『まちカドまぞく』は「まんがタイムきららキャラット」で連載されている四コマ漫画です。ごく普通の女子高生だったのに突然魔族の力に目覚めた吉田優子(シャミ子)が、使命を与えられて様々な戦いに挑んでいくストーリーです。しかし大きな戦いは無く、日常系の要素が強い作品でもあります。今年の4月には第2期が放送されることで注目されています。今回は第2期を観る前に、主人公のシャミ子について解説したいと思います!
目次
『まちカドまぞく』ってどんなお話?
病弱で貧しいこと以外はごく普通の女子高生だった吉田優子は、ある日闇の一族の「まぞく」の力に目覚めます。母からまぞくの血筋であることを知らされ、シャミ子という活動名を授かります。さらに、ご先祖様からは光の一族の巫女を倒すように命ぜられます。その後同じ魔法少女の千代田桃と出会い、戦いを繰り返していく中で、シャミ子と桃の間には先代からの因縁があり、様々な事柄が1つの線で繋がっていたことが判明します。因縁を知った上で、シャミ子と桃は日常生活を送りつつ、平和を守るために協力することになります。
シャミ子のプロフィール
主人公です。元々は吉田優子という名前の女子高生であり、病弱な体質で、家は貧乏です。身長は145cmと小柄で、ウェーブがかかった赤っぽい茶色の髪をしています。勉強や運動は苦手ですが、真面目な努力家です。しかし、かなりのドジで空回りしてしまうことも多く「これで勝ったと思うなよ」というセリフをよく使います。
「シャミ子」という名前の由来
ある日突然闇の一族の力に目覚めて、角と尻尾が生えてしまいました。その後母からまぞくとして活動するために専用の名前を授かることになります。言い渡された名前が「シャドウミストレス優子」でした。しかし長くて呼びづらい名前だったため、周りの人たちからは略して「シャミ子」と呼ばれるようになりました。
まぞくとしての強さは?
まぞくになったものの、特別強くなったという訳では無く、魔法少女の千代田桃に戦いを挑むも相手にならない程苦戦しています。その後何故か桃とは仲良くなり、様々な場面で桃に助けられることで借りを沢山作ってしまいます。元々人を傷つけられないような、まぞくとは程遠い優しい性格であるため多くの人たちから信頼されています。平和主義な一面もあり「みんなが仲良くなりますように」という願いを持っています。
シャミ子の能力とは?
シャミ子は夢族と呼ばれる一族に属しています。生物や無生物の意識の中に入り込み、弱みに付け込んで操ることができる能力を持ちます。悪用すると非常に強力な能力で、入り込んだ相手を扇動するなど使い方は様々です。しかし前述したシャミ子の性格上、シャミ子自身は悪用する方法が思いつかず、本当に使って良いのだろうかという後ろめたさや不安を感じています。桃と協力関係になってからは、自分なりの正義のために使うことを決意し、能力を活用していきます。
戦闘モードのシャミ子はどんな感じ?
シャミ子は戦闘モードに入る際に「危機管理フォーム」という戦闘コスチュームに変身します。「危機管理ー!!」と叫ぶことで変身し、身体能力が若干上昇します。露出度が高めのデザインで、目撃した人は目のやり場に困り、シャミ子自身も周りにどう思われているか心配しています。デザインは微妙に変えることも可能ですが、露出を控えるのを重視する余り衣装が重くなって地面にめり込むなど、戦闘どころでは無い状態になることもあります。
「シャミ子が悪いんだよ」って一体何?
「シャミ子が悪いんだよ」というセリフを聞いたことがある人はいるでしょうか?もしかしたら『まちカドまぞく』は知らなくてもセリフだけは知ってるという人もいるかも知れません。実は、作中で言われたセリフでは無いんです。原作でもアニメでも、そのようなセリフは一切登場しません。ネット上で作られた言葉で、インターネット・ミームとよばれている物です。千代田桃がキャラクター的に言いそうなセリフとして流行りました。あくまで「桃が言いそうなセリフ」という位置づけであり、実際に言ったセリフではありません。ちなみに逆パターンとして「シャミ子は悪くないよ」というセリフもありますが、こちらも実際は作中には存在していません。
シャミ子についての解説まとめ
主人公のシャミ子について解説しました。まぞくの力に目覚めてしまいつつも、能力の使い方に迷ったり、良い使い方をしようと努力するシャミ子はとても心優しい人物です。何かとドジなキャラクターも魅力的で、物語を盛り上げてくれます。第2期では前作よりもパワーアップしたシャミ子に期待したいですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。