『シュタインズ・ゲート』は海外のSF映画のような世界観で人気となったゲーム原作のアニメで、アニメファンなら誰もが知っている作品ですね。このシュタインズ・ゲートですが、劇場版も公開され、続編アニメも制作されるなど高い評価を得ています。続編の『シュタインズ・ゲート ゼロ』では、ヒロインの牧瀬紅莉栖(まきせくりす)を救えなかった世界が描かれており、本編とはまた違った面白さを視聴者に与えました。ここでは、そんなシュタインズ・ゲートの続編にあたる作品、シュタインズ・ゲート ゼロの重要人物である椎名かがりについて、ネタバレ込みで考察していきたいと思います!
シュタゲゼロの新キャラ椎名かがりのプロフィール!
椎名かがりは、前作シュタインズ・ゲートのメインヒロイン牧瀬紅莉栖に外見が似ている美人です。シュタインズ・ゲート ゼロ(以下シュタゲゼロ)自体が牧瀬紅莉栖(以下クリス)を救えなかった世界が舞台のため、クリスそっくりのかがりの登場は視聴者に衝撃を与えました。
かがりはクリスに似ているとはいえ全くの別人なので、声はクリスではありません。また、身長は165cmとクリスよりも高く、体重も53kgとスレンダーな体型のクリスよりは標準的です(まぁ、それでも一般的には痩せ型ですが)。ただし、バストサイズが79のクリスと違って、かがりは86もあるので、出る所は出ています。
記憶を失っている椎名かがり
かがりの初登場は、ルカ子が記憶を失っているかがりをラボに連れてきたのが最初。記憶を失っていたかがりは、ルカ子の家族に面倒をみてもらっていて、しばらくルカ子の家に居候していました。初めてかがりを見た倫太郎は、彼女があまりにクリスに似ているため最初は驚いた程です(とはいえ、よく見ると結構違うはずなのですが)。
かがりとルカ子がラボに訪れた後、まゆりが登場してかがりに変化が訪れます。まゆりを見るや否やかがりは驚いた表情になり、地面に倒れてしまうのです。まゆりとかがりの間には何かあるのでしょうか?
椎名かがりは未来の椎名まゆりの娘!
実は2036年の未来で戦災孤児だったかがりは、まゆりの娘として引き取られ、まゆりとは義理の家族だったことがわかります。苗字がまゆりと同じ椎名なのは、そのためです。鈴羽がタイムマシンで過去に行く時に、危険な未来からかがりを救うため、まゆりが過去にタイムトラベルする鈴羽にかがりを託したのです。
しかし、2036年から1998年の過去に行った後、かがりは突如精神に異常をきたし鈴羽に銃を向けます。それから12年間、かがりと鈴羽は離れ離れになっていたのですが、かがりが首にかけていたウーパのネックレスがヒントとなり、鈴羽は成長したかがりが椎名かがりであることを確信します。
椎名かがりの声優は超人気作の主人公!
椎名かがりの声優は、言わずと知れた超人気メディア作品『ハンターハンター』の主人公、ゴン=フリークスの声をやっていた潘めぐみさんです!これは驚きですね!ゴンは無邪気で明るい仲間想いの男の子で、椎名かがりとは全く違うキャラクターなので、声を聴いただけではかがりの声の人がゴンをやっていたとは誰も思わないでしょう。
画像を見ると、潘めぐみさんは可愛らしい人だということもわかります。早口言葉が得意で、潘めぐみさんの早口言葉スキルは同業の声優たちでも舌を巻くほど。お母様の潘恵子さんも声優として活動していて、まさに声優界のサラブレッド的な存在です!
椎名かがりはシュタゲゼロにおいて謎の多い人物
椎名かがりについては謎が多く、なぜ記憶を失ったのかということも言及されていません。また、外見が牧瀬紅莉栖に似ているのもたまたまのため、彼女の存在は、牧瀬紅莉栖が既にシュタゲゼロの世界には存在していないということを強調させるための演出的役割も大きいです。