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狼と香辛料 merchant meets the wise wolf

【狼と香辛料 merchant meets the wise wolf】本作の登場人物や世界観は??完全新作として描かれる前にチェックしておこう!!

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今年2024年に完全新作のアニメーション作品として生まれ変わる事となる本作『狼と香辛料 merchant meets the wise wolf』ですが、皆さんは本作がどのような作品であるかご存知ですか?本作はなろう系作品として一生を風靡した作品となっており、非常に高い知名度を誇っているのですが、その反面、アニメーション作品として注目をされていた時期からかなり時間が経ってしまっているので、 本作の題名は知っているけど、どのような作品であるのか知らないというファンの方も多いはずです。知名度の高い作品の完全新作アニメーションということで、これを機に視聴してみようという気持ちになっているファンの方も多いと思いますが、肝心な本作がどのような作品であるのか分からない状態では視聴してみるかどうか迷うアニメファンの方も多いというのも事実だと思います。そこで今回は本作『狼と香辛料 merchant meets the wise wolf』がどのような作品であるのかという点について簡単に説明して行きたいと思います。この記事を見れば本作がどのような作品であるのかを簡単に理解できるような記事となっていますので、ぜひともチェックをしてみてくださいね。

クラフト・ロレンス

本作の主人公として活躍するのがローエン商業組合に所属する行商クラフト・ロレンスです。商人と言うこともあり、状況を正確に分析する力や、社会の構造に対する知識力にたけており非常に頭の切れる人物です。ファンタジー作品としてのなろう系作品の中では珍しい戦闘力ではなく、知識で活躍するキャラクターとなっているのです。

ホロとともに旅をする

ロレンスは作中の冒頭において狼であるホロに出会い、共に旅をすることとなります。構成としては子連れ狼に近いような形で旅をすることになります。本作の基本構成としては、この2人が共に協力をしながら旅を続けていくというストーリー であり、作中における主要登場キャラクターは概ねこの2人のみで完結するという特徴もあります。

ヨイツの森へ

ロレンス自体は、旅に対してあまり大きな目標意識を持っていなかったのですが、作中においてホロと出会ったことによって、その旅の目的が彼女の生まれ故郷であるヨイツの森を目指すというものに変化していきました。彼女の故郷であるヨイツの森を探し求めて旅をする過程で、様々な出来事や、困難に立ち向かっていくというストーリーとなっているのです。

声優は福山潤さん

そんな本作の主人公であるロレンスの声を担当されるのは声優の福山潤さんです。福山さんは『この素晴らしい世界に祝福を!』のカズマ等で知られている声優さんですよね。力のある声を得意とするだけでなく、コメディーチックな描写も、表情豊かに演じ分けられる事で、定評のある声優さんです。 まさに、ロレンスのイメージにぴったりの声優さんであると言えますね。

ホロ

主人公のロレンスとともに旅をすることになるのがヒロインであるホロです。彼女は人型の形をしていますが、正体は狼であり、人間の姿に化ける形で活躍をするキャラクターとなっています。見た目もケモ耳と尻尾が特徴的な女性キャラクターであり、一定の男性アニメファンからは絶大な人気を得ている伝説的なアニメヒロインとなっています。

豊穣の神

ホロは、もともととある村で信仰されていた豊穣の神であり、長らく豊穣の神としての役割を担ってきた過去のあるキャラクターとなっています。このように、人間との生活の中で自らの役割を果たし続けてきたホロですが、時代とともに彼女の役割は忘れられ、人間には見向きもされない存在となってしまったのです。

故郷へ

人間に忘れられ、果たす役割もなくなってしまったホロは自らの生まれ故郷であるヨイツの森へ帰ることを望むこととなります。本作では彼女がヨイツの森へ帰るために、主人公のロレンスと旅をする作品となっており、彼女の出自というのが1つのキーワードとなっているのです。このように、作中において、彼女の過去が非常に重要なキーワードとなっていますので、ぜひともこの辺にも注目してみてくださいね。

