとタカシの関係は、マコトがGボーイズに入らなかったからこそ、持ちつ持たれつの素敵な関係なのだとも思いました。
タカシの見どころはここでは書ききれない程多いので、是非ご自身で探してみてください!


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