『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』は、2018年にアニメが公開され日本だけでなく海外からも高く評価されている作品。アニメーションの美しさや、繊細な心理描写で胸を打たれた方も少なくないのではないでしょうか?この記事では、2020年に公開が予定されている【劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン】のあらすじに関する情報をお伝えしていきます!
『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』ってどんな作品?
主人公のヴァイオレットは孤児で、ギルベルト・ブーゲンビリアと出会ったときは話すことすらできませんでした。彼女は言葉も知らず、人間にあるべき感情もなかったのです。高い身体能力を持つヴァイオレットは、幼い頃から「戦場で人を殺す道具」としてギルベルトの兄ディートフリートに使われていました。
しかしそれを知ったギルベルトは、彼女を引き取り言葉を教え1人の人間として大切に扱ったのです。そのためヴァイオレットはギルベルトのことを何よりも大切な存在と思っており、戦場で共に戦う時は命に代えても守り通そうとしていました。
『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』は、この戦争が終わった直後の世界を描いており、ヴァイオレットは手紙の代筆サービスの仕事をしています。最初は人の感情が理解できずに問題を引き起こしてしまいますが、ギルベルトが最後にいった「心から愛してる」の意味を知るために、彼女はひたむきに成長を遂げていくのです。
アニメではヴァイオレットの成長がメイン
アニメ『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』では、主人公のヴァイオレットが手紙の代筆サービスを通して成長していく姿がメインに描かれています。幼い頃に「感情」を育めなかったからでこその彼女の純粋さが周囲の人々にも影響を与え、観る人の胸を熱くさせるストーリーになっていますよ!
『劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』の内容は?
『劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』の内容の詳細は、実は明らかになっていません。ただ映画のビジュアルは、波打ち際に立つヴァイオレットとギルベルトらしき人物の後ろ姿…。キャッチコピーも「愛する人へ送る最後の手紙。」となっていることから、アニメでは死亡しているギルベルトが登場する可能性が濃厚です!
アニメしか見ていない方は、驚愕するかもしれませんが原作の小説ではギルベルトは生きており、ヴァイオレットとも再会しているのです!『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』を制作している京都アニメーションは、劇場版で原作にもアニメにもない内容にしてくることが多いので、今回も驚きのストーリーになっていることでしょう。
テーマは「愛してる」
「愛してる」という言葉はよく耳にしますが、そういった感情というのは実はとてもあいまいです。「愛してるってどういう意味ですか?」と聞かれたら、何と答えようか迷ってしまう方も少なくないと思います。
無知で赤ちゃんのようなキレイな心を持っているヴァイオレットは、「愛してる」に意味をまっすぐに受け止め理解しようとしていきます。ありきたりですが普遍的なテーマである「愛してる」をヴァイオレットを通して伝えてくれるような作品になっているそうです。
『劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』のあらすじまとめ
『劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』のあらすじの詳細は不明となっています。ただキービジュアルやキャッチコピーから推測できるのは、「成長」をテーマとしていたアニメ版とは、違った内容になりそうだということ!もしかしたら、アニメでは亡くなったままのギルベルトとヴァイオレットが再会するなんて展開もありえそうです。
また石立太一監督は、「『劇場版ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』で初めて『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』に触れる方にも届くといいなと思います」とインタビューでコメントしていますので、アニメや原作を観たことがない方も気になる方はぜひ劇場に足を運んでみてください。