2011年に放送され、爆発的にヒットした『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない』ことあの花。あの花は泣ける作品として芸能人を始め幅広く世に浸透しました。そんなあの花には数多くの感動できるシーンや印象に残るシーンがたくさんあります。なので、1話ずつ一番感動、または印象に残るシーンをピックアップしてみました!
目次
第1話のピックアップシーン『その明日は二度と来なかった』
じんたんのトラウマの根幹の回想シーン。めんまが死んだあの日、秘密基地で起こったこと。あなるが「めんまのこと、好き、なんでしょ?」と聞かれ、ぽっぽに囃したてられてじんたんは、照れと恥ずかしさから思わず「誰がこんなブス!」と言ってしまいます。泣くと思っためんまは泣かずにただ困ったように笑うだけでした。
平和をバスターしてしまった…
その後、じんたんはばつが悪くなり走って帰ってしまいます。じんたんは明日謝ればいいやと思っていました。しかし、その明日は二度と来ることはありませんでした。じんたんが帰った後、めんまが事故死したことが父親から伝えられ、ものの見事に平和をバスターしてしまったみんなは疎遠になっていきます。
第2話のピックアップシーン『みんなでノケモン』
みんなでワイワイノケモンをやるという多分同じ経験をした人も多いはずのシーン。秘密基地でぽっぽと再開したじんたんは、めんまとの約束がレアノケモンをゲットすることだと考えたじんたんとぽっぽは昔懐かしい、今より何世代も前のノケモンをプレイします。しかし、そのレアノケモンは通信交換でしか手に入らないノケモンでした。世代的にはニョロトノとかヤドキングみたいなものでしょうか?
昔に戻った三人
一人ではどうにもならなかったので、じんたんとぽっぽはあなるの家に行きレアノケモンをゲットしようとします。ぽっぽはボーボボを読み始めてしまったので、あなると二人でレアノケモンをゲットすることに。何だかんだで滅茶苦茶盛り上がり、三人はつかの間昔のように仲良しに戻ったかのようでした。
第3話のピックアップシーン『めんまを見た?』
めんまのためにとぽっぽが企画した集まりに、何だかんだで全員が集まります。来るわけないと思っていたゆきあつも参加し、その場にいためんまも喜びますが、そこでゆきあつは「めんまなら居たぞ」と言い出します。それから、めんまとぽっぽはめんまを探しに行きますが、残ったじんたんにゆきあつは「お前だけじゃなかったみたいだな、めんまが見えるのを」と言います。元々、怪しげな行動をしていたゆきあつの意味ありげなシーン。まさかこの後あんなことになるとは…。
第4話のピックアップシーン『拗らせていた男』
あの花を代表する衝撃的シーンでゆきあつというキャラクターにとてもないインパクトを与えた例のアレ。ここまでのお話でヤバい気配を漂わせていたゆきあつは、つるこの策略でじんたんに煽られます。全く気にしていないようクールに振る舞っていたものの、実は内心かなり動揺しており、その動揺はゆきあつをまさかの行動に走らせます。
めんま現る?
秘密基地に集まったじんたん、めんま、あなる、つるこ、ぽっぽ。コーヒーブレイクもつかの間、めんまとぽっぽが夜の野山でめんまの姿を見つけます。それを皆が追いかけますが、つるこはそのめんまの正体を知っているようでした。めんまの正体はゆきあつでした。ゆきあつはめんまの死の原因が自分にあると思っていたことで誰よりもめんまの事を引きずっており、めんまの姿に女装して野山を走り回るという行動に走らせていたのです。
第5話のピックアップシーン『めんまが絡まなければイケメンな男』
あなるは最近友達との付き合いが悪く合コンに行くことを断れませんでした。でも、その合コンを途中で抜け出したあなるは一緒にいた男に強引にホテル連れていかれそうになります。あなるの大ピンチを救ったのは偶然?通りがかったゆきあつでした。
シンパシーを感じるゆきあつ
頭脳明晰で運動もできるが腕っぷしには自信がないゆきあつはみんなを呼び振りをして男を追い払います。めんまが好きだけど振り向いてもらえないゆきあつはじんたんが好きだけど振り向いてもらえないあなるに対してシンパシーを感じていました。遠慮がないところも嫌いではなかったようです。ゆきあつは「付き合ってみるか?」と冗談っぽく言いますが、断られてしまいます。
第6話のピックアップシーン『男をみせるじんたん』
めんまの願いは引きこもりの自分を責めたような願いなのかもしれない。そう思ったじんたんは学校へ行くことになりますが、あまりの居心地の悪さに周囲の視線が気になってしまいます。しかも、引きこもりは聴覚が鋭くなるので自然と周囲の雑音が耳に入ってきます。でも、噂の元はじんたんではなくあなるでした。
