2023年1月からアニメが放送され、同年7月から第二章(第2期)の放送が決まっている和風オカルト&バトルファンタジーのもののがたりの放送が近づいてきました!1期では主人公の岐兵馬の出会いとヒロインのぼたんの出会いから、二人の境遇と新しい日常が描かれる1期でした。今回はその第1期の振り返りをしていきたいと思います!今回は7話~12話までの内容をまとめています。
目次
第7話 #07 胎動 門守一派の接触
兵馬に接触し襲撃した特例付喪神“煽”が長月家を訪れていました。その目的は煽が依頼主に報告したときの反応を知ることでした。煽は結局、依頼主たちに「岐家は不文律を破ってはいない」と報告しましたが、複数の依頼主の中で塞眼京都守護代表の“門守一派”、以前長月を襲撃した付喪神集“叢原火”、三大付喪神の一つ“本庄の雅楽寮”は見過ごす雰囲気ではなく、その内の門守一派は兵馬を名指しで呼び出していました。
第7話②
門守一派の呼び出しに応じた兵馬は守護代表の門守大樹は兵馬にある取引を持ちかけます。それはいつ爆発するか分からない爆弾である長月ぼたんと付喪神を処分するという提案でした。兵馬はその提案を一蹴しますが、門守一派は力づくで兵馬を従えようとします。それでも兵馬の回答は変わりませんでした。
第7話③
一切の融通はなく一歩も引かない兵馬に対し、門守一派は実力行使を決行します。門守一派の秘蔵っ子、門守椿が見守る中、門守一派の武闘派と使役している付喪神たちが兵馬に襲い掛かりますが、その攻撃をいなした兵馬は、底知れぬ強さで次々と門守一派の武闘派たちを倒していきます。
第8話 #08 境涯 岐兵馬の強さ
兵馬が実戦に足を踏み入れたのは12の頃でそのときから付喪神と命がけのやり取りをしており、18のときに三大付喪神に匹敵するという“奥羽の鬼瓦”を討ち滅ぼしていました。死に物狂いの戦いを生き抜いてきた兵馬は強く、門守一派の付喪神を次々と封じていきます。しかし、そんな兵馬の前に現れたのは特例として審査した付喪神“薬研”でした。
第8話②
門守に預けられていた薬研は自我を封じられた状態で兵馬に襲い掛かります。門守大樹は兵馬が長月と交流することで付喪神に対する情けが生まれたと分析しており、顔見知りの薬研を使うことで揺さぶりをかけたのです。その効果は覿面で、大樹はその隙に容赦なく傀儡符を撃ち込もうとします。しかし、兵馬はその搦め手すら真っ向から打ち破り、薬研の救出と場の制圧の両方を成し遂げてしまいます。
第8話③
門守一派を完全に制圧したことで戦いは終わります。門守大樹はしれっと『実力を見るためのテストだった』と言い、薬研も解放します。門守大樹の真意は図りかねたものの、門守椿に気に入られた兵馬は長月へと戻ります。
第9話 #09 怪火 叢原火との戦い
晴れて門守大樹に認められた兵馬ですがその背後では岐が長月に接触したことで、鳴りをひそめていた付喪神集“叢原火”との抗争が始まり、門守から長月に討伐の要請が下ります。 叢原火はその全てが拷問器具の付喪神であり、その性質から都中を震撼させた存在でした。一度は門守に討伐されたものの、その残党が再び動き出したのです。
第9話②
叢原火の討伐には兵馬と結、そして門守椿が参戦し、情報屋の煽と袿が潜伏場所と思われる場所へと案内します。そこで情報屋二人の仕事は終わりのはずでしたが、叢原火の付喪神は問答無用で襲撃。二人を含めた5人は叢原火の付喪神を迎撃します。
第9話③
現れた付喪神『挽切』『筵』『笞』 のうち、『笞』は情報屋の煽と袿が連携により撃破し、『筵』は門守椿が瞬殺。残されたリーダー格の付喪神『挽切』は兵馬と結が噛み合わないながらも連携し、力技で撃破に成功します。『挽切』は封じきることができないながらも、一同は勝利を収めます。
第10話 #10 眩耀 門守椿の勧誘
