東京喰種:reで新登場した女の子。いつもはグータラでほぼ引きこもりのような生活を送っておりぽっちゃりで童顔ですが実は喰種捜査官なんです。今回はそんな「クインクス班」の米林才子をご紹介していきたいと思います。
米林才子のプロフィール
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
所属:真戸班所属クインクス班
階級:三等捜査官(77期)→二等捜査官
身長:143cm
体重:?kg
年齢:20歳
誕生日:9月4日
Rc値:850
血液型:B型
Rc Type:鱗赫
Quinque:ぼくさつ2号(甲赫―Rate B)
Skill:タイピング検定1級
CV:佐倉綾音
捜査官なのに自堕落な生活?
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
クインクス班の一員・・・のはずなのだが自室に引きこもってはゲームをしながらお菓子を食べるという自堕落な生活送っているニートに近い存在。色んな方言がちゃんぽんになったようなゆるいしゃべり方で、滅多に敬語は話さない。
ニート!?でマスコット?
漫画、アニメ鑑賞、ゲームやフィギュア収集にサーフィンなどジャンルの幅が広い典型的なオタク娘。性格は自由奔放かつ気分屋で計画性がない。時間にも大変ルーズ。基本、アホで甘えたがり。弁護のしようが無いダメ人間なのだが、クインクス班の中では一番人間味がある人物であり、包容力があるためか班員みんなからマスコットのように可愛がられている。
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
班員達にはそれぞれあだ名をつけて呼んでおり、クインクスの中でもムードメーカー的な存在である。童顔で小柄なトランジスタグラマーだが、出不精が祟って太り気味である。
意外と甘え上手?
さぼってばかりの才子はとても甘え上手なんです。六月を上手く言いくるめて仕事をさぼることは勿論、不知をゲームに誘ったり、朝眠い時は背負われたまま局へ向かったり。ママンと呼んで慕う琲世にも耳かきをねだってやってもらっています。神経質で気難しい瓜江にも親しげに寄り掛かるなんて、相当な甘え上手ですよね。ゲームオタクでニート寸前ではありましたが、コミュニケーション能力は高いようです。
捜査官になった理由
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
母子家庭育ちで経済的な理由からCCGのアカデミージュニアスクールに兄と共に入学。ジュニア生を対象とした【Qs施術適正テスト】で高水準の適正率を示し、補助金に目が眩んだ母の意向によりなるつもりもない喰種捜査官になった経緯を持つ。
佐々木拝世=ママン
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
故に捜査官の自覚は皆無に等しく、佐々木もそんな境遇に同情し強く言えず結果的にニート生活を助長させていた。なお才子は、そんな自堕落な自分にも時々お説教しつつもあれこれ優しく面倒を見てくれる佐々木のことを(佐々木自身は男だが、実の母がかなり毒親だったことも含め、多分文字通りな感情をこめて)「ママン」と呼んで慕い、甘えている。
実践経験不足
班員の中でも特に実戦経験が足らず、身体能力も低い為に周囲から基本戦力として見られていない。 本人も自覚はあったがそれでも長く訓練を怠り、一度の赫子の使用後は暫く使えない欠点が続いていた。しかしロゼ戦での悲劇により捜査官の意識が芽生え弱点を克服し驚異的に成長する。また、独特な感性から班員の中でも常識に捉われることはなく、調査では情報収集に貢献した功績も。
米林才子の赫子
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
鱗赫。巨大な芋虫のような形状を持つ。複数の赫子を操る鱗赫には珍しく一本である。火力はクインクス一を誇るも前半では上述の体力不足故に一撃必殺で文字通りの一発屋だった。重力級という赫子の質量から場合によって足場を固定する為に基本移動ができず、後方支援が主。
進化する赫子
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
しかし、後にはオタク趣味を十二分に生かした持前のイマジネーション(一例として、ロボットアニメに出てきたユニークな武器を自分の赫子で再現したり、など)と卓越した技術、そして不知の一件から少しだけ真面目に訓練してきて身についた持久力を用いて赫子を変幻自在に操るようになった。
強い力を使うにはリスクがある
大きく強力な分、一度発現させると体力を根こそぎ奪われるようです。一度使うとしばらくは回復できないということが原作で描かれていました。才子が日頃ごろごろしてばかりで体を鍛えていないので体力がない、ということも理由の一因かと思いますがそれでも他のクインクスほど小まめに使えません。それでも最近は捜査や戦闘にも精力的で、クインケや赫子を使うことが増えたようです。
赫子はグロい?
