『スパイ教室』はライトノベルを原作とする作品で、スパイとして召集された少女たちがチームを組んで活躍する物語です。第1クール放送時で原作の累計発行部数が100万を超えるヒットとなりました。アニメ化も話題になり、7月には第2期が放送されることで注目されています。ちなみに第1期では、「選抜組」という言葉が出てきたのをご存じでしょうか。第1期の後半で重要になってくるキーワードであり、第2期でも重要になる可能性があります。この記事では、選抜組とは一体何なのか、第1期のおさらいも含めて解説していきたいと思います!
はじめに:物語のあらすじ
歴史上最大規模とされる世界大戦が終わり、世界各国で平和を信条とした国際機関が設立されました。多くの死傷者を出したことに対する反省から、世界中の国々が「戦争はコスパが悪い」と考えるようになります。終戦から10年後の現代では剣や弓を用いた光の戦争ではなく、スパイたちの情報戦である「影の戦争」が繰り広げられていました。そんな中、スパイ養成学校で落ちこぼれた少女たちが集められてチームを組むことになり・・・彼女たちの運命は一体どうなるのでしょうか。
選抜組とは?
1つ目の不可能任務を終え、新たな不可能任務に挑むことになったチーム灯。任務の内容は、「屍」と呼ばれる暗殺者の排除でした。ここ数日、大物政治家などが殺害される事件が相次ぎ、その犯人がどうやら「屍」と呼ばれる人物らしいのです。クラウスは危険な暗殺者に対抗すべく、当初は少女たちを連れていくのをためらいますが、任務を遂行するために連れていくことにします。しかし今回はメンバー8人全員では無く、選ばれた4人だけが任務に携わることになりました。誰が選ばれるのだろうとチームのメンバーはそわそわしていましたが、結局選ばれたのは、リリィ、ジビア、グレーテ、サラの4人でした。この4人が「選抜組」として、次に暗殺される可能性がある政治家が住んでいるお屋敷に、メイドとして潜伏することになりました。モニカは「どうして僕が選ばれないんだ」と露骨に不満そうな態度を示していました。
選抜組と思いきや・・・?
選ばれたリリィ、ジビア、グレーテ、サラの4人は「何故自分たちが選ばれたのだろう」と不思議に思っていました。リリィはドジで、ジビアは戦闘能力は高いものの頭脳がイマイチで、グレーテは男性が苦手、サラは動物を使わなければスパイとしての能力がとても低い状態でした。しかし屋敷への潜伏を続けていくうちに、実は4人は選抜組では無いことを知ります。残りの4人が真の選抜組で、クラウスと一緒に屍を捕縛するために向かったのでした。クラウスがリリィたちを屋敷に向かわせたのは、彼女たちの性格や特性、経歴などを考慮してのことであり「非選抜組」ではあるものの、決して後ろ向きな理由ではありませんでした。
真の選抜組
真の選抜組はモニカ、ティア、アネット、エルナの4人でした。屍を捕縛するためにクラウスと共に向かい、無事に任務を遂行することが出来ました。日選抜組も屍の仲間であるオリヴィアをとらえることに成功し、任務は無事に完了したのでした。真の選抜組の活躍は第1期ではありませんでしたが、第2期では彼女たちの活躍を見ることが出来るでしょう。原作の第3巻に該当する部分なので、興味を持った方は是非読んでみてはいかがでしょうか。
選抜組についての解説まとめ
選抜組と非選抜組という名前の違いはあるものの、決して優劣は無くどちらも任務の遂行に欠かせない存在です。クラウスはそれを分かってて選抜したのですから、とても優秀な人物ですよね(天才すぎるが故に上手く指導が出来ないという欠点もありますが)。第2期の見どころは選抜組の活躍なので、今から楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。