2023年4月から放送されるアニメ、『勇者が死んだ!』は世界を救うはずの勇者をただの村人が偶然殺害してしまったことで、その村人が代わりに勇者になって世界を救うハメになってしまうというストーリーです。本作の主人公たる村人は、人格的に言えば勇者とはほど遠いのですが、それが絶妙に面白い!というか、それ以外のキャラも個性があって、キャラクターもたくさん登場します。今回はそんな『勇者が死んだ!』の登場人物たちを紹介していきたいと思います!
目次
登場人物その① トウカ・スコット
中央大陸南西の村、チェザ村で農夫を営む少年。極度のフトモモフェチであることから大根を育て、気に入った大根にニーソックスを履かせる性癖を持っています。罠作りが得意で、村に悪魔が襲撃してきたときに備えて落とし穴を掘っていましたが、その落とし穴にあろうことか世界を救うはずの勇者が落ちてしまい、結果的に殺してしまいます。その後は屍術師のアンリに自分の本体を人質に取られる形で勇者をやらされるハメになってしまいます。性格はスケベでクズ、他力本願で卑怯者と勇者にあるまじき性格をしており、腕っぷしも魔力の才能もナシ。しかし、決して仲間は見捨てず、嘘とハッタリと悪知恵を武器に戦います。
登場人物その② シオン・ブレイダン
圧倒的な強さと勇者だけが扱える聖剣を武器に、魔王やその幹部たちを叩き伏せ地獄の門を封印して世界を救った勇者。強く品行方正な性格で、見返りを求めず誰かのために命を懸けて戦う、勇者オブ勇者。しかし、大好物の肉を前にすると油断してしまう欠点があり、そのせいでトウカの仕掛けた罠にかかり死亡。生前に屍術師のアンリに『自分が死んだらこの肉体を誰かに使って欲しい』と遺言を残しており、トウカが勇者の身体を使うこととなります。
登場人物その③ ユナ・ユニス
チェザ村に住むトウカの幼馴染。口うるさい性格で、容姿もスタイルも完璧であることからトウカからセクハラの標的にされていますが、やられたらきっちりとやり返すツッコミ役でもあります。魔力レベルは低いながらも、格闘技を嗜んでいることから戦闘能力は高く、トウカとアンリの旅に同行します。普段の魔力レベルは2と低いのですが、後に膨大過ぎる魔力量で身体が壊れてしまうのを防ぐために、専用の装備で抑えていることが判明し、本来の魔力レベルは50でした。
登場人物その④ アンリ・ヘイズワース
勇者シオンに同行し、ともに世界を救った屍術師。禁術とされる屍術を使うことが可能で、人間や悪魔の死体を自由に操る術を持っています。生前にシオンから「自分の死後に世界を救える誰かにこの肉体を使ってほしい」という遺言に従い、トウカの精神をシオンの肉体に移動させます。屍術師は元々地獄の住人で、赤い瞳に白い髪は地獄の環境に順応するための変化であり、門の外にでると様々な障害が生まれ、常日頃から鼻水を垂らしているのもその影響です。
登場人物その⑤ カイル・オズメント
高名な貴族の長男であり、勇者とともに世界を救ったパーティーの一人でした。高いプライドと自信を持ち、自分が聖剣に選ばれなかったことや聖剣に選ばれた勇者シオンに実力の差を見せつけられたことから愛を超越し憎しみを抱くようになってしまいます。トウカを殺害し勇者の身体を奪うことを画策するも、トウカの策略で出し抜かれ全裸にされて以降、それからよく全裸になってしまうようになります。ネタ枠のキャラではありますが、世界有数の実力者であることは間違いありません。なし崩しでトウカたちと共闘することも多く、味方に回るととても頼もしい存在。何故か全裸で戦うことが多く、むしろ全裸になった方が強い。
登場人物その⑥ マルグリット・ファロム
