個性豊かなキャラクターが活躍するガールズ&パンツァー。主人公西住みほが属するチームあんこうチームの中でも戦車をこよなく愛し、みほに対して多大なるあこがれを抱く女の子秋山優花里。みほに常に付き従い常に味方となるその姿はファンの間で「忠犬」などと言われています。しかし、そんな忠犬っぷりも愛らしい秋山優花里の魅力を紹介したいと思います。
目次
秋山優花里のプロフィール
身長:157㎝
出身:茨城県土浦市
誕生日:6月6日
搭乗車両・ポジション:Ⅳ号戦車(あんこうチーム)・装填手
好きな戦車:7TP双砲塔型
好きな花:たんぽぽ
日課:筋トレ
CV:中上育実
好きなことに一直線!ミリタリーマニアの優花里
大洗の隊長車あんこうチームの装填手を務める黒髪のショートヘアーで、毛先がカールしているくせっ毛の女の子です。戦車のみならずミリタリー関連の知識が豊富で、自室はミリタリーのポスターやプラモデルなどグッズが大量に置いてあります。初登場時は、西住みほの後ろからおずおずとついてきて、自分から話しかけようとしない内気な子かと思われましたが、実はあこがれのみほを目の前に緊張していただけでした。戦車の知識を語るときは熱くなりやすく、「戦車なんてみんな同じに見える」と発言した武部沙織に対して、「どれもみんな個性的なんです」と語り出してしまいます。しかし、自分の趣味を押しつけたりすることはなく熱く語りすぎて相手引いているのに気づくと、ふと我に返ることができる子です。また、いつも背負っているリュックの中にはサバイバル用品が入っていていつでもどこでも野営できるように装備をそろえています。みほの家に遊びに来たときも室内だというのに飯ごうを取り出していました。”何もないところ”からソーイングセットや携帯式のスコップを取り出すなど、何かあったときの装備をいつもしています。
止まらない優花里の戦車愛
錆だらけの戦車に頬ずり
第2話にて、捨てられた38t戦車を見つけたとき汚れてしまうこともいとわず38tに頬ずりしながら豆知識を熱く語っていました。それを見た沙織は少し引いていました。
いやっほー、最高だぜ
第2話にて、初めてⅣ号戦車に乗りエンジン音を聞いたときの優花里の魂の叫びです。すでに暴走していますが、どん引きの沙織に気づいて「すみません」と縮こまってしまいます。
試合中にも大興奮
聖グロとの練習試合ではみんなが初めての試合で緊張している中、「イギリス戦車が動いているところを生で見られるだけで幸せ」と大興奮していました。決勝戦でも黒森峰のマウスが登場し、味方が大ピンチになったというのに、「動いているマウスを初めて見た」、「前も後ろもどこも硬くてすごい」と空気を読まない発言をしています。
友達が少なかった小中学時代…優花里の高校デビュー
上記のように普通の女の子は興味を示さないようなミリタリーが趣味だったため、趣味の合う友達がおらず小中学時代は1人でいることが多かったようです。(実際には小学生時代にくせっ毛していたパンチパーマに周りが引いていたかもしれません。)実際に自宅へ遊びに来たのはあんこうチームが初めてでした。また、みほや沙織、華と知り合った当初はみんなでどこかで遊ぶような空気になると、わざわざ「私も行ってもいいですか」と聞くように手を挙げるそぶりを見せていました。「もちろん」と言うみほや沙織にかなりうれしそうな顔を見せる優花里は非常にかわいらしいです。また、沙織がつけた「ゆかりん」というあだ名は初めてつけられたあだ名で本人も気に入っている様子です。あんこうチーム以外だと、歴女のカバさんチーム、とくにエルヴィンとはミリタリーの趣味が合い非常に仲がいいようです。エルヴィンからソウルネーム(ニックネームのこと)として「グデーリアン(ドイツ陸軍の名将軍)」を名付けられたときも目を輝かせていました。ちなみに同じくカバさんチームのカエサルから呼ばれた「モントゴメリー(イギリス陸軍の指揮官)」はお気に召さなかった模様です。
敵地への偵察もお任せ。行動派の優花里
経験も車両数、性能も劣っている大洗が全国大会を勝ち進んだのはひとえに”情報”があったからでしょう。その情報を集めたのは他でもなく優花里なのです。1回戦のサンダース戦では1人コンビニの定期船に忍び込みサンダース学園艦へ侵入、サンダースの生徒に扮して戦車倉庫や作戦会議に潜入し参加車輌に作戦の情報を手に入れました。2回戦のアンツィオ戦でも試合前にアンツィオ高校へ潜入し、滅多に出てこないので情報が少ないレア戦車P40の情報を持ち帰ることに成功しています。(学戦艦へ潜入した際に撮影した動画は自ら編集するなど、パソコンや編入の腕も高いようです。)この事前の偵察がなければ大洗が勝利することはできなかったでしょう。また、プラウダ戦では休戦中にエルヴィンと偵察に出て、プラウダの生徒ニーナと接触しました。正体がばれないように演じながら敵の配置の情報を入手しました。さらに行方がわからなくなった敵フラッグ車を見つけるためにみほの指示の元戦車を降り1人偵察に出てフラッグ車を発見するなど、フットワークの良さも見せます。優花里の情報がなければ全国優勝はなかったでしょう。まさに陰の立て役者です。
実は気配り上手な優花里
戦車が大好きなミリタリーオタクな面ばかりが目立ってしまいますが、自分の熱弁に引いている沙織を見て我に返るなど、周りがよく見えて、気配りも上手な面もあります。勝利のプレッシャーに悩むみほを見て、1人サンダースへ偵察に要ってみほを助けました。また、「勝たなきゃ意味がない」と西住流の重圧に苦しむみほを見て練習も練習試合も学校帰りの寄り道も楽しかったと、勝つこと以上に大切なものがあることに気づかせたりとみほの心の支えになっていたのは間違いありません。去年の大会の失敗後「自分の選択は正しかったのか」「自分の戦車道は何か」と思い悩むみほに「あのときの選択は間違っていなかったです」と自分の戦車道に悩むみほのひとつの道しるべとなったことでしょう。
優花里はみほの右腕
優花里はミリタリーが大好きでどんなときにもそれがぶれることはありません。これまで友達がいなかったため、友だち付き合いになれていないような姿勢も可愛らしい点です。しかしながら、周りへの気配りは上手で何度も自分の戦車道に悩むみほの心の支えとなりました。さらに持ち前の戦車の知識や、あふれるバイタリティーで試合前の偵察に、試合中にも戦車を飛び出し偵察に出るなどしてみほの作戦の支えにもなりました。あんこうチームはみほにとって大切な仲間でしょうが、特に常にみほに付き従い作戦を支え、心を支えていた優花里はみほにとっても大きな存在となったことでしょう。まさにみほの右腕にふさわしい活躍です。