【賢者の孫】シンが育った環境 強さの秘密

賢者の孫は、転生者であり、異常な強さを誇る主人公のシンが魔法学校へと入学することをきっかけに、同年代の友達を作り、常識を知っていくというのは当初の目的。そもそも、魔法学校に入学するまでに身のおいていた環境が彼の強さの秘密でもありました。今回は、シンが15才まで育った環境と周囲の人々について紹介させていただきます。

シンが育った環境 賢者マーリン

シンの育ての親

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
シンがまだ赤ん坊だった頃、彼の乗っていた馬車は魔物に襲われてしまいます。そこにたまたま通りがかったマーリン。シンの両親は死亡しており、マーリンが自分の孫として育てることになります。熊の魔物を退治した10才の時、シンに自分が本当の祖父でないことを話します。実はこの時すでにシンはそのことを知っていましたが、絶妙な返しで、感動させられる一幕を作ってくれました。

賢者であり魔法の先生

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
マーリンは、メリダとともに過去に魔人を倒したことから、賢者と呼ばれ皆に敬われる存在でした。シンに魔法を教えたのもマーリン。どんどん物事を吸収し、過去の記憶から新たな方法で魔法を作り出すシンを非常に面白く思い、異常なほどのレベルの魔法もシンに教えて行きます。ただ、彼はシンに魔法は教えていたのですが、世間で暮らしていくような常識は教えていませんでした。

シンが育った環境 導師メリダ

マーリンの元奥さん

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
メリダもまた、シンのことを孫のように思っています。そんな彼女は実は、賢者マーリンの元奥さん。別れた理由はまだ語られていませんね。自身は魔人討伐に加え、魔道具を日常生活の支援として使うことも世に広めたことから、敬意を評して導師と呼ばれるようになりました。シンが魔法学校へと入学するために、アールスハイドへやって来た際、元々マーリンとメリダが当時買った家に、3人で住むこととなります。

付与魔法の師匠

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
そんなメリダはシンに付与魔法を教えます。付与魔法には、効果を記載するのに字数にて制限があるのですが、シンは感じを用いて有用な付与魔法をどんどん施すのでした。シンは付与されている魔法を剥がして、新たに付与魔法を入れ込むというオリジナルのスキルも幼少期に開発しています。ちなみにシンが魔法学校の制服に新しい付与魔法をつけた際は、それがすでに国宝級の防具となっていました。

シンが育った環境 ミッシェル

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
シンがミッシェルおじさんと呼んでいる、体術の師匠であるミッシェルは実は騎士団総長を務めていた人間。かつては剣聖と呼ばれていました。若い頃にメリダとマーリンに助けてもらったことがあり、騎士団を引退してから、シンに体術を教えていました。シンの体術や剣術が異様に強いのは彼の猛特訓のおかげですね。

シンが育った環境 ディセウム

家に遊びに来るおじさん

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
ちょくちょく家に遊びに来ていたおじさん。ディスおじさんと呼んでいましたが、彼は実はアールスハイド王国の国王。魔人討伐の際に、メリダとマーリンに助けられており、それ以後、政治の愚痴を言いにマーリンのところに遊びに来ているのでした。そんなマーリンの考えで、シンはアールスハイド王国の高騰魔法学校に入学することになります。ちなみにディセウムも魔法学校の卒業者です。

シンの軍事利用

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
シンが15才になった時、彼の実力を目撃したディセウムはこのままでは、各国がシンを戦力として取り込んで、戦争を行おうとすると危惧します。そのために、自分の国の魔法学校入学を進めるのですが、同時にシンの軍事利用は一切しないとマーリンと約束しています。しかし、後々に魔人との戦いにどんどん参加していくシン。これって軍事利用ではないのでしょうか？？マーリンもマーリンでそんなこと梅雨しれず、魔人討伐に参加することに乗り気でしたし。

シンが育った環境 ディセウムのお供

ジークフリード＝マルケス

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
ナンパな感じが否めないマルケスもディセウムと一緒に遊びに来ていました。ジークにーちゃんとシンは呼んでいましたが、彼は宮廷魔法師団所属の魔法使いで、ディセウムの護衛でした。シンとはかなり親交が深いものの、シンや究極魔法研究会のメンバーのような強さはないようですね。また、シンから魔法を教えてもらうことも軍事利用になるためにダメなようですね。

クリスティーナ＝ヘイデン

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
いつもジークと口喧嘩をしている女の子。シンはクリスねーちゃんと呼んでいますが、彼もまたディセウムの護衛。近衛騎士団所属の騎士。ジークもクリスも学生時代から優秀で、それぞれファンがついているほど実は有名な人たちなのでした。クリスもシンのことを規格外の強さと言っているように、あくまで彼女の強さは常識の範囲内のようですね。クリスもシンに剣術を教えてもらうことはダメなようです。

シンが育った環境 最後に

出典: 賢者の孫 ©2019 吉岡 剛・菊池政治／KADOKAWA／賢者の孫製作委員会
基本的にシンの強さの秘密となっているのは、賢者マーリン、導師メリダ、剣聖ミッシェルの3人。そして、シンの前世での記憶と知識も彼の成長や魔法の生成、創世にかなり深く関わって来ています。人間の常識を超えて強くなってしまっている主人公シン。親がいなくても立派に育ったのは、こんなにいい環境に身をおいていたからなのかもしれませんね。