『Dr.STONE』は「週刊少年ジャンプ」に連載されていた漫画作品で、科学をテーマにしたサバイバル系のストーリーになっています。連載が終了した2022年3月の時点で電子版を含めた累計発行部数は1200万部を突破している大ヒット作です。アニメ版は第一シリーズと第二シリーズが既に放送されており、2022年の夏にはスペシャル版の『Dr.STONE龍水』が放送予定で話題になっています。アニメ版は第三期が2023年に放送される予定となっており、期待が高まっています。第三期では、原作の「大航海時代編」にあたる部分が放送されることになっています。大航海時代編では『Dr.STONE 龍水』の主人公である七海龍水が登場します。この記事では、大航海時代編のあらすじを、ネタバレも込みで紹介したいと思います!第一期と第二期のあらすじも別の記事で紹介していますので、そちらを先に読んでから読むことをオススメします!
あらすじ① 七海龍水の復活
仲間であるはずの氷月の裏切りによって、司は重傷を負いました。千空は司を救うため、コールドスリープ用の冷蔵庫を制作します。また、千空は海を渡るために船を製造することを宣言しました。船を作ると同時に船長が必要になり、船長に関する情報を集めた結果、七海龍水を復活させることになりました。船を動かすには石油が必要となり、千空たちは現在の静岡県で油田を捜索します。しかし、過去の天変地異により地形が変わっており、新しい地図を作るために気球を制作することになりました。なんとか気球は完成し、軍資金も確保します。保存食の調達にあたりパンを作ろうとしますがなかなか上手くいかず、龍水の執事兼シェフであるフランソワを復活させることで、無事にパンをゲットすることができました。その後、カメラで撮った航空写真と捕らえた獲物を手掛かりに、ついに油田を発見したのでした。
あらすじ② 科学船ペセルハウス、完成!
石油を無事に発見した千空達はモーターボートを制作し、さらに位置情報を把握するためにGPSを制作します。しかし、GPSを使っている最中に謎の通信が入り、千空達以外の誰かが存在していることが判明します。「ホワイマン」と呼ばれる謎の存在に対抗するため、千空はレーダーを作ります。レーダーを地中レーダーとして活用できると感じたクロムは、鉄鉱石の鉱脈を発見し、鉄の確保に成功します。一方で船造りはなかなか上手くいかず、龍水の発案で、模型サイズの船を作りそれを拡大することになりました。龍水の発案は功を奏し、ついに科学船ペルセウスが完成しました。船に乗った一行が目的地としたのは、千空の父である百夜が不時着した島でした。千空は、百夜が伝承として残した物語から、百夜達は復活した人類のために希少な鉱石を残したのではないかと推測します。プラチナが手に入れば石化から復活させるための復活液が無限に増産できる可能性があり、それを聞いたとある村人から、自身がその島の出身であることと、自身の名前が宇宙船と同じ名前の「ソユーズ」であることを明かします。貴重な情報を得た千空たちは、偵察として島に上陸することになりました。
あらすじ③ アマリリスとの出会い
千空、ゲン、コハク、ソユースの4人が偵察隊として島に上陸しました。その後、偵察隊からの無線に応答しなくなったことを不審に思い、ゲンとソユースが船に戻ると、船のメンバー全員が石化していたのでした。ソユースが、島には石化させる何かとそれに抗う対抗勢力がいることを思い出します。一行は島の住人で、アマリリスという少女と出会います。アマリリスによると「頭首」と呼ばれる支配者がおり、石化能力のある爆弾で人を支配している暴君のような存在でした。アマリリスは爆弾を奪うための作戦に千空たちを誘い、コハクが一緒に潜入することになりました。鉱石ラジオの原理を使って作ったインカムを持たせて潜入することに成功した千空は、石化爆弾を奪うために使うドローンの制作に着手します。
あらすじ④ ドローン制作と災難
宇宙船ソユースを発見したコハクは、無音爆弾を使って保存されていた物を無事に千空に届けました。プラチナを入手した千空は海に沈んでいるカセキの石像を探すため、潮流に詳しい龍水を最初に復活させました。仲間の石像も無事に見つかり、ドローン作りが順調に進む中、コハクタチは頭首の側近であるモズに正体を見破られてしまいます。島の実権は宰相であるイバラが握っているという重要な情報を知ってしまったため、イバラに重傷を負わせられてしまいました。コハクは石化された銀狼を助けるため、自身もわざと石化します。アマリリスは緊急事態を伝えるために戻りますが、モズに追跡されて隠れ家がバレてしまいました。しかし千空は、実はモズはイバラを殺そうとしており、石化武器を持っているのはキリサメというもう一人の側近ではないかと推測します。ゲンが交渉し、共通の敵がいるモズと一時的に同盟を組むことになりました。モズが戦っている間に、千空達はモズと敵対した時に使えるように拳銃を制作します。そしてついにドローンも完成し、最期の戦いに突入することになりました。
あらすじ⑤ イバラとの決戦
ついに迎えた最終決戦、千空達はキリサメに対抗するため、石化装置を投げつけます。しかし、コハクが使っていたインカムに目を付けたイバラに作戦を盗み聞きされており、イバラは科学船ペルセウスを奪って島全体を石化することを企んでいました。イバラの企みに気づいた千空達は、頭首像の奪取チームと時間稼ぎチームの二手に分かれて行動することになります。追い詰められた千空は、苦肉の策で石化していた氷月を復活させ、氷月を味方に付けることに成功します。その後、イバラの悪事がバレることになり、イバラはオオアラシという戦士に石化装置を飲み込ませ、島の中央に走らせます。千空達は止めようと必死になりますが、石化装置は発動してしまいました。イバラの完全勝利と思われましたが、千空は生き残っており、再び戦いに突入します。イバラが石化装置を投げた瞬間、復活した龍水がドローンでキャッチします。発動した石化装置に龍水が突っ込み、石化装置にインカムを取り付けてイバラの元へ届けます。その瞬間、千空は遠隔で石化装置を発動し、イバラは石化してついに千空達の勝利となりました。
大航海時代編の紹介まとめ
大航海時代編は七海龍水の活躍が多く、彼がいなければ船を作ることも、仲間が復活することも、イバラに勝つことも無かったでしょう。アニメ版でその活躍ぶりを見るのが待ち遠しいですね。そして大航海時代編に先駆けて、今年の夏に放送されるスペシャル版『Dr.STONE龍水』での龍水の活躍が楽しみですね!それでは今回はここまでです。読んで頂きありがとうございました。