ルルーシュが、自分を捨てた父親やブリタニアに対して復讐するためにはじまった反逆。その結末は結局のところどうなったのか?途中話がややこしすぎてそんな風に思っている方もいるかもしれません。今回は、コードギアスの結末であるゼロレクイエムというのがどんなものかということをまとめてみたいと思います。
ゼロレクイエムの目的は?
ルルーシュはシャルルをCの世界で葬り、全世界を統一する皇帝となりました。そしてルルーシュは、
皇帝として国内外において権力をふりかざし、独裁政治を行います。それは結果的に世界中から憎しみを買うことになりました。しかし、ルルーシュの目的はまさにそこだったんです。ルルーシュは自分が絶対的な悪になることで民衆からの憎しみを全て自分に向けるようにし、そんな悪である皇帝を正義の味方である「ゼロ」が公の場で暗殺することで人々の憎しみの連鎖を断ち切るというのが目的だったんです。
ゼロレクイエム実行
皇帝となったルルーシュは、実の妹と、黒の騎士団の構成員の公開処刑を行うパレードの最中にゼロが現れます。ゼロの正体はルルーシュのはずなのに何故ゼロが現れるんだ?と言う感じですが、実はこのゼロ。正体はスザクだったんです。そしてゼロに扮装したスザクは、ルルーシュを剣で刺し殺してしまいます。こうして悪である皇帝ルルーシュは消え、これまでの戦争も終わり、世界はリセットされることとなりました。自分の死を以って、世界の争いを終結させたんですね。
ゼロレクイエムの真相を知る人物は?
この作戦を知っていたのは、ルルーシュ、スザク、C.C.、ジェレミア、ロイド、セシル、ニーナ、咲夜子さんであると思われます。作戦決行時には、カレンやナナリー、藤堂、星刻もこの作戦の全容を理解したと見られています
ゼロレクイエムの後、ルルーシュとスザクは?
幼馴染でありながら、ゼロとして、名誉ブリタニア人として戦いを繰り広げてきた二人です。過去の贖罪として死に急ぐ傾向にあったスザクですが、自分が死ぬことよりも、ルルーシュを殺して世界をリセットさせることを選んだスザク。そして、自分のしてきたことを死を以って償うことを決めたルルーシュ。最後はお互いを許し合って、本当に大切な友人としてお互いのために行動したように思えますね。
ゼロレクイエムのまとめ
今まで友達として、敵として関わりあってきた二人。最後はこのような形で協力し合い、お互いの決着をつけたと言う風に見ることが出来ますよね。R2になってなんだか話がややこしくなってきたコードギアスですが、最後のこの結末は本当に衝撃的でした。ルルーシュはいろんな意味で世界を変えてきた人物ですよね。世界、ギアスをかけてしまった人たち、無念にも自分のせいで死ぬことになってしまったユフィや、母や妹に対する誤解など全てに対しての贖罪、そして後悔をこうすることでしか終わらせることができなかった無念さや、ルルーシュの覚悟が感じられる最後だったと思います。ルルーシュのことを一生懸命追ってきた視聴者にとっては悲しい結末だったんじゃないでしょうか。でも、立派な最後だったと思います。ギアスは最後まで胸を熱くさせてくれるアニメですね!