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
才子の赫子って強いことは分りますけど、他のクインクスや喰種の赫子より圧倒的にグロい見た目をしていますよね。それが何故かというと理由が二つ考えられます。一つは鱗赫(りんかく)の赫子であることです。赫子は赫包の位置によって種類が4つに分けられます。鱗赫は腰の部分にあり、鱗(うろこ)のような模様が浮き出ていると言われています。
赫子の謎
そしてもう一つはRc細胞の高さです。これは推測ですが、東京喰種ではカネキの赫子は色んな形になりますよね。ラリっている時にムカデの形になるように、精神状態などで形状が変わるようです。また、エトも赫子は想像力だ、というようなセリフを言っていました。生まれ持った性質で大体の形状は決まるけども、訓練やRc細胞の上昇により赫子の形を変えることが出来ると言っているように聞こえます。以上の事から、才子の赫子の形が独特なのはRc細胞値が高いからかと思われます。
人間オークション編での米林才子の活躍
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
瓜江に脅され、シラズと共に六月の救出に向かいナッツクラッカーと交戦。初陣で慌てふためいていたが、シラズの機転により動けないナッツクラッカーに致命傷を与えることに成功。
昇進!
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
佐々木がオウルに一方的に嬲られる光景を見て恐怖に立ち竦んでしまうが再び戦闘に戻った彼を止めに駆け付けた。オークション掃討作戦後は二等捜査官に昇進する。
ロゼ編での米林才子の活躍
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
人間オークションから生活態度は変わらず訓練する様子は見られない。少人数のアオギリの樹の奇襲では一人逃亡し身を潜ませて隠れていたが喰種に発見され、危うく捕食されかけるも謎の人物によって救出された。覆面調査では率先して情報の聞き取りに成功する。
シラズを看取る
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
月山家掃討戦ではQsのサポートでノロを真っ二つにする活躍を見せたが効かず、赫子の猛攻から逃れる。しかし上記の理由から戦えず、シラズが単身で仲間を守るべくノロに挑み自身はただ眺めることしかできなかった。瓜江と共に彼の最後を看取り、墓では号泣した。
流島編での米林才子の活躍
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
クインクス班の副班長に就任。前戦での反省により訓練に励み体力と赫子の持続力が向上した。新クインクスとは甘えたりゲームを共にしたりと良好的な関係を築き上げる。自称・クインクス班全員の嫁。
フロッピーと予期せぬ再会
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
流島掃討戦では六月救出に向かうが、恩師であるフロッピーと予期せぬ再会を果たす。保護するべく瓜江に所有権を求めるが却下され、苦悩しながらフロッピーと戦い最後は彼の願いにより押し潰す形で倒した。
新編での米林才子の活躍
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
クインクス班の副班長として続けている。日常生活は変わらないが内心では佐々木の裏切りを信じ切れず、捜査官でありながら殺人に手を染め始めた六月の変化に気づき人知れず涙した。
必殺ぱふぱふ!?
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
ピエロ奇襲戦ではシャオと共に討伐に従じ、フレームアウトし暴走した瓜江相手に、後述のユニーク極まりない赫子を駆使した戦闘を繰り広げ、シャオとのタッグで沈静化してみせた。ちなみに決め手になったのは豊満な胸を活かしたぱふぱふ。
働き者になった理由は?
出典: 東京喰種 ©石田スイ/集英社・東京喰種:re製作委員会
あれだけ仕事をさぼっていた才子が何故いまは真面目なのか。それは全て亡き不知のためなんです。不知が死に、残された不知の妹の治療費を稼ぐため、奪われた不知の死体を取り戻し安らかに眠らせてあげるために残されたクインクスの瓜江、六月、才子は力を合わせることを誓いました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?クインクスでも出番が少な目、かと思いきや美味しい所をかっさらっていったりギャグ要員として登場したりと、かなりチャーミングな才子ちゃん。仕事をさぼったり、恐怖で足が動かなくなったりとうだつの上がらない所があるので嫌い、という人もいますが(私の友人がそうです;)、弱い所があるからこそ輝いて見える良さもあります。最初は駄目な部分もあったかもしれませんが、今では後輩もでき仕事には(前よりは)熱心に取り組んでいる才子を、これからも愛をこめて見守っていきたいと思います。