いよいよ2024年の1月から、連続2クールで「月が導く異世界道中」の第二幕が放送されます。第一幕では、第一幕の回顧とツィーゲでのクズノハ商会の新店の開店祝い、そしてロッツガルドへの壮行会をしているところで終わりました。そこで、放送開始前に第二幕の前半がどんな展開になっていくのか考察していきたいと思います。多少ネタバレも入りますが、ご了承していただければ幸いです。では、ツキミチの第二幕が盛り上がることを期待して、記事をお読みいただければと思います。
まずは第一幕の最終回のおさらいです
第一幕の最終回は、ヒューマンと魔神族が戦争しているところへ女神が真を転移させたことにより、竜殺しのソフィアと御剣ことランサーとの戦闘で始まります。この戦いが第一幕のクライマックスであり、真が自身の能力を解放して初めて戦った戦闘です。最終的にはソフィアとランサーどころか、戦場にいたヒューマンと魔神族の軍も壊滅させてしまいます。ただ、本人には全く自覚がなく、自身の力を過小評価してなんとか逃げ切ったと思っているところが真らしいですね。
真とは別の召喚者
そして、この時に別の戦場では、真とは別に召喚された2人が勇者として魔族軍と戦っていました。そのことは最終話の最後に流れた第一幕の回顧シーンで少し登場しています。第一幕では名前も紹介されることもなく、2人の勇者は触れられませんでした。
第一幕の終わり方
結局、第一幕ではソフィアたちとの戦闘の後、ツィーゲでクズノハ商会の第一号店を開店し、第一幕の回顧シーンが始まります。そして、開店祝いとロッツガルドへの壮行会のシーンで真の心の川柳「これからも、一寸先は暗夜行・・・かな」と最後に締めくくられました。そしてエンディングの後で第二幕の制作決定の発表がありましたね。第二幕に向けての終わり方だったなと思います。
第二幕の展開は！？
では、第二幕はどんな展開から始まっていくのか考察していきたいと思います。まず、２つの軸に分かれて話が進んでいくと思われます。一つは第一幕で行きそこなった、ロッツガルドでの話しです。そしてもう一つは、公式ホームページを見ていただければ分かると思いますが、真とは別に召喚された２人の勇者の話しです。お互いのパーティーメンバーが情報公開されていることから考えても、最初に２人の勇者について話しが展開されると思われます。
第１弾ＰＶは見ましたか！？
先ほど公式ホームページに情報公開されていると書きましたが、第二幕の第１弾ＰＶを見て頂ければ一目瞭然です。「異世界の、2人の勇者いずこかな」という真の心の川柳でも分かる通り勇者の話し中心で始まる事は間違いありません。まだご覧になっていない方は是非見てみてください。
２人の勇者
リミア王国に召喚された「音無響」と、グリトニア帝国に召喚された「岩橋智樹」。この２人はステラ砦を奪還するために両国が共闘して戦うことになり、そこで初めて顔を合わせます。そして、ステラ砦で魔神族と戦いますが、まさにその時は真がソフィアとランサーを相手に戦っていた時と同じでした。このステラ砦の戦闘から第二幕が始まり、その中で２人の勇者が召喚されてからのストーリーも明らかになるのではと思います。
リミア王国の勇者「音無響」
実は、音無響と真は同じ学校の先輩で、生徒会長を務めていました。真のことも知っており、とても近い関係にあったのです。リミア王国に召喚され、苦労や苦悩しながら勇者を務めていました。ステラ砦の戦いの後も力をつけるために仲間と共に荒野に向かうのですが、その途中で澪と出会い、交流を持つこととなります。実は、澪がまだ黒蜘蛛の時に響は戦っていました。黒蜘蛛の時は自我もなく暴れていただけですから、澪は憶えているはずもなく、響も澪を元黒蜘蛛とは分かるはずもなく、思いがけず知り合いになってしまいます。
グリトニア帝国の勇者「岩橋智樹」
