2023年の夏アニメの一作、『てんぷる』の放送が近づいてきました!どことなく『ぐらんぶる』に語感が似ている作品ですが、『ぐらんぶる』の作画担当をしていた吉岡公威先生の新作です。前作の雰囲気は残しつつの、野郎の裸成分が美少女の裸成分になった感じの作品です。今回は『てんぷる』の作者である吉岡公威先生の来歴や手がけてきた作品をまとめてみました!!
目次
吉岡公威先生の来歴を紹介!!
アニメ【てんぷる】PV第二弾!
今年7月からの放送決定です! https://t.co/cTpECDDgk1— 吉岡公威@ぐらんぶる20てんぷる⑧発売中! (@kimitake_y) March 24, 2023
吉岡公威先生は1月29日生まれの漫画家で、2008年頃から活動を開始しています。主に原作ありの作品を手掛けることが多く、漫画・アニメ・ライトノベルなどのコミカライズを手がけています。初連載はスクウェア・エニックスの『月刊少年ガンガン』で2008年から連載された『マテリアルパズル・ゼロクロイツ』です。その後『輪廻のラグランジェ~暁月のメモリア~』 、『蒼柩のラピスラズリ』、『甘城ブリリアントパーク』 、『ぐらんぶる』とコミカライズや原作付きの作品を手がけています。
2018年から自身初のオリジナル作品『てんぷる』を連載開始!
これまでコミカライズや原作付きの作品のみの連載でしたが、2018年からは講談社のウェブコミックサイト『コミックDAYS』で自身初のオリジナル作品、『てんぷる』を連載開始します。作者曰く過去最速で最大の増刷であり、2021年11月時点100万部を突破しています。前作『ぐらんぶる』は現在も連載中で二作品を手がける形となっていますが、『ぐらんぶる』は2022年3月時点で累計発行部数700万部を突破しており、アニメでのブーストがあればさらに売れるかもしれません。
2023年夏にアニメ化!『てんぷる』ってどんな作品?
てんぷるはお寺での修行を題材としている作品ですが、その内容は美人三姉妹やホームステイしている美少女たちとのドタバタハーレムギャグがメインの漫画です。可愛いキャラクターが多数登場し、テンポのよいギャグなどで分かりやすく笑える作品となっています。また、前作『ぐらんぶる』が連載中に連載が始まった作品で、作中には前作『ぐらんぶる』の影響が色濃く残っています。
前作『ぐらんぶる』との共通点と違い!
前作『ぐらんぶる』でも見られた女性キャラクターの可愛さはよりパワーアップされ、テンポのよいギャグや顔芸、身体を張ったリアクション芸などの独特なノリはかなり色濃く残っています。ただ、前作の舞台となった大学生運動部特有の無神経でガサツな癖の強いノリや男性キャラの裸成分、過剰なまでの顔芸成分は少なくなり、かわりに美少女キャラの増量、美少女キャラの裸の要素が強くなっています。
吉岡公威先生がこれまで手がけてきた作品を紹介!!
『マテリアル・パズル ゼロクロイツ』
2002年から月刊少年ガンガンで連載されていた戸塚理弘の作品『マテリアル・パズル』で、伝説やおとぎ話として語り継がれている“女神と大魔王の戦い”の時代を描いている作品で、『マテリアル・パズル』の第0章という位置づけという作品。『起動編』、『召喚編』、『天命編』、『血胤編』の4部構成になっており、人間同士のバトルを描いた本編とは異なり、魔法などの設定を残しつつも巨大兵器での戦いを描いています。
『輪廻のラグランジェ〜暁月のメモリア〜』
2012年1月から放送されていたロボットアニメ『輪廻のラグランジェ』のスピンオフ作品で、『ヤングガンガン』にて2011年から連載されていました。輪廻のラグランジェ本編に登場したキャラクターソフィロ・カリア・ロス・イゾ、ラクス・レストリネ・ハ・キリウス、ダノン・シ・アレイの訓練生時代を描いており、本編の前日譚にあたる作品となっています。
『蒼柩のラピスラズリ』
2012年にメディアファクトリーから発売されたライトノベルで、作者はあさのハジメ、イラストは菊池政治。『まよチキ』、『初体験にオススメな彼女』に次ぐ三作目の作品。吉岡公威先生は『月刊コミックアライブ』にて連載されたコミカライズ版の作画を担当しています。原作のライトノベルは全7巻、コミカライズ版は全2巻が発売されています。
『天城ブリリアントパーク』
2013年に富士見ファンタジア文庫から発売されたライトノベルで、作者は賀東招、イラストはなかじまゆか。異世界の住人が運営する潰れかけたテーマパークを再建するという内容で、原作は現在8巻まで発売しています。2014年からアニメ化されており、『月刊ドラゴンエイジ』でコミカライズ版が連載され、2016年まで連載され全6巻発売されています。吉岡公威先生はそのコミカライズ版を担当しています。
『ぐらんぶる』
2014年から講談社の『good!アフタヌーン』で連載中の作品。原作は『バカとテストと召喚獣』の井上堅二。現在も連載は続いており、2018年にはアニメ化されています。大学のスキューバダイビング部を題材にした作品で、バカで無神経すぎる運動部特有のノリが強調されており、自身初の青年誌でありギャグ色の強い作品でもあって、今までの作品とは作画が青年向けのものとなっています。てんぷるとは二作同時に連載されていることもあり、そのギャグのノリなどはぐらんぶるに強い影響をうけています。
【てんぷる】作者まとめ
てんぷるの作者、吉岡公威先生についてまとめてみました!以前はアニメやライトノベルのコミカライズが中心となって活躍していましたが、ぐらんぶるで初めての青年誌での連載となり、その特有のギャグはある程度継承されています。ぐらんぶるでは美少女キャラが登場するものの、基本的には野郎のバカで無神経なノリと野郎の裸が中心でした。本当は野郎の裸なんて描きたくなくて、美少女や美少女の裸が描きたいんだ!と思ったかどうかは分かりませんが、てんぷるでは美少女キャラがたくさん登場しています!ぐらんぶる特有のギャグ的なノリは健在なので、ぐらんぶるが隙ならきっと面白いと感じる作品だと思います!是非、アニメで楽しんでいただきたいです!