声優は小清水亜美さん

そんな本作のヒロインであるホロの声を担当されるのは声優の小清水亜美さんです。小清水さんは『交響詩篇エウレカセブン』のアネモネなどで知られている声優さんですよね。福山さんと同じく非常に実績のある声優さんとなっていますので是非ともチェックをするようにしましょう。

中世ヨーロッパ風

本作の舞台は、中世ヨーロッパをモチーフとして、独自のアレンジを加えている世界観となっています。なろう系作品の舞台となりやすい中世ヨーロッパ風の世界観を採用しているということもあり、なろう系作品を多く楽しんできたアニメファンの方からしてみれば、いつも通りの安心できる世界観であるとも言えますね。

小王国が乱立

特に本作『狼と香辛料』における舞台の中では、小国が乱立している地域となっており、それらの国々を渡り歩くという旅物語としてのストーリーが展開されることとなります。小国が乱立しているというのは、中世ヨーロッパで言えばドイツに当てはまる特徴となってるため、おそらく本作の世界観の大元となっているのは中世のドイツなのではないでしょうか。

行商人が活躍

このように、本作の舞台では数々の小国が登場しますので、それらの小国たちの中で交易が活発になっているという設定のようです。現に中世のヨーロッパでも陸続きの王国が数多く乱立している状態であったため、それらの国々を行き来する行商人たちが、物流の肝として活躍していたという背景もあります。さらには、彼らの役割は物流を維持するだけでなく、それぞれの地域の情報なども仕入れてくる情報や都市の色面もあったりと中世ヨーロッパにおいて商人というのは非常に重要な存在だったのです。

宗教なども登場

また、本作では、中世ヨーロッパならではの世界観をなるべく忠実に再現した設定も数多く登場しており、例えば宗教等の文化も緻密に描かれ再現されている作品となっているのです。中世の日本とはまた異なった雰囲気の舞台で繰り広げられる冒険活劇となっていますので、ぜひとも、この辺の世界観を楽しんでみてくださいね。

幅広い文化が融合している

このように、中世ヨーロッパを舞台にしている本作ですが、比較的様々な国の文化を融合して世界を作り上げている特徴があります。先ほどご紹介したように、本作の舞台のネタ元として有力視されているのはドイツなのですが、その他にも様々な国々の文化などが登場しており、一概にドイツだけが本作の舞台とは言えないと言われているのです。

一つの国がモデルではない

そのため、本作は中世ヨーロッパの中でもドイツという明確なイメージ元がありながらも、それぞれの国々の文化とは少しずつ異なった世界観が構築されており、ファンタジーものとして現実には存在しない良い架空の世界を楽しむこともできるのです。この辺の文化のミックス感というのも、本作独自の世界観を構築している要素であると思いますので、ぜひとも注目してみてくださいね。

人によって好みが別れるかも

本作は中世ヨーロッパをイメージ元としながらも、様々な地域の文化を融合することによって独自の世界観を構成している作品となっています。逆に言ってしまえば、世界史などに詳しく見て、中世ヨーロッパの忠実な世界観が好きだというファンの方からしてみれば、少しストレスを感じることもあるような世界観となっていますので、この辺は少し人を選ぶ要素であるとも言えますね。

歴史ものとしてよりもファンタジーとして楽しむ作品

ただ、本作の面白さの本質的なところは、歴史物としてではなく、ファンタジーものとして現実にありそうでない世界観を楽しむところにあると思いますので、ぜひとも歴史物が好きなアニメファンの方も歴史物に近いファンタジー作品として、本作を割り切って視聴することをお勧めします。ヨーロッパ社会の忠実な世界観に縛られないからこそ、描くことができる本作ならではの面白さもありますので、ぜひともその辺に注目してくださいね。