元々引き籠りの中学３年生の１５歳の少年が勇者として召喚されました。そのため、精神面は引き籠りの中二病中学生のままなので、魔族との戦いもゲーム感覚のところがあり、勇者としての自覚や責任感などは皆無です。召喚時に女神から色々なスキルを授かり、その中の男女問わず洗脳する「魅了」のスキルで誰かれ構わず使うことでしか人間関係を作ることができない、無能を晒しています。こちらの勇者はステラ砦の戦い後、巴と出会うこととなります。巴が持っている刀もですが、巴自身を気に入り、魅了しようとしますが・・・その結果はアニメでご覧ください。
３人？の勇者はいつ出会う！
ステラ砦の戦いの後は、それぞれ巴と澪に出会うことになりますが、真と出会うのはもう少し先になります。第１弾ＰＶでは真が「出会えるのはいつになるか、やはりわからない」という台詞がありますが、それは２人の勇者に対する言葉なのでしょうか。どちらにしても２人の勇者と真が出会うところまでは第２幕で描かれるという事でしょうか。
学園都市ロッツガルド
２人の勇者のストーリーとは別に、真はロッツガルドへ向かいます。ソフィアとのランサーとの戦いで自身の技量の未熟さを痛感し、ロッツガルド中央学園の戦術全般の学科へ編入しようと思ったのです。ただし、推薦状を書いたレンブラントが学生としてではなく、誤って職員として推薦状を書いてしまったため、職員採用試験を受けることになってしまいました。
生徒ではなく職員
真の方のストーリーは、職員採用試験から臨時講師になり、個性ある生徒たちを導き鍛えていくというお話なのですが、もちろんそんな単純には進みません。仲間たちからは「歩く厄寄せ」と言われている若様ですから、色々な災厄を引き寄せてしまいます。その中にはちょっと怪しげな組織や魔神族、そして婚姻届けを持った女生徒たちなど、若様の学園生活も波瀾万丈です。そのあたりも是非アニメの方でお楽しみください。
ロッツガルドでも商売を！
真がロッツガルドに来たのは学ぶためだけではありません。ロッツガルドでクズノハ商会の第２号店をつくるためでもありました。その店員としてやってきたのは、どこかのスポーツ飲料の名前のようなアクアとエリス、そして巴に鍛えられたライム・ラテやエルダードワーフなど、ひと癖もふた癖もある面子がそろっています。特に亜人差別が酷いロッツガルドで第２号店がうまくいくのか、若様の手腕？いや、店員腕のの見せ所ですね。
その他の情報も少しご紹介
２人の勇者と真のストーリーについてご紹介してきました。ここでは、その以外の登場するであろうキャラクターも少しご紹介していきたいと思います。
レンブラント姉妹
真が講師をしている戦術全般の学科は、レンブラントの姉妹が通っていました。呪病の件で休学していましたが、すっかり良くなったため復学することになります。実は学園での姉妹の評判は最悪だったのです。典型的な成金で美貌を鼻にかけていながら成績も優秀で、生徒や講師を何人も再起不能にしたという噂が流れていました。その２人が復学し、真の講義に参加することになります。噂は本当なのか、真は大丈夫なのか、是非アニメ放送でご確認ください。
最上位竜
ロッツガルドで真が出会うこととなる新キャラクターに「万色」の二つ名を持つ、最上位の上位竜『ルト』が登場します。召喚された2人の勇者とは全く異質の存在の召喚者である真に興味を持ち、自ら会いに来ます。実は、冒険者ギルドを創立し、現在もギルドマスターとして君臨していたのです。そのルトが真に会いに来た目的は何なのか、ルトと出会うことで真はどうなるのか、それはアニメ放送でご確認ください。
第二幕の前半の見どころのまとめです
第二幕の前半で展開されるであろうストーリーをご紹介しました。第1弾ＰＶで告知している通り、まずは２人の勇者についてのストーリーになるのは間違いないと思います。それと並行して、ロッツガルドへ向かった真のストーリーが進んでいくことになると思います。連続２クールですので、原作のどのあたりまでアニメ化するのか非常に気になりますが、それはアニメを見てからのお楽しみですね。最後までお読みいただきありがとうございました。
