来年から新しく始まるアニメを楽しみたいけど、仕事や学校で見る時間に限りがあるので、どのアニメをチョイスして観るべきか迷っている方は多いのではないでしょうか?この記事を開いた方にも、もしかしたら「とりあえず観るべきか記事の内容を確認してから決めよう」という方が多いのではないでしょうか?今回はそんな方の要望に応えるため、「ドラゴン、家を買う」がどのような作品でどのような方にむいているのかということについて紹介していきたいと思います。皆さんの「来年どのようなアニメを見るのか」という、オタク特有の悩みを解決することに一役買うことができれば幸いです。
主人公は臆病で弱いドラゴン「レティ」
まず本作の主人公である臆病で弱いドラゴンのレティについて紹介していきたいと思います。本作は我々が普段想像する姿とは一味違った姿のモンスターたちを多く見ることができ、それも1つの魅力なのですが、特に主人公のレティは特段変わったキャラクターとして描かれているので、詳しく解説していきたいと思います。
レティが家を追い出されてはじまる、、
なんと、本作はドラゴンであるレティが親から家を追い出されることで始まるのです。親に勘当されて追い出されてしまうドラゴンなんて聞いたことがありませんが、このような通常のイメージからは想像できない設定のキャラクターを描くことで、本作では秀逸な世界観が描かれています。
臆病で弱いドラゴン!?
このように、基本的に主人公レティは臆病で弱いドラゴンとして描かれています。ドラゴンなのに臆病で弱いレティが、多くの強敵がはびこるファンタジーの世界でどのように振る舞うのかということも1つの楽しみとなっているのです。
マイホームを探す旅
本作の基本的な流れとして、臆病で弱いドラゴンであるレティが自らのマイホームを探すという内容で進行していきます。親から家を追い出され自らの新しい住処を探すというところが少し間抜けな様にも思えますが、このようなとっつきやすさと、弱々しさの中にある愛くるしさこそがレティの最大の魅力なのです。
仲間の為なら頑張れる!?かも、、
このように戦闘力もメンタルも全てがダメダメなレティですが、仲間がピンチに陥った際には一肌脱ぐシーンも描かれており、いつもダメダメというわけでは無いようです。「仲間を選ぶか、自らの保身を選ぶか」というレティの心の中の葛藤は非常に丁寧に描かれており、本作の盛り上がるシーンの一つとなっています。
ドラゴンなのに表情豊か
本作の主人公は人ではないので顔で表情を描くことができません。しかし、その代わりに作中では「漫符」が多く使われており、レティはドラゴンでありながら非常に豊かな感情表現をするキャラクターとして描かれています。
どんな話?
ここでは「ドラゴン、家を買う」という作品が具体的にどのような物語なのか?ということについて紹介していきたいと思います。本作のストーリー進行自体はどのような層にもわかりやすいように構成されており、非常にとっかかりやすいものであると言えるので、是非チェックしてくださいね。
多くの種族に出会う
本作でレティは自らのマイホームを探す過程で多くの種族のモンスターと出会うこととなります。どのモンスターも、別の作品で見たことがある種族のものが多く「あ、このモンスターはあの作品で見たことがある!!」といった具合に楽しむことができるようになっています。
大切な仲間と
レティは旅をする過程で多くの仲間たちと出会うこととなります。上記で説明したレティだけでなく、レティと一緒に旅をする仲間たちも非常にユニークなキャラクターとなっているので、ぜひチェックしてみてください。
魔王が同行!?
数多く登場する魅力的な仲間たちの中でも、とりわけ異彩を放っているキャラクターが魔王であるディアリアでしょう。まさかの魔王という作中でも屈指の実力を持つキャラクターが旅に加わるという展開に驚いた読者も多いのではないでしょうか。
ドラゴンならではの敵
このように数々の魅力的な仲間が登場する本作ですが、レティの前に敵として立ちはだかるキャラクターも「勇者」や「ハンター」など、どちらかというと我々側の立場であるキャラクター達なのです。本作では普段は私たち側の立場である彼らのモンスターから見た姿を堪能することができます。
ギャグ漫画としての面白さ
世界観やキャラクターだけでも充分魅力的な「ドラゴン、家を買う」ですが、本作の最大の魅力はギャグ漫画である点です。ここでは「ドラゴン、家を買う」のギャグ漫画としての面白さや楽しみ方について詳しく紹介していきたいと思います。
ファンタジーが舞台という工夫
通常ギャグ漫画というと読者にテンポよく笑いを届けなくてはならないため、複雑な世界観やキャラクター設定を展開することができないのですが、「ドラゴン、家を買う」では我々が普段から慣れ親しんだファンタジーという世界を使うことによって、世界観やキャラクター設定を複雑にしながらも、説明する必要がなく、テンポよく我々に笑いを届けることができる様にしているのです。
別作品のオマージュも!?