人と獣が共存する社会

それではこのような世界観の中で描かれる本作の社会はどのような形態となっているのでしょうか?本作は基本的に現実の社会に近い設定となっているのですが、その中でも獣が自我を持ち、人間のように生活することができるというのが、本作の設定の特異点であると言えるでしょう。もちろんすべての獣がそのような特性を持っているわけでは無いのですが、主人公の頃のように自我を持つ生き物が数多く登場するという点には注目をしてみてください。

人間よりも優れた存在

本作に登場する獣というのは、動物本来の身体能力を維持しながらも、人間と同じような知能を持つ存在として描かれています。そのため、基本的には人間よりも優れた特徴が多くある存在となっており、それ故に生じる人間との複雑なバランスと言うのも、本作における1つのテーマとなっているのです。

獣と迫害

現実世界とは異なり、特別な力を持つ獣たちですが、本作では彼らとの共存がうまくいっているとはいえない状況となっています。人間たちは自らよりも力を持つ生き物たちの存在を信じる事はなく、もし仮にその存在を認めたとしても、人間とは異なる異質な存在として迫害をする歴史が続いているのです。中世ヨーロッパでも、自分たちとは異なる文明と接触した際には、彼らを迫害するという歴史が繰り返されてきた事実がありますが、本作ではそのような人間の迫害精神が獣たちへ向かっているという形で描かれているのです。

ロレンスとホロ

このような人間と獣の関係が決して良くないと言える異世界において、主人公のロレンスとヒロインのホロがどのような関係を構築していくのかという点にぜひとも注目をしてみてください。2人の関係描写を通して作中において達成されていない人間と獣の共存という1つの課題に対する本作なりのアンサーが描かれることとなります。

商業を描く

このように、様々な特徴のある本作の舞台ですが、本作は、このような魅力的な舞台の中で、商人として活躍するロレンスを描いている作品となっています。中世ヨーロッパ風の世界を舞台とするなろう系作品において、魔物退治ではなく商業を主軸にして描いている作品というのは極めて少ないので、この辺の商業に関する描写にも注目したいですよね。

商売ものの面白さ

アニメーション作品としてあまり描かれることがない商業ものというジャンルですが、本作ではこの商業ものの面白さというのもきっちりと描かれており、この辺が本作ならではの魅力であると言えるでしょう。中世ヨーロッパ風の世界観を舞台にしたアニメーション作品が好きだけど、バトル展開などに飽きてしまったというアニメファンの方にはかなり刺さる作品だと思います。

為替など商売のイロハが詰まっている

特に本作では、為替の概念や、 商売の基本である行商人の商売形態がどのようにして成り立っているのかという点も学べるような作品となっています。極めて原始的な商業を描いた作品となっていますが、それに純粋な商売の面白さが詰め込まれている作品となっているのです。

なろう系として珍しい趣向

このような本作の独自的な設定は、なろう系作品としては比較的珍しいものであるといえます。なろう系作品は現在、異世界転生ブームの真っ只中で、現実世界でうまくいかなかった主人公が中世ヨーロッパ風の世界に転生し、活躍を始めるというのがテンプレ化し始めていますが、そのような状況が主軸となりつつあるなろう系作品において、本作のような行商人ものという新たなジャンルを切り開いた作品というのは非常に貴重な存在であるといえますよね。

まとめ

いかがでしたか?今回は本作『狼と香辛料 merchant meets the wise wolf』にて登場するキャラクターたちやその世界観について簡単に紹介をしていきました。本作はすでになろう系作品として注目を集め、アニメ化された結果、大成功を収めたという実績のある作品となっており、その圧倒的な人気の高さが故に、改めてアニメーションシリーズが制作されるまでに至ったという、特に人気のある作品となっています。本作は傑作であることは間違いありませんので、今回の記事を見て本作に少しでも興味を持ったと言うファンの方は、ためらうことなく、本作の完全新作アニメーションを視聴してみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

nissy

どうも、アニメや歴史、都市伝説系の記事を書かせていただいてます。ニッシーです。YouTubeのシナリオライターとかもやっているのでよかったらそちらの方も見てください。

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