かっこいいじんたん
あなるは以前、ラブホに連れ込まれそうになりその姿をPTAに見られあらぬ誤解をかけられていました。あなるの自分はやっていないというメッセージを受け取ったじんたんはいてもたってもいられず立ち上がり、引きこもり特有のたどたどしさを残しつつもあなるを擁護します。あなるは思わずじんたんを引っ張って学校の外へ逃げますが、あなるには笑顔が戻っていました。じんたんがかっけーシーンです。
第7話のピックアップシーン『ぴかぴかひかるじんたん』
最近、じんたんの帰りが遅いことをめんまは怪しんでいました。実際にはめんまの願いを叶えるための花火の費用を賄うためにアルバイトに勤しんでいました。めんまはあなるの電話での会話からじんたんがやろうとしていることを知ります。
かっこいいじんたん
めんまは自分のために工事現場で働くじんたんを見て涙を浮かべます。じんたんがずっとめんまのことを考えて行動していたことを知って、じんたんの方にライトを向けます。「かっけぇんすよ…ぴかぴかひかるじんたん」と言ってじんたんを見守ります。何だかんだで仲間思いなじんたんがとてもかっこいいシーンです。
第8話のピックアップシーン『けんかはしちゃだめです』
ゆきあつとつるこの家にじんたんの家から無言電話がかかってきたことを追求するゆきあつは、めんまのことばかり口にするじんたんにくってかかります。めんまが見えず、めんまの存在を信じられないゆきあつらは怒りを露わにしますが、それを見ていためんまが日記を使って自分がいることを証明します。
日記に書かれていたのは?
日記には「今日は大きくなったみんなと秘密基地であそびました。けんかはしちゃだめです。超平和バスターズはいっつも仲良しです。」と新しく書き込まれていました。その文字は明らかにめんまのもので、ゆきあつやつるこに半信半疑だったぽっぽやあなるもめんまがそこにいることを信じるしかありませんでした。ゆきあつはめんまの字だとすぐに分かり信じました。ゆきあつはめんまが絡むと何でこうイケメンじゃなくなるの?
第9話のピックアップシーン『ポルターガイストめんま』
みんなにそこにいることを信じてもらえためんまはじんたんの家で蒸しパンを作って振る舞います。でも、じんたん以外には姿が見えないのでその様子はポルターガイスト現象以外の何物でもありませんでした。視聴者的には全くホラー要素のないシーンですが、実はホラーなシーンです。
第10話のピックアップシーン『消えなかっためんま』
紆余曲折あったものの、花火は完成し打ち上げの日も決まりました。それでもじんたんの中にはまだ葛藤がありました。めんまの願いを叶えればめんまは消えてしまうだろう。このままめんまといたい気持ちもあるけど、成仏して生まれ変わることはめんまの願いでした。
空に消えてった打ち上げ花火
花火を見守るそれぞれの想いを余所に、花火は打ちあがります。めんまを成仏させるための打ち上げ花火。じんたんは最後まで葛藤していました。これでめんまとはお別れ……のはずでした。でも、花火を打ち上げた後もめんまは消えませんでした。
最終話のピックアップシーン『めんま、見ーつけた』
花火を打ち上げてもめんまは消えなかった。みんなはめんまのためではなく、自分が楽になるためにめんまを成仏させようとしていたことを吐き出し、皆は団結しめんまの話を聞くことにします。でも、実際にはもうめんまの願いは殆ど叶っていて消えかかっていました。じんたんは消えかかって自分ではもう立てなくなっためんまを抱えて、秘密基地へと走ります。
かくれんぼだよ
秘密基地に着いたとき、もうめんまはじんたんにも見えなくなっていました。辛うじて声がけは聞こえる状況で、めんまは「かくれんぼだよ」と言い、最後の力を振り絞って皆に手紙を残します。山の中を走り回り、必死でめんまを探すみんなはめんまが残した手紙を見つけます。でも、じんたんは最後にめんまを見つけなければ終われないと涙ながらに叫びます。
めんま、見ーつけた
もういいかいと涙ながらに叫ぶ皆に、もういいよとめんまが答えると、それはじんたんだけでなく他のみんなにも聞こえました。そしてじんたんにしか見えなかったはずのめんまはみんながその姿を見ることが出来ました。皆に見つけられためんま、最後は笑いながら成仏していきました。最後の演出も桁外れに素晴らしくて、涙なしには見られないあの花の最高の思い出になるシーンです。
あの花感動シーンまとめ
あの花に登場する印象に残ったシーンをピックアップしてみました。その世代の人なら若い頃飽きるくらいに聞いたであろうエンディングテーマを使った演出は思い出補正も合わさってとても心に残るものでした!本当に泣きたい!そんなアニメを探しているなら、あの花はガチでおすすめの作品です!