『フルーツバスケット』の中でも人気キャタクターの一人である草摩由希について紹介していきます。由希の幼少期に触れながら、最終的にどのキャラクターが彼女になったの見ていきます。
目次
『フルーツバスケット』の草摩由希について
草摩由希は主人公・本田透のクラスメイトです。容姿端麗で成績も良く、学校内にファンクラブがあるほど人気があります。そんな由希ですが、人とあまり深く付き合わないこともあり、近寄りがたいと周囲から言われています。その原因としては幼少期に友達の前で鼠に変身してしまい、記憶隠蔽が行われ、それ以来他人と深く交流するのを躊躇うようになったのです。
由希の幼少時代はどのような子どもだったのか?
由希に憑いている鼠は十二支の中の「十二支の中で一番神に近い存在」にあたります。そのため、由希の両親も由希のことを子どもではなく、「別の存在」のように接していました。由希は生まれた時から特別な扱いを受けていました。また生まれつき体も弱かったこともあり、由希は幼少の頃よりあまり外には出ず、家の中で暮らしていました。そんな特別扱いが由希を知らず知らずのうちに孤独にしていったのです。
由希にとって本田透の存在とは?
由希にとって透とはお母さんのような存在だと言います。それは由希の幼時代と深く関わっていました。由希は子どものころ、親の愛情を十分に受けず育ってきました。透と出会い、自分を受け入れてくれる透に好意を持つようになりました。その気持ちは、本田透を「女性」として見ているのではなく、「母親」のような目線で見ていることに気が付くのです。
草摩由希の彼女となる倉伎真知の出会い
由希の彼女となるキャラクターは倉伎真知です。真知と由希の出会いは生徒会で初めて知り合うことになります。おとなしくてクールな真知は由希のことにもあまり興味がありませんでした。しかし、由希が学校の中で「王子」と言われていることに関し、由希は王子ではないと言ったことで、由希は次第に真知へ興味を持ち始めます。そして、由希は真知が完璧なものが嫌いであることを知ります。
由希と境遇が似ている?真知の過去
真知はなぜ「完璧」なものが嫌いかというと幼少時代に関係しています。真知は母親から成績がよく、わがままを言わない、いわゆる「完璧な子ども」として振る舞うよう厳しい躾を受けていました。真知は期待に応えようとしましたが、中学生の時に弟が生まれた途端、母親からぞんざいな扱いを受け、真知の心を深く傷つけていったのです。自分のことを全く見ようとしない母親。由希と真知は似た環境で育っていることが分かります。
由希と真知が恋人に!
そんな由希と真知は最終的に恋人同士になります。由希は真知が自分のことを「学校の王子」として見ているではなく、一人の対等な人間として見ているところに惹かれていったからです。
由希の彼女についてのまとめ
母親に十分な愛情を注がれないまま育った由希と真知。そのため、人と深く関わろうとしてきませんでしたが、由希は透や真知、真知は由希や生徒会のメンバーと、様々な人と接することで愛情を知り、変化していきました。そんな2人が最後には結ばれ、新たなスタートを切ることができました。辛いこともあるかもしれませんが、これからは2人で支え合って乗り越えていくことでしょう!