人気サッカー漫画「ブルーロック」。サッカー漫画界の異端児とも呼ばれる本作品には、一流のストライカーを育成するために集められた、一癖も二癖もあるキャラクターたちが印象的ですよね。そこで今回は、主人公がいる第伍号棟・チームZの選手たちをご紹介していきたいと思います。
「青い監獄(ブルーロック)」について
日本サッカーがW杯で優勝するために帝襟(ていえり)アンリ・絵心甚八(えごじんぱち)が中心となって立ち上げた、世界一のストライカーを創る実験施設。全国から300名の有望な18歳以下の選手を集めトレーニングをし、そのサバイバルを勝ち抜いた1名は世界一のストライカーになれる。突拍子がなかったり一見サッカーとは関係ないような試練もすべて「世界一のエゴイスト」で「世界一のストライカー」を創るために必要不可欠なものである。
目次
・潔 世一(いさぎ よいち)
埼玉県大会の決勝で惜しくも敗れてしまった一難高校(いちなんこうこう)の2年生FW(フォワード)。勝てば全国大会進出という試合の決定機、自らシュートを撃つのではなく味方へパスをし、その味方がシュートを外してしまい敗戦した過去を持ちます。その後の強化指定選手に選ばれ、世界一のストライカーを創る施設「青い監獄(ブルーロック)」に挑むことになります。ここで彼は自分の持っていないエゴイズムを手に入れ、世界一のストライカーになるため、数々の試練に挑戦することになります。
・吉良 涼介(きら りょうすけ)
潔世一の埼玉県大会決勝の相手チーム、松風黒王高校(まつかぜこくおうこうこう)のFW。2年生ながらU-18代表の飛び級招集が期待されるほど有名な選手です。サッカーの実力もさることながら、雰囲気も柔らかくチームメイトを大切にし、相手をリスペクトする心も忘れない人間のできたキャラクターです。彼は「青い監獄(ブルーロック)」のシステムに対し、否定的な考えを持っていました。
・五十嵐 栗夢(いがらし ぐりむ)
実家が寺なため、将来寺の坊主になるのが嫌でプロサッカー選手を目指している坊主頭のFW。施設のシステムにより300人中300位の能力と判断されました。実力は突出していませんが、ガッツとハングリー精神旺盛なメンタルを持ちます。「イガグリ」の愛称でみんなから呼ばれていますね。
・國神 錬介(くにがみ れんすけ)
大柄で茶髪、幼い頃テレビで見たサッカー選手に憧れてヒーローになりたいという夢を持つFW。その大きな体躯から放たれるミドル・ロングシュートが持ち味です。見た目こそいかついですが、正々堂々とした戦いを好む律儀な性格の彼は、すぐにチームメイトと打ち解けていました。
・雷市 陣吾(らいち じんご)
常に感情まるだしで、口も悪いため大声をあげ怒鳴っている印象の強い人物です。自称、セクシーフットボールが長所だと言ってますが、無尽蔵なスタミナと走力が持ち味の体力お化けです。突出した能力のない潔に対し人一倍敵対心を持っているでもキャラクターでもありますね。
・久遠 渉(くおん わたる)
全員FWというまとまるはずのないチーム編成の状況でも、チームで勝つためにいろいろと策を練っているのが久遠渉です。作戦を考えるのが得意な彼ですが、ネーミングセンスがいまいちな所が玉に瑕ですね。彼はジャンプ力に優れ、コーナーからのセットプレーでは高い身長を活かしたヘディングが持ち味です。
・蜂楽 廻(ばちら めぐる)
登場シーンから床に寝ていたりと自由奔放な性格のFW。類稀なるドリブル力と自分の中にいる「怪物」の声に従ってプレーしているという不思議な人物でもあります。最初から主人公・潔世一の性格や能力の片鱗に目をつけていた人物でもありますね。中性的な顔立ちの人気キャラクターですが、ひとたびサッカーとなると誰よりも負けず嫌いなエゴのあるプレーヤーですね。
・我牙丸 吟(ががまる ぎん)
長身で肉体のバネが武器の彼は、コーナーからのアーリークロスを好みます。多少無茶なクロスでもその長い足や頭で合わせて強引なゴールを奪えるのが特徴ですね。食事を素手で食べている様子から野生児と呼ばれている彼ですが、試合になるとその野生的な面を前面に出し、ゴールのためなら怪我をもいとわない無茶なプレーもやってのけてしまいます。
・千切 豹馬(ちぎり ひょうま)
赤い髪のロングヘア―、見た目は派手な彼ですが、自らDF(ディフェンダー)を立候補したのが千切 豹馬です。潔世一の能力を分析したりとサッカー観が鋭いのも特徴ですが、彼にはその能力と過去に何か秘密があるようですね。「夢を諦める理由を探しにブルーロックに来た」という彼の真意とはいったい何なのか、注目しておきたいですね。
・伊右衛門 送人(いえもん おくひと)
FWしかいないチームのためにGK(ゴールキーパー)を担ってくれているのが伊右衛門送人です。面倒見がよく、断り切れない性格からGKになってしまいました。作中ではいつもGKのポジションにしかいないため、フィールドでどんなプレーをするのか謎な人物でもありますね。
・その他メンバー
他にもチームZには、2名のFWがいます。1人目はスピード&テクニックが長所ですが、いまいち活躍する場面の無く、サッカーを恋愛に例えるなどちょっと変な人物、今村 遊大(いまむら ゆうだい)。2人目は、最前線でDFと駆け引きをしながら裏への飛び出しが得意な成早 朝日(なるはや あさひ)などがいます。二人とも他の選手たちに比べると突出した特徴がないため、あまり日の目を浴びることはないのが残念です。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は人気作品「ブルーロック」に登場するチームZの面々をご紹介してきました。「全員FWのチーム」がどのようにして戦っていくのか、楽しみになったのではないでしょうか。一人一人の才能がどのように交わり、そしてどんな相手と勝負するのか、気になりますね。2022年10月からスタートするアニメの方も続々と情報が解禁され、ますます盛り上がりを見せる本作を一緒に楽しんでいきましょう!