人気アニメ作品として知られる『シュタインズ・ゲート』(以下シュタゲ)!本作は様々なアニメランキングで上位を占める話題作で、超展開SFものとして人気が高く、後半はタイムリープや謎の組織が出てきて、前半とはかなり違う印象を与える作品となっています。物語でも重要なキーワードの一つにSERNがあります。SERNとは一体なんなのでしょう?既に本作を視聴したことがある方には説明不要ですが、ここではまだ視聴したことがない方に向けて、ほんのりシュタゲに興味を持ってもらえるくらい小さなネタバレ?をしたいと思います!まだ未視聴の方でもネタバレにならないくらいのネタバレなので、気軽にお読みください!
目次
SERNネタバレ?!①セルンは実在している!!
まず、シュタインズ・ゲートに登場するSERNですが、なんと現実世界にも存在しています!現実世界におけるSERNはCERNという表記で全くの別物なのですが、シュタインズ・ゲートのSERNはこのCERNをモデルにしています!
この現実世界のCERNですが、素粒子の一つとされるヒッグス粒子を発見する等、量子力学的な分野で多大な貢献をしています。そんな組織をフィックションとはいえ悪の組織みたいな感じで登場させているシュタゲは、恐れ知らずですね!
しかし、このCERN。大型ハドロン衝突加速器、通称LHCというものを使って、とんでもない実験をしていると噂されています。LHCとは簡単に言えば粒子と粒子を衝突させる実験観測機械らしいのですが、それで時空間を破壊してしまう恐れがあるとか。
シュタゲの世界でもLHCはタイムリープのマシンとして登場しますが、そんな危険性を孕んでいる現実の実験観測機械の名前まで引用してしまう所は、もはや恐れを通り越して感心してしまう域ですね(よく実在のCERNに訴えられないなと思います笑)!
SERNネタバレ?!②ラウンダーという秘密組織を保有する!
SERNは、独立した非合法集団であるラウンダーという秘密組織を保有しています。画像の通り、覆面して銃を武装している明らかにヤバい連中です。いくらなんでも、こんな明らかに悪者ですと主張している秘密組織は現実には無いと思いますが(しかも日本で)、まぁそこは作品を盛り上げるための演出ですかね?(笑)
ここからネタバレ注意!……って、もう完全に画像でネタバレしてますね(笑)まぁ、色々あって主人公の岡部倫太郎達ラボメンの面々は、このラウンダー……正確にはラウンダーを雇っているSERNに命を狙われてしまいます。後半はそれら不幸な出来事に絶望しながらも、限界ギリギリの所で抗っていくオカリン達ラボメンの一同が魅力的です!
前半は、岡部倫太郎こと狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真のセリフ劇や、ヒロイン達との日常のやり取りが面白い部分なのですが……
後半は、こんな顔のオカリンばかりになります(笑)それもこれも全てSERNのせいなのですが、なぜ前半のギャグタッチな雰囲気からこうなってしまったのかは、実際に作品を視聴して確かめてみてください!
SERNネタバレ?!③第三次世界大戦を起こす!!
もう完全にネタバレ?!っというかネタバレですが、SERNの連中はシュタゲの世界において、様々な覇権を巡って第三次世界大戦を引き起こします。そしてディストピアを形成し、世界を支配してしまうわけです。
それら不幸な未来を改変すべく、オカリンはじめラボメンの面々は様々な思いを抱きながら奮闘し続けるのですが、なかなか上手くいかず。希望が見えたと思ったら絶望に叩き落される……という連鎖を、何度も何度も繰り返す所が後半のシュタゲののめり込みポイントです。
ネタバレ?!まとめ:ぶっちゃけSERNの全容はよくわからん!
ぶっちゃSERNですが、作品の中でSERN直属の人間が明確に登場することはなく、直接オカリン達とSERNがわかりやすく対峙することも無いので、ただ漫然と物凄く危険な組織……という印象しかありません。より詳細な情報は曖昧なまま、「とにかくヤバい未来における悪の組織」というイメージが強いです。
というより、SERNについて詳しく理解するにはシュタゲの話は複雑に入り組みすぎていて、一度アニメを視聴しただけでは拾えきれる人は少ないと思います(他にも重要な伏線が多数あるので)。本当にSERNについて理解を深めたいなら、何度もアニメを視聴し原作ゲームもプレイすることをおすすめします!