『シュタインズ・ゲート』はゲームが原作のアニメでしたが、アニメの人気が物凄く高くなり今や多くのアニメサイトで上位ランキングしている話題作です。2010年代を代表するアニメの一つになりつつありますね!そんなシュタインズ・ゲート(以下シュタゲ)の魅力ですが、海外のSF映画のような世界観でタイムトラベルをテーマの一つとして扱っており、前半の明るい雰囲気から後半一気に暗い世界観へと突入していく所にあるでしょう。ここでは、そんなシュタゲの登場人物の中でも最も重要なキーパーソンとなる人物、阿万音鈴羽(あまねすずは)の魅力をネタバレを踏まえてお伝えしたいと思います!
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阿万音鈴羽は明るく開放的な人物!
阿万音鈴羽ですが、早い段階で主人公の岡部倫太郎の住んでいるアパートの下の階でアルバイトすることになります。鈴羽は、始めからどことなく不思議な存在感を放っているキャラでしたが、意味深というか明らかに中盤以降重要なキーパーソンとなるだろうな……という雰囲気プンプンで登場します。倫太郎との会話一つとっても、今後一体どれが伏線になるんだ……?と、深めな感じのものが多く印象に残るキャラです。
鈴羽の性格は明るく開放的。ある意味、個性派ぞろいのラボメンの中で一番まともっぽいキャラなのですが、携帯電話を使ったことがなければ自転車に乗ったのも最近だという、浮世離れした感じもあります。基本的に誰とでも仲良くなれる性格で対人ウケも良いのですが、シュタゲのメインヒロイン格である牧瀬紅莉栖に対しては、初対面のはずなのに何故か敵意を向けます。
序盤からとにかく不思議な存在感を放つ鈴羽
鈴羽は序盤、物凄く登場回数が多いわけではないのですが、他とは違う存在感を放つ不思議ちゃんで気になります。買ったばかりの自転車を大事そうに磨いているシーンが多く、その絵が印象に残るのですが、それ以上はスルーされたり、かなり視聴者の気は引くけどイマイチどんなキャラクターなのか最初はわからないですね。
そして、明るい性格なので必然的に色んな人物にコンタクトされるのですが、意外と一人が好きなのか群れようとしなかったり、皆の輪の中に入るのも躊躇したりと安定しない印象を与えます。しかし、その不思議ちゃんな所が鈴羽の魅力であり、中盤以降、一気に物語の核心を握るキーパーソンだとわかった時は素晴らしい活躍をします。
阿万音鈴羽は安産体型?!現実的なサイズが多いシュタゲ!
シュタゲの女性陣ですが、全体的に大人しめのスリーサイズだったりします。制作者の好みなのかわかりませんが、一般的な萌えアニメだったらヒロイン勢は巨乳キャラが多いですが、シュタゲはかなり現実的なサイズです。鈴羽に関しても、身長163cm体重51kgと、体重を50キログラム台にしてたりします(大抵の萌え要素が強い作品では女子の体重は40kg台)。
さらに、スリーサイズもバスト80ウエスト59ヒップ86と、かなりの安産体型!まさに現実にも全然いそうな女の子のサイズですね!これが制作者のこだわりかどうかはわかりませんが、こういう細かい所にも現実的な数字を当てはめてくる所が、シュタゲの深みかもしれません(笑)
鈴羽へ倫太郎が付けた名前が「バイト戦士」!
シュタゲでは主人公の岡部倫太郎が仲間たちにドンドン変なあだ名を付けていくのですが、そんな倫太郎が鈴羽に付けた名前が「バイト戦士」!名前の由来は、鈴羽が倫太郎のアパートの下でバイトを始めたのがきっかけだったのと、鈴羽が自分を立派な戦士だと自称したため。いくら相手が狂気のマッドサイエンティストである鳳凰院凶真でも(鳳凰院凶真は倫太郎自身が自らに付けた名前)、バイト戦士と呼ばれたらあまりいい気はしませんね(笑)
【ネタバレ】鈴羽は本当に戦士だった!超強い!
自称立派な戦士の阿万音鈴羽でしたが、本当に強かったことがわかります!確かに趣味は格闘技でしたが、中盤ラボを襲ったラウンダーという組織の連中を、相手は武装しているにも関わらず徒手格闘で一撃!それも、複数人相手にです!リアルに超強かったんですね!そして、倫太郎が過去にタイムトラベルするのをアシスト。特殊部隊の隊員でも難しそうな素晴らしい働きを見せてくれました!
【ネタバレ】鈴羽の父親はダルだった!全然似ていない!
ネタバレですが、鈴羽の父親はダルだというがわかります!その事実を知っても全然実感がわかないダルですが、変態でオタクなダルは鈴羽に「父さん」と呼ばれてまんざらでもない様子(笑)では気になる鈴羽の母親は誰なのかと言えば、人気コスプレイヤーとして登場する阿万音由季(あまねゆき)!鈴羽が父親に似てないのは、由季の血を色濃く継いだからですね(ダルに似ないで良かった)!
阿万音鈴羽の声優はキャリアがあり人気の田村ゆかりさん!
鈴羽の声を初めて聴いた時、独特というか他のキャラと違うなぁ……と強く感じたのですが、演じていたのはなんとキャリアが長くなってきた人気声優の田村ゆかりさんでした!
田村ゆかりさんの代表作は『Kanon』の川澄舞(かわすみまい)や『ひぐらしのなく頃に』の古手梨花(ふるでりか)でしょうか。特に梨花ちゃんは「にぱー」と裏の人格があったので、田村さんでなければその魅力を引き出せなかったと思いますね。鈴羽もある意味、表裏のある人物なので、その辺りの表現はさすがに上手かったです!
阿万音鈴羽は常にシュタゲシリーズにおけるキーパーソン!
シュタゲシリーズ共通して言えることですが、阿万音鈴羽はシリーズを通して必ずタイムトラベルに関わる最も重要な人物だということ。鈴羽がいなければ倫太郎たちのやろうとしている過去改変・未来改変はできないし、そもそも物語として成り立たないですね。
それだけ重要なポジションにいる阿万音鈴羽というキャラクターですが、2018年4月から放送している『シュタインズ・ゲート ゼロ』においても活躍しています!シュタゲゼロでは、過去を変えることを諦めてしまった倫太郎に対して辛らつな態度をとっていますが、本編とはまた違った鈴羽の魅力が見れるので、本編を視聴したら是非ゼロも見てみてください!