『シュタインズ・ゲート』はゲーム原作の人気メディア作品で、2010年代を代表するアニメ作品の一つとして有名です! この作品の魅力は後半のタイムトラベルや深く壮大な世界観、複雑に絡み合った伏線の回収にありますが、前半のキャラクター達の細かい描写や設定も凝られています! 特に主人公の岡部倫太郎(おかべりんたろう)、牧瀬紅莉栖(まきせくりす)、椎名まゆり、橋田至(はしだいたる)、阿万音鈴羽(あまねすずは)の五名は濃いキャラクターですが、シュタインズ・ゲート(以下シュタゲ)ではサブキャラの設定も凝られています! ここでは、そんな良い味を出しているサブキャラ、漆原るかについて紹介していきます!
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『シュタインズ・ゲート』漆原るかは引っ込み思案で可愛い
割と能動的なシュタインズ・ゲートのキャラクター達の中では、漆原るか……通称ルカ子は引っ込み思案で大人しい性格です。可愛い外見をしていて、一見社交的に見えなくもないルカ子ですが、かなり人見知りで臆病、オドオドした感じが目立つキャラクターですね。
あまり刺激的なことに慣れていないため、倫太郎たち個性の強いラボメンとの関りは戸惑うことばかりです。しかし、みんな優しくルカ子に接してくれるので、ルカ子にとっても倫太郎たちとの関りは気持ちの良いもののようです。終始、オドオドして恥ずかしがっているルカ子ですが、主張が強すぎるシュタゲのキャラクター達のバランスを上手くとってくれる落ち着いたキャラでもあります。
『シュタインズ・ゲート』ルカ子の可愛い巫女姿!
ルカ子の魅力の一つは、巫女姿でしょう! これでロングヘアだったら完璧でしたが、漆黒の髪の毛と瞳を持つルカ子は、大和撫子のように美しくて巫女装束が似合いますね! ルカ子の実家は神社のため、家にいる時はよく巫女装束を着ているルカ子。ちょっとクールな顔立ちで凛としているルカ子の巫女装束は、つい印象に残ってしまう魅力がありますね!
『シュタインズ・ゲート』(ルカ子は)だが男だ!!
しかし!! 衝撃的事実ですが、ルカ子は「男」です……! そう、彼は巷で言う所の「男の娘」というヤツなのです! ルカ子はもともと女の子みたいな外見ですが、実際は男でした……! シュタゲでは作中、ルカ子の美しさ・可愛さを称賛する人物は多いのですが、その度に主人公の岡部倫太郎は「だが男だ」とツッコミを入れます……(笑)
巫女装束を着ているのも、もともとはお父様の趣味のようで、ルカ子が自分の意志で着始めたわけではないようです。ちょっとメルヘンチックな所もあり、倫太郎の中二設定を半ば信じていて、彼を尊敬している節もある、ちょっとイタイ所もあります。
『シュタインズ・ゲート』漆原るかは自分を生かす道を選んだ
どうやっても女性的な見た目となってしまうルカ子。悩んだ挙句、彼が選択したのは、本当の女性のように振舞うことでした……! 結果的にルカ子は作中で一番女の子らしいキャラとなり、ちょっと痛々しいまでに可愛い女の子のテンプレを踏み始めたわけです! でも、自分のコンプレックスを生かす道を選んだルカ子は尊敬できます!
『シュタインズ・ゲート』ルカ子は誰よりも乙女心を持っているキャラ!
ルカ子は所見では引っ込み思案なだけの大人しくて可愛い女の子にしか見えませんでした。しかし、やっぱりシュタゲのキャラクターらしく、その裏には「男の͡娘」という設定がありましたね!
ルカ子は倫太郎にほのかに好意を抱いている描写が多いですが、どんなに可愛くても、さすがに「男の娘」とは恋できないですね(笑) でも、ある世界線では本当に女の子として生まれているので、そこでは倫太郎の心もルカ子に傾いた可能性はかなり高いです!