『幻日のヨハネ-SUNSHINE in the MIRROR-』は『ラブライブ!サンシャイン!!』の公式スピンオフとして発表された作品です。アニメの放送に先駆けて、現在マンガが連載中です。津島善子をモデルにした主人公が活躍する物語で、雰囲気としては異世界転生を彷彿とさせます。Aquorsのメンバー全員が作中に登場しますが、スクールアイドルというキーワードは出てきません。しかし、この作品の舞台は「ヌマヅ」という場所になっています。原作の沼津市や実在する沼津市と何か関係があるのでしょうか。この記事で解説していきたいと思います!
はじめに:どんな物語??
舞台は海と山に囲まれた港町、ヌマヅです。子どものころから周りに馴染めなかったヨハネは、周囲の人間と関わることを避けて暮らしていました。しかし、彼女には夢や希望がありました。彼女のやりたいこととは何なのか、彼女の居場所とはどこなのか・・・素直になれないヨハネが、不器用ながらも自分らしく進んでいくヨハネの冒険が今、始まります。
舞台は「ヌマヅ」
物語の舞台は「ヌマヅ」という場所です。海と山に囲まれた町で、日中は多の人が行き交い賑わっています。主人公のヨハネはこの町で占い師をしています。人通りが少ない時は、相棒のライラプスと一緒に暇を持て余していることもあるようです。時代設定は現代よりは昔のようで、馬車や船で移動する人が多くみられます。しかし現代的な要素も無いわけではありません。ラブライブのYouTube公式チャンネルでは、ヨハネの日常をボイス付きの紙芝居形式で紹介する『幻日のヨハネ 光景記』が全5話に渡って配信されています。第2話では、携帯の着信音のような音が鳴り、ヨハネがそれに対応しているシーンがあります。現代で言うスマートフォンのような物があるのでしょうか。そのシーンのイラストは無いので実際はどんな感じか分かりませんが、ファンタジーの世界でも、すぐに連絡を取れる手段は必須ということでしょうか。
ヌマヅのおすすめスポット
前述した『幻日のヨハネ 光景記』では、ヌマヅの魅力をおすすめスポットを紹介しながら伝えています。第3話では、地元の人たちに愛されている公園「トーレス湿地園」という場所が紹介されています。様々な植物が生い茂り豊かな自然に恵まれ、綺麗な海や山を眺めることが出来ます。ヨハネはこの公園に出張占いに来ていました。出張と言うものの、本当は職場を離れて一休みしたかっただけかも知れませんね。第4話では、町の中心部から南東にある「キネク山」という場所が登場します。緑豊かな山で、ハイキングコースとして親しまれていますが、山道はそれなりに退職を使います。ヨハネはこの山でダイヤと待ち合わせをするために、疲弊しながらも山を登りました。途中でライラプスに載せて欲しいと頼みましたが、スルーされました。ライラプス自身も大変だったようですね。
モデルは沼津市
皆さんご存じだとは思いますが、ヌマヅのモデルは『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台となった沼津市です。さらに元を辿れば、静岡県沼津市の内浦地区や大手町がモデルとなっています。原作での沼津市は、実際の沼津市の雰囲気がとても良く再現されていました。そのため沼津市ではキャラクターのマンホールが設置されたり、聖地巡礼が行われる等、観光業における経済効果はとても大きかったです。ヌマヅが沼津市をどこまで再現するのかは不明ですが、海や山に囲まれた自然豊かな町という設定は、沼津市のイメージにピッタリだと思います。アニメの放送によって沼津市が再び注目されれば、沼津市の観光業に再び大きく貢献することになるかも知れませんね。
ヌマヅについての解説まとめ
ヌマヅは原作同様に自然豊かな町で、そういう場所に住んでみたくなるような魅力があります。ヨハネはこの町でどんな冒険をし、どんな成長を遂げるのでしょうか。今から楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。