様々なキャラが活躍するアニメ地獄少女シリーズ。今回はそんな地獄少女に登場するキャラクターをメインキャラから物語のキーパーソンまで一挙ご紹介します!
目次
【地獄少女】とは?
2005年にアニメ一期が放送され、現在までに4期まで放送されているホラーやサスペンスを題材にしたアニメ。恨んでいる相手を地獄に流すことが出来るサイト、地獄通信にアクセスする人々の様々な人間模様を描いた老若男女が楽しめる作品です。
閻魔あい(えんま あい)CV 能登麻美子
本作の主人公であり、地獄少女として晴らせぬ恨みを晴らす依頼を受ける少女。古風なデザインのセーラー服を着ていて、地獄流しをする際は艶やかな着物に着替える。元々は人間の女の子であるが、一番信じていた者に裏切られ、憎しみで村を焼き払うという大罪を犯してしまったために、地獄から命じられて地獄少女としての任務を行っています。
一目連(いちもくれん)CV 松風雅也
あいの使い魔である三藁の一人で、元は人斬り刀の九十九神でした。現代風なイケメンの姿をしていて、自他共に認めるナルシストです。昔戦場に捨てられていたところをあいに拾われて、以降はあいの仲間となりました。能力は目を壁の中や天井に出して離れた室内などを見ることが出来るという能力です。
骨女(ほねおんな)CV 本田貴子
あいの使い魔である三藁の一人で、見た目はセクシーなお姉さん系の女性。元はあいと同じ人間の女性だっのですが、裏切りの連鎖で殺されてしまい、憎しみからか死にきれずに、人を驚かす妖怪となっていたところをあいに拾われます。能力は体を白骨化させることで、主に相手を驚かせることが多いです。
輪入道(輪入道)CV 菅生隆之
あいの使い魔の三藁の一人で、三人の中では年長であり、初老の男性のような風貌をしています。三藁の中では一番の古株でありまとめ役でもあります。元々は姫様を運ぶ馬車の車輪であり、姫を逃してる最中に事故を起こしてしまい姫が亡くなり、その自責の念から妖怪となってしまっていたところをあいに拾われました。能力は車輪となってあいを目的地へ運ぶことが多いです。
山童(やまわろ)CV 椎名へきる
三期から三藁に加わり、これにより実質四藁となります。見た目は半袖短パンの少年で、とても礼儀正しい言葉遣い。きくりに好かれていて、きくりのことを姫と呼んでいます。元々は他の三藁と違って妖怪ではなく山の妖精の一種で、その山に住んでいた家族と出会い、そして悲しい別れを経験したことで、孤独の寂しさを知り、あい達の仲間となります。四期終盤であい達のもとを離れ、新しく地獄少女となったミチルのもとへと行きました。
きくり CV 酒井香奈子
二期から登場したキャラで、子供のような見た目の自由奔放な女の子。正体は不明で、自称次の地獄少女と言ってますが、あいはもちろん誰からも残念ながら認められてません。基本的に行動が子供じみていて良く問題を起こすのですが、時折さらっと冷徹なことを言ったりする一面も持っています。4期ではお気に入りだった山童がいなくなったことで、珍しく落ち込む姿も見せてくれました。
あいの祖母 CV 松島栄利子
あいと一緒に暮らしている妙齢の女性ですが、アニメ中では一度も姿は見せたことはなく、いつも障子越しに話すか、声だけ聞こえるというシーンしかありません。あいとしか会話したことは無かったのですが、二期の最後で初めて三藁と会話をしました。
人面蜘蛛 CV 柴田秀勝
あいの事を常に見張っている蜘蛛で、背中に大きな目がある。何者なのかは名言はされてはいませんが、あいを地獄少女に任命した存在であり、そのあたりの会話から察するには立場的なものはあいより上の存在と思えます。
柴田一 CV 西村和彦
アニメ一期のキーパーソンの一人で、フリーランスの記者をやっている男性。地獄少女の存在を知り、自身の経験から復讐は良くないことだと、地獄通信を使った人物を見つけては復讐をやめるように説得しますが、いつもあと一歩のところで止められず、最終的には地獄少女の存在意義などと葛藤して、自分の力でどうにか出来ることではないと諦めて物語の舞台からは姿を消してしまいました。
柴田つぐみ CV 水樹奈々
