2024年4月から放送されるなろう系のアニメ『Re:Monster』はストーカーに滅多刺しにされて死んでしまった主人公が最弱のゴブリンへと転生し、最強へと成り上がっていく成り上がりファンタジーです。今回はそんな『Re:Monster』がどんな作品なのかを紹介していきたいと思います!
目次
『Re:Monster』の作品概要紹介!
『Re:Monster』はアルファポリスから刊行されているライトノベルが原作となるアニメです。作者は金斬児狐。書籍版のイラストレーターは本編と外伝がヤマーダ、暗黒大戦編がNAJI柳田。元々は小説家になろうで投稿されていた作品が原作で『Re:Monster――刺殺から始まる怪物転生記―― 』というタイトルで連載されていましたが、現在では小説家になろうでの投稿は削除され、「アルファポリス-電網浮遊都市-」に『Re:Monster――怪物転生鬼――』というタイトルで掲載されています。
『Re:Monster』の導入部分紹介!
ある日、飲みの後の帰り道に妹のような存在のストーカーに滅多刺しにされた主人公『伴杭彼方』が目を覚ますと、なんとゴブリンになって転生していた!?生前では特殊なESPを持つ超人だったのに一夜にして最弱のゴブリンになってしまった彼方ですが、生前より持ち合わせていた特殊能力『吸喰能力(アブソープション)』だけは所持したままでした!伴杭彼方改めゴブ朗となった主人公は何でも喰らえて喰らった分だけ強くなる特殊能力を駆使し、最弱から最強へと成り上がっていきます。
主人公は怪物に転生!そして最初は最弱のゴブリン
主人公が転生したのはザコでバカで醜悪で数だけは多い狩られる側の代名詞、ゴブリンでした。生前は強力なESP能力に加えて強化措置を施した経験豊富な歴戦の猛者でしたが、転生したのは最弱のゴブリン。人間ですらなく、生まれた環境も良いものではなく、下手すれば明日狩られてしまうほどの立場となってしまいました。与えられた名前はゴブリンなので『ゴブ朗』という何とも安直で弱そうな名前。ただ、ゴブ朗は何もかも失っていたわけではありませんでした。
生前から受け継がれた特殊能力『吸喰能力(アブソープション)』!
ゴブ朗は生前に持っていたESP『吸喰能力(アブソープション)』という超絶ドチート能力をそのまま持ったまま転生しました。『吸喰能力(アブソープション)』は一部例外を除いてどんなものでも喰らえて、その毒性は完全に中和することが出来て、喰ったものの特性やパワーをラーニングできるという能力です。本作の根幹ともいえるチート能力で、強敵を倒しては喰らい倒しては喰らうことで最弱から最強へと進化していきます。
敵対するものは誰であれ何であれ喰らう!
『吸喰能力(アブソープション)』の能力はあらゆるものを喰らう際に忌避感すらも無くす働きがあり、敵対するものは誰であれ何であれ喰らいます。食料となる生物は当然のこと、敵対する人間やエルフ、果ては同族に至るまでも喰らいます。中には生きたまま解体して喰らったり、命乞いをする相手を殺して解体してバリバリ喰らったりもして残酷でグロテスクで一切の容赦がない描写がされることもあります。まさに怪物として転生した主人公って感じがします。でも、仲間には甘いし、誰かれ構わず喰らう話の通じない主人公ではありません。ただ、敵に対して容赦がないってだけです。
『存在進化』によってさらに強くなる!
主人公は怪物として転生するため、モンスター特有の強くなり方をしていきます。それは『存在進化』というシステムで、一定以上の経験値を積んだモンスターは姿形が変わって大幅に強化されるというものです。主人公の最初の姿はゴブリンですが、喰らって倒して経験を積むことで進化し姿形と名前を変えていくラストハルマゲドンなどのダークファンタジーRPGのようなシステムを連想させます。主人公は最初はゴブリンのゴブ朗ですが、その後種族と名前が変わっていきます。
仲間を集めて連携して戦う!仲間もドンドン強くなる!