一応の死を回避した挽切は、門守大樹と対面し器の役割に従って生きる自分たちが何故狩られなければいけないのかと主張しますが、器にこだわり現世に生きる努力をしないものに適性はないと一蹴され、処分されてしまいます。一方、兵馬は門守椿が兵馬の兄と姉を殺害した宿敵、唐笠の付喪神を追っていることを知ります。
第10話②
門守椿が兵馬の兄と姉を殺した付喪神、唐笠を追う理由は麒麟児であった椿の心を躍らせてくれる唯一の存在だった、その存在を奪ったからでした。そこで椿は兵馬は長月の家を離れて、門守の元に来ないかと勧誘されます。それは兵馬にとっては好条件ながらも、椿は自分を満たすための側面と門守一派の利用できるものはとことん利用しつくす流儀を併せており危険な提案でもありました。
第10話③
兵馬は事情があるからとあっさりとその提案を断ります。長月の家に帰ると、羽織が長月家の恒例行事『スキヤキ』の開催を継げます。テンションが上がる長月家の婚礼調度たちは分担してスキヤキの準備に取り掛かります。その一方で長月ぼたんは一応お見合い相手で将来の旦那様……になるかもしれない兵馬が、そもそも恋愛ごとに興味があるのかが気になっていました。
第11話 #11 暗箭 新装備!?
叢原火を撃退した兵馬のもとに一冊のカタログが届きます。京都塞眼には対付喪神用の装備が存在するとのこと。兵馬はぼたんの案内で適性試験を受けにいきます。そこには門守椿も受け取りにきていました。ぼたんと椿はここで顔を合わせます。
第11話②
対付喪神用の装備は、付喪神が紡いだ糸と機織りで織った、半ば生きている性質を持った特別な衣服でした。ただし、その衣服を着こなすには『関係性』を築き上げることが必要でした。基本的に付喪神への拒否感が強い兵馬でしたが、怪我をしてぼたんに心配をかけさせないため修行と思い適性試験に臨みます。その試験は簡単に言えば自身を主を認めさせればいいのですが、兵馬は四の五の言わず、拳で語るという手段で周囲を驚かせながらも認めさせることに成功します。
第11話③
ぼたんの所属する大学の百人一首サークルのヘルプに駆り出された兵馬は、ぼたんに大学構内を案内されます。しかし、ぼたんが友人に連れ去られたことで手持無沙汰になった兵馬に、京都三大付喪神の大具足“挂”が接触し、その力に圧倒されます。
第12話 #12 花明 大具足“挂”
兵馬を圧倒する挂は、兵馬が追う唐笠を知っている素振りを見せます。薙と硯が駆けつけたことで事態は収束するものの、 挂は兵馬が唐笠に殺された兄と姉よりも未熟であることと兵馬が自分の得物を使っていないこと、そして兄と姉が殺されるきっかけを作ったのは長月ぼたんであると告げます。 挂の話に怒りを露にする薙と硯、一触即発の状況となりますが、封印役の斎に止められます。
第12話②
その後、兵馬はしばらく長月の家に姿を現さなくなります。挂の会話を密かに聞いていたぼたんは思い悩んでいましたが、その意味を確かめるべく門守一派を尋ねます。門守大樹はぼたんが誘拐された事件が関係しているといいます。ぼたんが誘拐され救出された際にぼたんは現人神になっていたと言い、そのときの影響が唐笠を動かしたのかもしれないと言う推測でした。
第12話③
失踪していた兵馬でしたが、実は門守一派の元で修行をしていました。しかし、最終試験の組み手も終えてしまったためぼたんとともに帰らされます。兵馬は結局、挂の言ったことを気にしておらず、自分が未熟だったことだけを気にしていたのです。その帰り道に兵馬はぼたんが何故誰も信じることが出来なくなってしまったかを尋ねます。
【もののがたり 第二幕】1期振り返り後編まとめ
もののがたりの1期の振り返りをまとめてみました!今回は後編で7話~12話までの内容をまとめてみました!1話~6話をまとめた前編も別の記事でまとめてあります!2期では1期のラストで語られた兵馬の兄と姉を殺した付喪神が動き出します!!原作でもここから大きくストーリーが面白くなっていくので、2期も楽しみです!1期をまだ見ていない人は是非見てください!