ケムリクサの9話が公開されましたね!この物語、キャラもストーリーも、何の説明もなくて、よくわからない事だらけなんですよね。
気になって、色々調べてみました。自主制作の頃からみていた方々が、考察していたのですが、今回は登場キャラと仏教の八識との関わりについて紹介させていただきます!
八識とは?
まず八識についてですが、これは仏教用語なのですが、簡単にいうとお釈迦様は人間の心理をどう教えられているかというもの。人間には大きく分けて8つあり、それが「八識(はっしき)」ですよ、と言われています。
八識は以下の8つです。
調べれば調べるほど複雑だったのでものすごく簡略化しています。
眼識(げんしき) 視覚のこと
耳識(にしき) 聴覚のこと
鼻識(びしき) 嗅覚のこと
舌識(ぜっしき) 味覚のこと
身識(しんしき) 触覚のこと
この五つはいわゆる五感といわれるものですね。意識(いしき) は上記、5つの感覚を動かすための思考
末那識と阿頼耶識の影響を大きく受ける意識です。
末那識(まなしき) 自我、肉体に執着する心
無自覚な観念(苦手意識や好き嫌いの基準)になります。
阿頼耶識(あらやしき)
個人が持つ意識の中でもっとも深層であると言われています。輪廻転生を謳う仏教では、肉体が滅んでも続くものとされています。阿頼耶(あらや)が蔵という意味で、識(しき)が心という意味ですので、「蔵の心」とも呼ばれます。
阿頼耶識(あらやしき)は、実際の蔵と同じように、意識の中でもっとも大切なものがしまわれている場所なのです。また、種子識ともよばれます。
ケムリクサの登場キャラは、このハ識が能力のモチーフになっているのでは?というものです。
各キャラが対応しているとされている八識
唯一の猫耳キャラである律(りつ)は耳識(にしき) 。耳がよく発光していますよね。鳴(りな)はガラクタをよく食べていますので、舌識(ぜっしき)。
6話に登場した触ることが好きな少女、陸(りく)は身識(しんしき)。
遠くを見渡すことが得意だった綠(りょく)は眼識(げんしき)。
そして、死亡後にその能力はりんに受け継がれ、
凛(りん)は意識(いしき)。凛(りん)の目が発光しているのは、綠(りょく)の眼識(げんしき)が受け継がれたからでしょう。
末那識(まなしき)と阿頼耶識(あらやしき)の影響を大きく受ける意識であるために、若葉に対して、頬を赤らめているのではないでしょうか?稜(りょう)はアニメでおそらく登場しそうにありませんが、残った鼻識(びしき)ではないでしょうか。
文字でのみ登場した最初の人、もしくは記憶の葉が末那識(まなしき)。こちらはまだ詳細が出ていないのでなんとも言えませんね。
わかばは 阿頼耶識(あらやしき)。
そうすると、若葉が触覚を持っていたり、ケムリクサを食べることができたり、するのもなっとくできます。
簡単ではありますが、こんなところで!
まだまだ物語が謎だらけということもあり、こんな世界観で作られているんではないかと考えつつアニメを見ると、より一層楽しめるかもしれませんね!!