さらに本作ではファンタジーという舞台を活かして、我々が同じような世界観を舞台とした作品で触れてきたキャラクターたちのオマージュを行っています。「このキャラクター、どこかの作品で見たことがあるな」というような小さな発見を少しずつ楽しむことができるというのも本作の面白さの1つなのです。
小ネタが満載!!
この様に「ドラゴン、家を買う」では我々が普段ファンタジーの世界に対して抱いている疑問をうまく利用した小ネタが多く登場します。「ドラゴン、家を買う」を見てみた際にはそのような小ネタにも気を配りながら見てみることをおすすめします。
こんな人におすすめ!!
それでは、このような特徴を持っている本作「ドラゴン、家を買う」はどのようなアニメファンに向いているのでしょうか?ここでは「ドラゴン、家を買う」がどのようなアニメファンに向いてるのかということについて詳しく解説していきたいと思います。
他にもたくさんのアニメを観たい!!
「ドラゴン、家を買う」は基本的にはギャグ漫画なので複雑な物語を追う必要がなく「同じ時期に他のアニメと同時に見たい!」と考えている方にお勧めできます。
ファンタジーが舞台の作品やゲームが好き!!
さらには、ファンタジーを舞台とした作品やゲームのオマージュが多々登場するので、今までファンタジーを舞台とした作品やゲームを数多くプレイしてきた生粋のファンタジーマスターのアニメファンにもお勧めしたい作品です。
ファミコン世代
特にファミコンで登場したRPGゲームをモチーフとした小ネタが多く登場するので、実際にファミコン世代としてそれらのゲームをプレイしてきたという方たちにもお勧めすることができる作品となっています。しばらくアニメから離れていたという方も見やすい作品となっているので、ぜひ、アニメ復帰作として見てみるのはいかがでしょうか?
昔の作品も好き!!
さらに本作に登場するキャラクターたちは、どこか昔の少女漫画を彷仏とさせるような描き方をされており、それらの時代の作品を読むことが好きな方たちからは非常にとっかかりやすい作品となっていると思います。
アニメで楽しみなところ!!
とにかく面白いところがたくさんある「ドラゴン、家を買う」ですが、これまで挙げてきた面白いところは漫画版をベースとして紹介したものです。ここでは「ドラゴ、ン家を買う」がアニメになることによって、どのように面白さが広がるのかということについて紹介していきたいと思います。
作画がどの様に再現されるか
本作の最大の特徴とも言える独特の作画が、アニメでどのように再現されるのかということに着目してみるのも面白いかもしれません。作画と世界観がうまくマッチすることによって秀逸な世界観を作り出している作品であるだけに、アニメ版での作画の再現度に注目してみる価値はありそうです。
動きが加わり、更に表情豊かに!!
本作ではドラゴンであるレティがギャグ漫画の主人公として人間顔負けの表情を身振り手振りや「漫符」で表現されています。アニメでは身振り手振りや「漫符」はもちろんのこと、声優さんの個性的な声やリアルなモーションが追加されるので、主人公のレティがさらに表情豊かに描かれるのではないでしょうか?
更にテンポよく!!
このように大作のギャグ漫画としての強みがアニメ版でさらに強化されることが予想されます。本作が元々好きだった人もそうでない人も、楽しめる作品に仕上がること間違いなしですので、ぜひ一度見てみてくださいね!
まとめ
いかがでしたか?今回は「ドラゴン、家を買う」の魅力について簡単にまとめて紹介していきました。当然、今回の記事では語りきれなかった魅力が多々ある作品ですので、アニメ版が始まる前に一度漫画を見てみてはいかがでしょうか?他の作品と併せて楽しめる作品となっているので、アニメファンのみなさんならハマること間違いなしですよ!!