『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』通称、あの花は数あるアニメの中でもとにかく泣けちゃう『泣けるアニメ』として人気を博しました。今でも泣けるアニメと言えば必ず名前が挙がる作品です。そんなあの花で特に泣けるシーンベスト5をランキング形式で紹介していきたいと思います!
目次
泣けるシーンベスト5 第5位『女装姿のゆきあつ』
あの花屈指の迷シーン?でもある例のアレ。クールでイケメン、成績優秀で運動も出来る完璧でいけすかない松雪 集ことゆきあつはめんまが見えると言って、過去のことを引きずり続けるじんたんを軽蔑していました。しかし、実際にはめんまが着ていたようなワンピースを買ったり、匂いを嗅いだり、挙句の果てには自分もめんまを見たと言い出すなど、かなり歪な行動をとっていました。
あいつにお前のことを見せてやろうぜ
しかし、つるこは誰よりもゆきあつがめんまの事を引きずっていることを知っていました。だから、ぽっぽが白いワンピースでめんまの姿を見たと聞いて、何かに気付いているようでした。つるこはじんたんをけしかけて、ゆきあつの癇に障りそうな事を言わせます。ゆきあつは平静を装ってはいたものの、実際にはかなり動揺していました。そして、動揺したゆきあつはクローゼットを開け、意味深な言葉を呟きます。
夜の野山を駆け回るめんま
めんまとぽっぽが山の中で見たというめんま?を追いかける一同。でも、見つけためんまはめんまではなく、女装姿のゆきあつでした。ゆきあつはめんまの死の原因が自分にあると思っていました。だからめんまが出てくるなら、恨みを持つ自分の前に出てこなければおかしいと思っていました。そんなトラウマがゆきあつをこんな行動に走らせていました。全てを吐き出したゆきあつに、じんたんがめんまから言われた「ぱっちんありがとう、ごめんね」という言葉を伝えます。
泣けるシーンベスト5 第4位『家族の時間も動き出す』
めんまが死んでから、じんたんたちの時間は止まりそれぞれが大きなトラウマを抱えることになります。でも、トラウマを抱えて時間が止まったのは、じんたんだけでなく、当然めんまの家族にも大きなショックを与えていました。母親はめんまの死を受け入れられず、父親はめんまの死や残された家族と向き合おうとせず、弟の聡志は自分を見てくれない両親に寂しさを感じていました。
招待状
めんまの母親はめんまの死を受け入れられず、めんまを置いて成長していくじんたんたちに憎悪を抱いていました。その憎悪はじんたんたちがめんまのために仲良く花火を作る計画を妨害するという行為に走らせていました。花火の打ち上げにめんまの家族も招待状を受け取るも、めんまの母親はその招待に応じる気はありませんでした。
家族と向き合うとき
でも、めんまの弟はその招待に応じる気でした。めんまの死から自分の方を見てくれなくなったことを示唆すると、めんまの母親は崩れ落ちたように涙を流します。めんまの父親はそんな家族と向き合うことを決め、三人でめんまの死を受け入れようと言います。胸が痛くなるけど泣けるシーンです。
泣けるシーンベスト5 第3位『フランダースの犬のことを思い出した』
無理をしてまでめんまの願いを叶えることに固執するじんたんですが、めんまの願いを叶えるという事はめんまと離れ離れになることを意味していました。めんまとずっと一緒にいたい気持ちとめんまの願いをかなえてやりたいという思いは二律背反でした。そんな思いを抱いていたじんたんはめんまの目の前で涙が止まらなくなってしまいます。
パトラッシュは幸せだった?
めんまの前で自分でもどうしてこんなに涙が溢れてくるのか分からないじんたんは、「フランダースの犬…のこと、思い出した」と必死に誤魔化そうとします。自分でも何だそれという思うくらいヘタクソな誤魔化し方でしたが、めんまは「パトラッシュはきっと幸せったと思うんだ!」と必死でじんたんを慰めます。実はこの出来事はめんまにとっても大きな出来事でした。無理して自分を抑えて、それでも抑えきれなくなって泣いてしまう。現代人なら経験があるかもしれない泣けるシーンです。
泣けるシーンベスト5 第2位『無情にも花火は上がった…』
めんまの願いは『生前にみんなで後先考えず計画して、結局有耶無耶になった約束、じんたんの母親のためにみんなで大きな花火を打ち上げる』ことだと思った一同は、皆で花火を打ち上げる計画を立てます。じんたんにとってはめんまにずっとこのままでいてほしい気持ちとめんまの願いをかなえてあげたい気持ちの両方があって、最後の最後まで花火を打ち上げることを迷っていました。めんまの願いを叶えることはめんまが消えてしまう事でもあったからです。
めんまは消え…
それぞれの思いを乗せて、超平和バスターズのみんなとめんまの家族に見守られながら、ついに花火は打ち上がります。花火は綺麗な模様を描いて、やがて終わります。花火が終われば、めんまともお別れ。そのはずでしたが、めんまは消えていませんでした。花火が打ち上がるシーンは、喪失感でいっぱいになるシーンでこれでめんまとのお別れになるかと思うと泣けるシーンです。
泣けるシーンベスト5 第1位『みつかっちゃった…』
花火を打ち上げてもめんまは消えなかった。めんまを除いた5人は、心の底からめんまのことを考えていたのではなく、自分の思惑のためにめんまを成仏させようとしていたことを吐き出し、みんなでめんまの話をよく聞いて、今度こそめんまを送ってやろうと考え、じんたんはめんまを秘密基地に連れて行こうとしますが、すでにめんまは消えかかって自分では立てない状況でいました。めんまの願いはもう殆ど叶っていたのです。
めんまみーつけた
じんたんがめんまを連れて秘密基地に着いたとき、めんまはもうじんたんにすら見えなくなっていました。めんまは「かくれんぼだよ」と言うと、みんなは山の中を必死で探し回り、めんまは必死で手紙を残そうとします。やがて、一同がめんまの残した手紙を見つけますが、めんまを見つけるまでは終われない。めんまに「もういいかい」と呼びかけ続けると、めんまは「もういいよ」と答え、その声はじんたんだけでなく皆に届いていました。皆がめんまの姿を見ることが出来、「めんまみーつけた」の呼びかけ、最後は皆に看取られてめんまは成仏します。とにかく泣けるあの花のラストシーンです。
あの花泣けるエピソードまとめ
やっぱりあの花は泣けるシーンが多いですね。特に最後のシーンは演出が最高でとにかく泣けるラストでした。あの演出は反則過ぎる!胸が痛くなるシーンも多いですが、最後までみたら、見てよかったと思えると思います。まだ見てない人は是非見てほしいです!