柴田一の娘で小学校低学年の女の子、はじめ同様に一期のキーパーソンの一人。年齢の割に大人びた態度や発言をしていますが、内心は寂しがり屋の年相応の女の子です。閻魔あいと出会った後から精神的なものがあいとリンクして、あいの言葉や見ている景色がつぐみにも見えるようになりますが、あいとは遠い血縁関係があるのでその影響と思われます。一とは違って二期以降も定期的に出演していて、風貌はすっかり大人になっています。
大人になったつぐみ
二期以降たまに出てきますが、その姿はすっかり大人となっていました。3期では学校の養護教員、4期では介護士と、人のためになる職を巡っていました。
仙太郎 CV 豊永利行
あいと同じ村に住んでいた少年で、あいの従兄弟に当たる。村のしきたりで人身供養として殺されそうだったあいを、村人に内緒で六年間かくまっていてあいとは深い絆の仲だったのですが、かくまっていたことが村人にバレてしまい、自身の保身のためにと苦渋の思いで村人と共にあいを土に埋めてしまいました。最後は土の中から蘇って、怒り狂い村を燃やすあいを背に村からいなくなりました。
紅林拓真(くればやしたくま) CV 藤村歩
二期のキーパーソンの一人の小学生で、ラブリーヒルズと呼ばれる新興住宅街へ引っ越してきました。自身の家族を殺した疑惑をかけられてしまい、その恨みを晴らすために一度は地獄通信にアクセスしますが、やはり復讐は良くないと思いとどまります。ですが、街の住民から悪魔の子と呼ばれ非難の対象となり、住人が犯した罪の濡れ衣を着せられたり暴行を受けたりと散々な目に合い、最後は唯一助けてくれていた飯合蛍に地獄流しにされてしまいますが、あいの配慮などもあり奇跡的に生還しています。
飯合蛍(めしあいほたる) CV 大浦冬華
拓真の無実を信じてくれていた中高生くらいの女の子。兄が警察で自信も正義感が強く、町の人々から必死に拓真を守っていたのですが、兄を地獄に流されてしまったことで全てが嫌になり、拓真がいなくなればこんな事は全て終わると信じ、拓真を地獄に流し、自らも入水自殺を図ってしまいます。地獄から生還した拓真に助けられ、病院のベッドで眠っているシーンを最後にその後は不明となっています。
御景ゆずき(みかげ-) CV 佐藤聡美
三期の準主人公ポジションの物静かな普通の女子中学生、ある日閻魔あいに依り代とされて以降は、一期のつぐみと同じような体質になり、閻魔あいと接触した人物がわかるようになり、地獄流しをやめるように説得して周ります。中学3年生となっているが、実際は小学校の時に悲惨な目に合い両親を失い、自身も孤独死してしまっていますので、中学生となったゆずきはゆずき自身の妄想や幻覚の類で、自身が亡くなっている事を思い出した後は、地獄通信の必要性を認め、第二の地獄少女として生きることを決断しました。
高杉秋恵(たかすぎあきえ)CV 沖佳苗
三期の主要人物で、ゆずきの親友の女の子。警察の娘で、父親がもみ消した事件の被害者の娘から復讐の対象として狙われてしまい、ゆずきの目の前で地獄流しにされて消えてしまいました。秋恵の件がゆずきの行く末を大きく左右したとも言える重要な存在です。
寒河江ミチル(さがえ-)CV 和多田美咲
最新シリーズ「地獄少女 宵伽」のキーパーソンで、11歳の女の子。自分が何者なのか思い出せない霊なのですが、地獄流しをする際に度々あい達の前に現れては「それでいいの?」と問いかけていました。その正体は大正時代に村八分にあい、一家全員焼殺されてしまい死んでしまった女の子ですが、あいと同じく憎しみから蘇り、村人を焼き殺した少女でした。そのことを思い出し、ミチルもその大罪を償うために、山童を引き連れ地獄少女となりました。地獄少女の業務はあいと違って比較的依頼を選ぶ傾向にあります。
【地獄少女】登場キャラ紹介まとめ!
4シリーズあるので、様々なキャラが数多く登場した地獄少女シリーズですが、みんな悲しい過去があったり、新しく前を向こうと頑張っていたりと、良くも悪くも共感できることが多々あるキャラだと思います。各シリーズ放送時期ごとにその時の時代背景なども描かれていて斬新な作品ですので、キャラ共々作品もよかったらチェックしてくださいね。