『電撃コミックスNEXT』にて連載中の4コマ漫画『ひとりぼっちの〇〇生活』。原作者は『三ツ星カラーズ』で知られるカツヲです。2019年には同タイトルでアニメ化することも決定しており、今注目が集まっている作品です。主人公の一里ぼっち(ひとり ぼっち)は極度の人見知りであり、小学校時代にできた友達はたったの1人、八原かい(やわら かい)だけ。かいとは小学校卒業を機に離れ離れになってしまうことに。そこで、かいと「中学卒業までにクラス全員と友達にならないと絶交」という約束をすることになります。中学校へと上がったぼっちは友達ができるのでしょうか?今回は『ひとりぼっちの〇〇生活』に登場する「ぼっち」ならではのシーンの中から共感できるシーンをピックアップし、独自にランク付けしたものについて紹介していきたいと思います。
目次
第10位 変な行動をしがち
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
「ぼっち」の代表格ともいえる一里ぼっち。そんなぼっちは、さまざまな場面で変な行動をしがちなようです。慣れない人に声をかける前には、リラックス体操と称して手をバサバサさせたり、さらには手をバサバサとさせながらハードルを跳ぶようにして相手に向かっていく姿も。他にも、友達である砂尾なこに笑ってほしいからといって、家からヨーグルトを持参して「おはヨーグルト」と唐突に挨拶したりすることもありました。「ぼっち」であるからこそ、人知れずさまざまな行動を編み出してしまう、あるあるシーンです。
第9位 慣れない場所が多い
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちが初めてカラオケに行ったとき、ドリンクバーのシステムがわからず、お店が潰れたら悲しいからとジュースなどではなく水を飲もうとする場面も。さらにプリクラを撮りに行ったときには、設定などについてよくわからず、ただただ感動していたこともありました。さらに小学校時代に友達が1人しかいなかったというぼっちは、初詣でもお参りの仕方が分からずに困っていたことも。「ぼっち」でいることが多いと、いざ友達とカラオケやゲームセンターなどに行くと使い勝手がわからずに、困ってしまうことが多いのではないでしょうか。そんな共感できるシーンです。
第8位 友達の作り方について調べる
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちが前の席に座るクラスメイトの砂尾なこと友達になって間もない日のこと。ぼっちは夜中に部屋で『友達のつくり方』という本を熱心に読んでいるようす。そこには“悩みを共有すれば仲良くなれないはずがない”などのことが書かれており、ぼっちは「これでもっとなこちゃんと仲良くなれる・・・!」と笑顔で言いながら、部屋で1人、どこか強気なようすを見せているのでした。「ぼっち」から抜け出すために、友達を作る方法について調べているこのシーンは、「ぼっち」には共感できるようなシーンです。
第7位 突飛な思考回路
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちが、クラスメイトの稲金真理にクラスの全員と友達になると話していたときのこと。それに対して真理は「それはまた方言を直すより大変っちゃねー」と言うのでした。なぜかというと、クラスには不登校の子がいるとのこと。そこで不登校であるクラスメイト、布藤香と小学校から仲良しという美奈川らうに尋ねてみることに。らうは、学校から出されたものを届けに行くついでに香のことを気にして、今でもたまに家に行くとのこと。それを聞いたぼっちは「みーなちゃん優しい・・・私も登校拒否したら会いに来てくれるかな」と突飛な発言をするのでした。
第6位 あいさつの練習、からの失敗
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
中学校に上がった一里ぼっち。ぼっちは登校初日に前の席である砂尾なこに話しかけます。しかし極度の緊張から、突然机に突っ伏したり、急に走り出してジュースを買ってきたりと、謎の行動を発揮してしまいます。初日から失敗したと落ち込むぼっちですが、その日の帰り道にはなこと無事友達になることができました。その翌日のこと。小学校時代には友達が1人しかいなかったため、友達という存在にあまり慣れていないようすのぼっちは、教室に向かいながら「おはよう」と言う練習をしていました。そしてなこの姿が見えたとき、“元気に”あいさつをしようと向かうのですが、いざ言うときになると勢いよく頭を下げてしまい、なこに頭突きするような形に。なこに「何すんだよっ」と言われ「元気にあいさつしようと思いまして・・・」と言うぼっち。その後になこが「そうか・・・おはよ ぼっち」と言うと、ぼっちは嬉しそうにもう1度「お、おはよなこちゃん」と思いっきり頭を下げ、再び2人は頭をぶつけてしまうのでした。あいさつの練習をし、さらには失敗してしまう、ぼっちあるあるなシーンです。
第5位 話すのが苦手
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
