2020年に放送されたアニメ『くまクマ熊ベアー』が、2023年に新シリーズとして帰って来ます。異世界に転生した少女が、熊のコスチュームの力で無双しまくるという「なろう系」の作品で、原作の小説の発行部数は260万部を突破するほどの人気作品です。そんな人気作の声優や制作スタッフがどんな人物が、気になりますよね!?この記事ではメインキャラクターの声優キャスト、制作に欠かせない存在である監督、そして音楽担当のスタッフについて紹介したいと思います!
はじめに:どんなストーリー?
主人公のユナは、諸事情により引きこもり生活を送っていました。ある日お気に入りのゲームにログインしたところ、どういう訳か異世界に飛ばされてしまいます。飛ばされたユナは、レア装備である「くまセット」を装備した状態でした。状況が分からないまま異世界をさまよっていた時、魔物に襲われそうになっている少女を見つけて救助します。その後少女に街に連れられ、そのまま冒険者として生活することになりました。
河瀬 茉希(ユナ役)
主人公のユナを担当する声優は、河瀬茉希さんです。千葉県出身でアーツビジョンに所属しています。子供のころは声優という職業に興味はありませんでしたが、友達に連れられて行った声優関連のイベントで朗読劇を聞いて感銘を受けます。「声優ってかっこいい」と思うようになり、声優を目指すようになりました。その後、高校3年生から養成所に通い始めます。興味が無かったことに対して仕事にしたいと思うほど惹かれるなんて、人生何があるか分かりません。今作のユナは、河瀬さんにとって初の主演となりました。演じるキャラクターの特徴としては、やや低めのイケメンボイスが特徴です。ユナの声も女性としては若干低音で、初めて聞いた人はキャラクターの見た目とのギャップに驚いたかも知れません。余談ですがおしゃべり好きとして有名で、アフレコ現場やダンスレッスンなどの場にいる人たち全員に向けて、絶え間なく話続けるほどだそうです。そのような人がいれば現場が明るくなって、雰囲気がとても良くなりそうですよね。
和氣 あず未(フィナ役)
フィナを担当する声優は、和氣あず未さんです。『アイドルマスターシンデレラガールズ』の片桐早苗や、『ウマ娘プリテイダービー』のスペシャルウィーク、『ブレンドS』の桜ノ宮苺香など、著名なアニメで重要な役どころを多く演じています。筆者が個人的に印象に残っているのは『おしえて!ギャル子ちゃん』のギャル子です。ギャル子と恐竜の不思議な関係性がとてもシュールな作品です。中学生の頃はキャビンアテンダントを目指していたそうですが、英語が苦手だったため断念し、同時期に興味を持っていた声優を目指すことになりました。2021年には声優アワードで新人女優賞を受賞しており、声優としての知名度をさらに上げています。
監督:信田 ユウ
声優の他に、アニメ制作に欠かせないのは監督です。『くまクマ熊ベアーぱーんち!』の監督は信田ユウさんです。アニメーターとしても活動しており、尊敬する人物について、北大路魯山人、小林一茶、ウォルター・ウルフを挙げています。2013年までは演出として制作に携わることが多かったですが、近年では監督業も多くなっています。画像は信田さんのTwitterのアイコンです。年齢は不明ですが、比較的若い方なのではないかと思われます。
音楽:小森 茂生
アニメを彩る要素といえば、音楽ですよね。終始無音だと当然作品としてつまらないですから、音楽担当の存在は重要です。そんな音楽を担当するのは、小森茂生さんです。約40年前から活動しているベテランの音楽プロデューサーです。キーボードとして、GLAYのサポートメンバーとして活動していたこともあります。アニメとの関わりとして有名なのは『けいおん!』で、同作に登場した数多くの楽曲の大半を作曲、編曲しました。筆者は『けいおん!』をリアルタイムで観ていた世代なのですが、小森さんが作曲に携わっていたことは、この記事を執筆する過程で初めて知りました。音楽家として、みんなの印象に残るような素晴らしい活動を精力的に続けています。
声優キャストと制作スタッフの紹介まとめ
声優やスタッフを知ると作品に込めた想いが分かり、アニメを鑑賞するのが楽しくなります。他の作品を知るキッカケにもなるので、様々なジャンルの作品に触れて新たな発見ができるかも知れません!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。