主人公は最初はクソザコゴブリンなので、ソロで戦うのは辛いところ。そこで同時期に生まれたゴブリンのゴブ吉くんを言葉巧みに騙し、仲間兼捨て駒として一緒に戦っていくことになります。その後、同期の女の子ゴブリンのゴブ美を仲間に加え、狩れる敵から狩っていきドンドンと強くなっていきます。最初は頼りなくて捨て駒とすら思われていたゴブ吉くんは最終的に主人公と比肩するほどとんでもなく強くなり、ゴブ美は進化によって超絶美人の吸血鬼に存在進化し主人公の正妻となります。
類まれなる統率力でゴブリンを従える!
仲間との連携によって強敵を撃破し喰らっていくことで存在進化を果たしたゴブ朗は、巣穴にいた同世代のゴブリンのリーダーとなります。狩りの方法を教えるだけでなく、効率的なスパルタ教育によってゴブリンたちを鍛え上げ、烏合の衆に過ぎなかったゴブリンたちはあっという間に強くなり、主人公の類まれなるリーダーシップによって瞬く間に強大な組織力を構築していきます。ただ、リーダーとして皆をまとめあげようとすれば必ず反発するものも現れます。そんなときは拳で分からせ、ときには見せしめとして殺したりもします。ここは殺伐とした弱肉強食の世界なのです。
敵に対してはマジで容赦の欠片もない主人公
主人公は真正面から戦っても激強ですが、基本的には勝つためなら何でもやるタイプです。真正面から戦えば苦戦必至な相手には情け容赦なく遠距離から狙撃して暗殺まがいの奇襲を仕掛けるし、地の利を生かして集団でボコボコにするし、敵の捕虜や言うことを聞かない反抗的な相手に対しては容赦のない拷問を加えて殺した後に喰らったりと、怪物に相応しい容赦のないキャラクターです。
ゴブリンだけじゃなくて様々な種族が混在する集団へ
年長のゴブリンが誘拐してきた5人の人間の女性たちを丁重に扱って仲間に加えたことから始まり、エルフ族と交流を深め、コボルド族の一部を仲間に加え、大型のクマ型モンスターやウマ型モンスターをペットとしたり、既存の仲間たちが存在進化により様々な個性を獲得していくことで様々な種族が混在するカオスな集団となっていきます。
頼れる仲間とともに一大組織を築き上げていく!
最初は頼りなかったゴブリンの仲間たちが存在進化により頼れる存在となり、人間やエルフの協力者たちも加わり、主人公は傭兵団『戦に備えよ(パラベラム)』を結成します。その組織は勢力を拡大し、王族の諍いにも関わることになるせいでその名声は広がっていき、ただのゴブリンの集団に過ぎなかった集団が商業や刊行などあらゆる事業をこなす一大組織となっていきます。主人公個人の武勇による成り上がりだけでなく、組織の経営的に成り上がっていくという要素もあります。
主人公とヒロインたちのラブロマンスもあり!
主人公は最古参のメンバーである女の子ゴブリンから始まり、誘拐されてきた5人の女性たち、美人のドライアド、森を襲撃しに来た女騎士といったヒロインたちとのラブロマンスもあります。主人公は弱肉強食の世界の住人なので、ラブコメではなくラブロマンスですが、5人の人間たちとは子供を儲けたりもします。
さらなる高みへ登っていく主人公!
頼れる仲間や大きくなっていく組織、そして国家との繋がりなどあらゆる点で成り上がっていく主人公ですが、それで終わるわけではなく個人としての強さにもさらなる磨きをかけて高みに上っていきます。複数のダンジョンを攻略し、ラーニングを繰り返しまさしく最強の存在へとなっていきます。
【Re:Monster】作品紹介まとめ
今回はRe:Monsterがどんな作品でどのような魅力がある作品なのかを紹介しまとめてみました!主人公は最初は脆弱なゴブリンで仲間も貧弱ですが、ドンドン強くなっていく過程が面白い作品です!放送は2024年4月からなので、是非見て欲しいです!