ある日の教室での出来事。砂尾なこにメールアドレスを聞きたい一里ぼっちは、手になにやらカンペを書いてきたようす。ぼっちはそのカンペを「なこちゃんはいつも、ケータイをいじっていますが・・・」と棒読みで読み始めます。「何をしてるんです・・・か!?」と聞くぼっちに対して「ゲーム」と答えたなこ。するとぼっちはカンペを探しながら「ゲ、ゲームは選択肢には無いのでとばしていいですか?」と焦りながら聞くしまつ。さらに「わ、私はあまりケータイを触りません。なぜなら友達がいな・・・いない・・・から」と泣き出すぼっちに、メアドを交換したいのだと察したなこは「私が友達だろ」答え、「で、それで?」と先に促します。しかしここでもぼっちは「そ、その選択肢は無いのでとばしても・・・」と言うのでした。「ぼっち」でいると人と話すことが少ないために言葉がスラスラと出てこなく、さらに、相手から想定していない言葉が出てくると焦ってしまうことがわかるこのシーンは、「ぼっち」ならではの共感できるシーンでしょう。
第4位 よく噛む
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
「ぼっち」であると、コミュニケーションを取る機会が少ないため、よく噛んでしまうようです。一里ぼっちは、会話のはじめでもある挨拶の時点でよく噛んでしまうことも。まだ1度も話したことのないクラスメイト、稲金真理とばったり会ってしまったときには、朗らかに挨拶しようと思ったぼっちですがうまくいかず、「お、お、おざますっ」と言ってしまったことも。
第3位 会話が続かないことに敏感
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちが夢の中でクラスメイトの栗枝衣抄に「一里さんといても会話続かないよね」と言われたときのこと。ぼっちは、衣抄はそんなことは言わないと信じつつも、会話は続かないかもしれないと不安になります。そこで面白い話ができるようにならないとと思い、さっそくネットで“おもしろい話”と検索するのでした。さらに、衣抄と話す前に仲の良い砂尾なこに面白い話を聞いてもらい、練習するようすも。しかし、面白い話をいくつか覚えたぼっちですが、どの話も全部使えないことに気づいたようす。慌てたようすのぼっちですが、本庄アルに「夢に出てきたっていう話はたいてい好印象を抱くものよ」というアドバイスを受け、衣抄に夢の話をしに行くのでした。会話が続かないのではと思って心配するといった、共感できるシーンです。
第2位 なにかあるとすぐに検索する
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
一里ぼっちが砂尾なこを怒らせてしまったときのこと。小学校時代には友達が1人しかいなかったぼっちは、こういった事態にも慣れていないようす。謝らなければと思いながらも、どうしようどうしようと悩み焦っていました。そこで思い立ったようにケータイで謝罪の仕方について調べるのでした。しかし“おとなしめの服装で菓子折りを持参し、誠心誠意謝る”と表示されると、おとなしめな服が何なのかわからず、体操服を着るべきかと悩んでいるようすも。人間関係のトラブルに慣れていない「ぼっち」は、インターネットに頼ることが多いため、何か検索して解決しようとします。そんな「ぼっち」あるあるシーンです。
第1位 質問攻めしてしまう
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
会話が続かないことや話していてつまらないと思われるのを怖がる一里ぼっち。そんなぼっちがある日、夢の中でクラスメイトの栗枝衣抄に「一里さんといても会話続かないよね」と言われ、正夢になるのではないかと不安になっていました。ネットで“おもしろい話”について検索したりと、対策を練っているようですがそれでも不安なようす。しかし衣抄とは、夢の話をすることでまた少し距離を縮めることができたのでした。そんなことがあった後の日のこと。普段何気なく会話できていた砂尾なこにも、会話がつまらないと思われるのではないかと感じたぼっちは「好きなパンは何?」「好きなお米は?」と質問攻めしているシーンも。会話が不得意なぼっちの質問攻めは、あまり会話をすることがない「ぼっち」にとって共感できるシーンです。
「ぼっち」ならではの共感できるシーンまとめ!
出典: ひとりぼっちの○○生活 ©KADOKAWA CORPORATION
いかがでしたでしょうか?今回は『ひとりぼっちの〇〇生活』に登場する「ぼっち」ならではのシーンの中から共感できるシーンをピックアップし、独自にランク付けしたものについて紹介しました。“お一人様”が受け入れられつつある世の中ですが、好き好んで1人でいるわけではない人も多く存在するのではないかと思います。そんな中、「ぼっち」の代表格ともいえる一里ぼっちの言動に共感したり、時には勇気をもらうこともあるのではないでしょうか。ぜひ「ぼっち」ということにも注目してみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。