ファロム王国の第三王女。国王である父親からは勇者との結婚を期待されており、そのためにあらゆる武芸・学問・芸術・礼儀作法に至るまで英才教育を受けていました。しかし、その重圧とストレスから体内の魔力が排出されてしまう「魔漏症」を患ってしまいます。魔漏症の影響により、定期的に大量の食事をとる必要があり、そのための早食いも身に着けています。食事後は一気に太ってしまう体質。後に魔漏症は改善するも食事で太ってしまうのはそのまま。ある事件の後、こっそりと勇者についていきパーティーへ加わります。英才教育を受けていたことからあらゆる武器を扱え、戦闘ではとても頼りになり、特に弓が得意。
登場人物その⑦ ラークヴァルト13世
ファロム王国の国王。屈強な国王で三年前の戦争では自ら前線に立って戦った超武闘派の王様。勇者シオンの実力を高く評価しており、娘のマルグリットと結婚させたいと思っています。事あるごとに武闘派のオーラを振りまいています。実は本作の……。
登場人物その⑧ リーランド・トールマン
ファロム王国の王都で孤児院を営む柔和な性格の男性。元侍医でもあり、マルグリットとも面識がありました。その本性は骨に対して異常な性癖を持った大量殺人犯で、王都の国民に手をかけてその骨をコレクションしていました。ユナやマルグリットを監禁し、自分のコレクションに加えようとしていましたが、トウカたちに阻止されて投獄されます。投獄後は薬物の影響で発狂して「ホネーーッ!」と叫ぶようになってしまいました。
登場人物その⑨ ドット・バーンズ
屍術師ディエゴによって襲撃されたモアランの町の町長。町が襲撃されて追い詰められたときには馬に乗って逃走しますが、実は逃走の直前にトウカと取引を行い魔道車を使っての奇襲を敢行します。私利私欲のために行っていた町への投資で町人たちからは信頼されており、その信頼に応えるために行動するようになります。
登場人物その⑩ 馬
モアランの町が襲撃されたときに町長が乗って逃げようとした馬。ただの馬で名前も設定されていませんが、ところどころで活躍し、よくよく考えるととんでないことをやってのけている馬。作中でも屈指の強者のオーラを纏っています。
登場人物その⑪ ディエゴ・ヴァレンタイン
モアランの町を襲撃した屍術師で常に血の涙を流していることから『血涙のディエゴ』の異名を持っています。魔人化の魔術を持つ悪魔を筆頭に多くの悪魔を引き連れており、本人自身も魔力レベル40を誇る強者。性格は残忍な戦闘狂で部下の悪魔でさえもぞんざいに扱うため反感を持つ悪魔も存在します。
登場人物その⑫ ミリィ・ユニス
ユナの妹。自称勇者の冒険者で父親のフィエリ、使用人のシャノン、魔術師のドロシーとパーティーを組んでいます。西の王国の兼党大会で優勝するほど腕っぷしは強く、その景品として人造聖剣『デュランダル』を手に入れています。モアランの町の戦いで乱入し、トウカ達を救い、その後、ユナを助けるまでの間行動を共にします。
登場人物その⑬ フィエリ・ユニス
ユナとミリィの父親。高名な格闘家で元ファロム王国四騎士の一人でした。トウカに負けず劣らずスケベな性格で特におっぱいが大好きなおっぱい星人で、四騎士を追放された原因は騎士団でセクハラを繰り返していたため。フトモモが大好きなトウカとは相容れない。
登場人物その⑭ ベラーコ
3年前に100体の悪魔を葬ったとされる凄腕の冒険者。どことなく強者の風格を漂わせており、敵味方からも一目置かれていますが、大体見てるだけで活躍しません。強者であるという噂だけが一人歩きし、共闘する仲間の士気を上げ、重要な戦いではラッキーな勝利によってさらに噂が一人歩きする、ドラゴンボールのミスター・サタンやワンパンマンのキングのようなキャラクター。
【勇者が死んだ!】登場人物まとめ
勇者が死んだ!の登場人物をまとめてみました!本作の登場人物はこれ以上にたくさん存在しますが、おそらくアニメではこのあたりの登場人物が登場すると思います。このほかにもたくさんのキャラクターが登場するほか、最終回まで見ると序盤に登場したキャラクターでも大きく印象が変わるキャラクターも存在します。1クールでは全てのキャラは登場しないと思いますが、2期、3期と放送されればそのあたりも明らかになっていきます!